TEA&GARDEN ちょっとひとりごと

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朝寝嬢

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April 26, 2024
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カテゴリ: 美術館・博物館

​​​​​
次男の大学卒業式 に出席するため、
​三田​ に行った 帰り に立ち寄った、
​『モネ 連作の情景展』。​






3/19




​​​​​

​​​ 大阪中之島美術館 ​​ にて開催。














​​​ ​印象派​ 代表 する 画家 のひとり、​​​
クロード・モネ (1840-1926)は、​
​​​ 自然の光 色彩 に対する
並外れた感覚 を持ち、​​​

柔らかい色使い と​
あたたかい光の表現 を得意とし、​
自然の息遣い が感じられる作品を
数多く残しました。​








​​ ​同じ場所​ ​テーマ​ に注目し、​​
異なる天候、異なる時間、異なる季節 を通して​
​​ 一瞬の表情 風の動き、 ​​
​​ 時の移り変わり
カンヴァスに写しとった 「連作」 は、​​

モネの画業 から
切り離して語ることはできません。​



うつろいゆく景色 と、​
​その ​全ての表情​ を描き留めようとした​
​​ モネの 時と光に対する探究心​
感じられる 「連作」 は、​​

​​巨匠モネ​
画家としての 芸術的精神 を​​

色濃く映し出している と言えるのかもしれません。​












​​​ 1874年
第1回印象派展 開催 されてから​​​

​​ 150年 節目 を迎えることを記念し、​​
国内外のモネの代表作約70点
一堂に会す本展では、​

モネの代名詞 として
日本でも広く親しまれている​

〈積みわら〉〈睡蓮〉 などを
モティーフとした​

​​ 「連作」 焦点 を当てながら、​​
​​ 時間や光とのたゆまぬ対話 を続けた
画家の生涯 をたどります。


​​








​また サロン(官展) を離れ、​
印象派の旗手 として
活動を始めるきっかけとなった、​

​​ 日本初公開 となる
人物画の大作 《昼食》 を中心に、​​

「印象派以前」の作品 もご紹介し、​
モネの革新的な表現手法 の一つである​
​​ 「連作」 に至る 過程 を追います。​​



​​ 展示作品の
すべてがモネ作品​
となる、​​

壮大なモネ芸術の世界 をご堪能ください。











展覧会 5章 構成。






​​ 第1章 印象派以前のモネ
    Monet, His Early Works
​​

​​ ​パリで生まれた モネ はル・アーヴルで成長し、​
​風景画家 ブーダン との出会いを契機に​
​​ 戸外 風景 を描き始めました。​​

画家を志して18歳でパリに出て、
アルジェリアでの兵役を経て絵の勉強を続けます。


​画塾で出会った ピサロ 、​
ルノワール、バジール らと親交を深めました。​


​​画家の登竜門である サロン
1865年に初入選 しますが、​​

審査の厳しくなった保守的なサロンでは評価されず、
​その後は 落選が続き ました。​

1870年に普仏戦争が始まるのを機に、
​妻子とともに
イギリスとオランダに滞在 します。​




本章では、
​初来日の大作​ 《昼食》 や​​
オランダで描いた風景など、
​モネの初期作品​ をご紹介します。​ ​​





パンフレットより

​​ 『昼食』








​​ 第2章 印象派の画家、モネ 
         Monet: the Impressionist ​​

​​​ ​​ 1871年末 から、
​​​ ​モネ​ パリ郊外 アルジャントゥイユ
暮らし始めます。​​​


​モネ​ と仲間たちは ​1874年春、​
​​ パリ 第1回印象派展 を開催し、​​
サロンとは別に発表の場を設けて活動しました。


精力的な制作の一方で、
​景気後退により 経済的に困窮 し​
​1879年には 妻カミーユが亡くなる など、
苦しい時期 でもありました​


本章では、
​​1870年代から80年代​ にかけて​
​​ セーヌ川流域 拠点 に​​
​各地を訪れて描いた
モネの作品 を展示します​



アトリエ舟 で自在に移動し、​
​​ 戸外 で制作した
​印象派らしい多様な風景画​ を​​

ご覧いただきます。







パンフレットより

​『モネのアトリエ舟』​






ポストカードより

​『ヴェトゥイユの春』







​​​​

​​ 第3章 テーマへの集中 
    Focusing on One Subject

​​

​​​​​ ​モネは 新たな画題 を求めて、​
パリ近郊 はもちろん、​
​​ ノルマンディー地方 ブルターニュ地方、 ​​
​​ 地中海の港町 など
​ヨーロッパの各地​ を訪れて制作します。​​



​時には 数ヶ月も滞在 して、​
​人影のない海岸​ などを好んで描きました。​


本章では、
​​​ ノルマンディー地方
プールヴィルの海岸
エトルタの奇岩 など、​​​

​モネが 何度も訪れた場所の作品群 をご紹介します。​


滞在中、
​​​ 同じ対象 であっても 季節 天候、 ​​​
時刻 によって、​
海や空、山や岩肌の表情 が​
絶え間なく変化する様子 を​
​モネは ​カンヴァスに描き留め​ ていきました。​







パンフレットより

​『ヴァンティミ―リアの眺め』​




この絵の 色彩が好き で、
写真立て入り のを
グッズ売り場で 購入 しちゃったわ。


今、リビングに飾ってる♪

*´艸`



コレ













​​​​​​

​第4章 連作の画家、モネ 
    Series Paintings

​​

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 1883年、
​​モネは ​セーヌ川流域 ジヴェルニー​
​定住​ します。​​



やがて、
​自宅付近の 積みわら が​
​光 を受けて 刻々と変化する様子 を​​
​同時進行で何枚も描く​ ようになりました。​


​1891年に デュラン=リュエル画廊 で​
​​それらを 「連作」 として展示すると
大好評 を博し、​​

国際的な名声 を築きました。​


以後は
​​ 別のテーマ でも
次々と連作に着手 します。​​






​1899年からは ロンドン を訪れ、​
​​〈チャリング・クロス橋〉​ や​
​​〈ウォータールー橋〉​ などに取り組みました。​



​​ ​「連作」​ という手法の 着想源の一つ には、​​
​モネが愛好した
日本の浮世絵版画の影響 も指摘されています。​








​一部のみ撮影可 ​​
この展覧会。


終盤に近い
この章から、
撮影可の作品が・・・











『ウォータールー橋、曇り』








『ウォータールー橋、ロンドンの夕暮れ』









『ウォータールー橋、ロンドンの日没』






同じウォータールー橋
​曇り、夕暮れ、日没​ と描いていて。



アタシには、
日没 の方が
夕暮れっぽく見える んだけどなあ。

​​ ​​ っぽいから。


・_・










以下は
ポストカードより


​『テムズ川のチャリング・クロス橋』​








​『積みわら』



​この ​『積みわら』、​
休んでる人がいる のがいいわね。


好き。









第5章 「睡蓮」とジヴェルニーの庭
  Water-Lilies and the Garden in Giverny​​​​


​​​​​​​​​​​​​​​​​

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ ジヴェルニー 自宅 は​
​​ モネの創作 にとって 最大の着想源 となりました。​​

​​ 「花の庭」 「水の庭」 を本格的に整備し、​​
​​ 花壇の草花 や、
睡蓮のある池 を描いています。​​



​​次第に 制作の大半 〈睡蓮〉 となり、​​
​​ 池の水面に映る色と光
抽象的な ハーモニー が​​

次々に誕生します。


晩年のモネ は、​
後妻のアリス や家族に支えられ、​
視覚障害 に悩みながらも​
​​ 86歳 で亡くなるまで 制作 を続けました。​​



本章では
モネがジヴェルニーで描いた村の様子や、
​​モネが愛した庭​ さまざまな情景
ご紹介します。






この章は 撮影可 が多くて。



『芍薬』













『睡蓮』









​『睡蓮』​










​『睡蓮、柳の反影』​








​​



​『睡蓮の池』​













以下 2作品 は、
​​ ​大阪展限定。​ ​​



『睡蓮の池』​





水面に周りの木々が映り込んでる
こーゆー モネの絵、
すごく ​好き。​







​『藤の習作』​






これ 白藤 だよね ?


この絵を見た時は
なんとも思わなかったけど、
今振り返ると、
最近見た、
松應寺や平安神宮の白藤と重なる
わ。



​松應寺





​平安神宮​








ていうか、
この絵を展覧会で見た時は、
藤というよりも
葡萄みたい だと思ったんだった。​​​​​​​​​​​​​​​​


マスカットとか、
黄緑のやつ。


そう、
あまり藤としては見てなかったんだった。

^ ^;















この展覧会、


​    オールモネで
   すっごく ​贅沢 ! ! !






なかなかないよねぇ。
こーゆーの。





チケット代、
2,500円 もするけど、
仕方ないかなあと思う 納得度。

^ ^;









ただものすごい 人気 で、
人が多く、
混雑 するので、
​平日16時以降がおすすめ。​​



・・・という 情報
あらかじめ仕入れていたので、
15時過ぎに行った んだけれども、
​16時半​ なんて
​がら空き。​




ひとりで一つの絵を
​独占して見る​ こともできちゃって。​


​ *´艸`​





15時台には
ゆっくり見られなかった絵を、
16時半から
もう一度見直し たりしちゃったわ。


そう、
​モネ二巡。(笑)​









この展覧会、
​5/6​ まで 開催。



閉幕間際 だし、
ゴールデンウィーク だし、
メッチャ ​混みそう​ だけど
とても良いので 是非是非♪

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​






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Last updated  May 6, 2024 04:58:19 PM
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