ぐうたらたぬき途中下車

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2017年03月27日
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カテゴリ: 京阪沿線ぶら歩き

京都・四条通の八坂神社の北側を東に少し歩くと、浄土宗の総本山・知恩院に到着します。境内に入ると階段の上にそびえ立つような大きな三門が目につきます。


三門は元和7年(1621年)、徳川秀忠の命により建立されました。平成14年には国宝に指定されています。


元祖・法然上人の御影(みえい)がまつられている「御影堂(みえいどう)」は現在、平成30年度末までの予定で大修理が行われております(写真・上)。
御影堂は寛永10年(1633年)の火災で一度焼失しましたが、徳川家光によって再建されました。平成14年、国宝に指定されています。



御影堂の南東には、経蔵が建っています。元和7年に建立されたもので、重要文 化財に指定されています。 内部には宋版の一切経(約5900余帖)が収められているそうです。


経蔵の横から奥に向かって階段があります。「智慧乃道」と書かれており、左側には法然上人の立像が置かれております。


階段を上がると、その先に「御廟」があります。法然上人の遺骨が納められているそうです。現在の建物は、慶長18年(1613年)に改築されたものだそうです。




さらに先に進むと「千姫の墓」があります。千姫は、二代将軍徳川秀忠の長女で、幼くして、豊臣秀吉の息子 秀頼の元へ嫁いだ人です。

墓の奥には「濡髪大明神」という祠がありました。
江戸時代初期、古くからこの地に住む白狐が、濡れ姿でシクシクと泣く童子のかっこうで、知恩院の上人の枕元に現れたといいます。聞くと、御影堂が建設されたために住処をなくしたとのことでしたので、童子のために寝ぐらを作ったそうです。その後、その童子は濡髪童子と名づけられ、祠におまつりされたということです。


知恩院については、日を改めて、もう少しご紹介したいと思います。







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最終更新日  2017年03月27日 00時40分33秒
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