なほまる日記

なほまる日記

PR

プロフィール

なほまる.

なほまる.

カレンダー

お気に入りブログ

しんの株式投資日記 ソンキンさん
宮木京子の さらさ… 宮木 京子さん
Lovely HP らぶりぃぃ~さん
南の島でのんびり暮… マリリン2004♪さん
mistyの日々徒然日記 misty2004dxさん

コメント新着

王島将春@ Re:1月の読書メーター(02/10) はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
http://buycialisonla.com/@ Re:チビ子のお習字(01/09) cialis urine flowveterinary use of cial…
pomodori_rossi @ Re:2011年の10冊を選んでみました(01/23) 葉室麟さん、良かったです。 これからぼ…
2006年09月14日
XML
「micky-momoさんのブログ」
あんまりずっと来ないので、どんな話が「おもしろそう」と思ったのか忘れてるくらい。

だからまた改めて最初の設定にびっくりしましたよー、図書館に軍隊があるってか??


図書館戦争


ことのつまりは、戦時下・戦後の「検閲」のような機関を国が作る という法律が施行されてしまったこと。
よく理解しないまま決まってしまい、施行されてみたら本がどんどん自由に読めなくなってしまった。
「こじきのじいさん」って書いてあるだけで「不適切用語の本」として、検閲の機関が没収。
これじゃあまずい ということで、これを相殺できそうな法律を考え出した。
今度は「図書館はどんな本もみんなに自由に読んでもらう権利がある」みたいなやつ。
回収されるような本も図書館に所蔵して、みんなに貸し出しし、自由に読んでもらえるようにする。
そして、検閲機関から図書館を守るために、職員の一部が「防衛員」という軍隊組織になり、本を守る。
その軍隊(図書隊)に入った女の子のお話。

作者があとがきで「行政戦隊図書レンジャー」と書いているのですが、そういうノリです(笑
主人公は多分「黄色」のポジションかな?(笑


内容を全く忘れていたのもあるのですが、最初のこの設定に少々ひきかけました・・・。
ちょっと設定が無茶すぎるんじゃあないの? と思って。

でも、すぐかなたから「大波」がやってきました。

どどーんとやってきた「大波」にわたくし・・・・・



どどーんと乗りましたー!





そして最後まで連れていかれました(爆
面白いです。笑えます。

もう設定がどうのこうのは気にならなくなるんですよね。
何が面白いかって、設定も勿論だけど、でてくるキャラも笑えるし、魅力的。

あとがき読んで、恥ずかしながら有川さんが女性だとはじめて気がついたのですが、
(旦那に感謝って書いてあってびっくりしました)
主人公の教官として出てくる三人の男性が、みな女心をくすぐる魅力的な人ばかり。
あー、やっぱり女の人が書くとツボがきっちりわかってるなあ などと思ったのでした。
(micky-momoさんも同じことを書いてらっしゃるのに、それも読んで忘れてました・・・)


続編の「図書館内乱」が発売されたばかりだそうです。
直近すぎてまだ図書館には入っておらず、予約もできないのですが、
内乱ってことは「館長代理」が何か関係してるのかしら? 
と「早く読みてー」モードになっています。


図書館内乱
   「図書館内乱」


余談なのですが、この話の中で図書館が武装化していくきっかけになったある事件がありますが、
その舞台となったという設定の図書館は本当に良い図書館です。
そこはその名前の通りの、ある自動車会社が拠点をおいていたり、他にも大きな工場施設があるので、
比較的税収は豊かな方なのではないかと思います。
さらに、うろおぼえですが確かK政党の地盤が厚く、教育・福利厚生面的でかなり整備されているそう。
その一環で図書館も立派なものになっています。蔵書も多いし素晴らしい。
建物だけでなく、子供に本を読んでもらう取り組みなども熱心に行っているようです。

こんな形で図書館が取り上げられて、当事者の方はちょっと「にやり」としているのでは? 
なんて思いました。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年09月14日 09時54分01秒
コメント(8) | コメントを書く
[読んで(観て)みました] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: