今晩は父の付き添いで病院に泊まっています。
夜中も定期的に看護師さんが父の様子を見にきます。
肺炎は肺にタンが溜まり、高齢で体力が衰えていると、それを咳払いをして自力で出すことができません。
そこで鼻から管を入れて吸引しますが、それでも奥にあるタンは、本人が咳払いして上げないと吸引もできません。その様子は横で見ていると、こちらも辛くなります。
しかし、これをやらなければ、何かの拍子に肺の奥に溜まっていたタンが一気に溢れ出て、窒息してしまう可能性があります。
昼間そうなり、父は窒息して、一時予断を許さない状況なりました。
だから、ナイチンゲールのように父にとても優しく接する看護師さんも、タンが溜まって咳き込んでいない時でも、心を鬼にして、本人が辛いのを承知で、夜中、吸引作業を行います。
「愛は活かす心」と講座で、日頃お伝えしています。そして、活かすためには時に愛は心を鬼にして、厳しく接することもあるとお話しています。それがただの「好き」や「優しさ」と「愛」の違いだと。
それを改めて、目の当たりにしています。
タンの吸引、ベッドでの体の移動、等々。
看護師さんには、本当に頭が下がります。
心よりありがとうございます。
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