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2024/11/28

北海道の旅・・（30)

(13)

カテゴリ：国内旅行

大通公園の東端に立つ高さ144mの「さっぽろテレビ塔」

札幌におけるテレビ放送開始を機に1956年に電波塔としての建設がはじまり
翌1957年には札幌のパノラマ風景を楽しめる展望台が完成しました・・

地上約90mの高さにある展望台からは
西に手稲山や大倉山シャンツェ・東には豊平川や石狩平野を一望でき
天気の良いときは石狩平野や遠くの日本海まで見渡すことができます・・

展望台の南東側は足元から天井まで続く一枚ガラス
その名も「怖窓（こわそ～）」・・
足元に見える景色と外側へ傾いた傾斜がスリル満点です・・

時計台

札幌市時計台」その正式名称は「旧札幌農学校演武場」
北海道大学の前身である札幌農学校の施設として
初代教頭であるクラーク博士の構想に基づき明治11年に建設されました・・

これまでに教育団体の事務所や軍用施設
昭和には市立図書館として活躍してきたこの建物は
昭和45年6月に国の重要文化財に指定・・
幾度かの修復工事を経ながら
現在は札幌市を代表する名物スポットとして
そして市民に時を告げる時計塔として愛され続けています・・

2階建ての館内は1階が大展示室・2階がホールとなっています・・
館内に足を踏み入れてみると内壁がうすい緑色をしています・・
1階の大部分は「旧札幌農学校演武場」や
「札幌市時計台」の歴史や歩みを知ることができる資料やパネルを展示しています・・

ブルックス着任の晩餐会料理

開拓使時代の食生活の一端を物語るものとして
農学校教師ブルックス着任の際の晩餐会の献立です・・

鹿・白鳥の肉料理やコーヒー・パン・アイスクリームなど
本格的な洋食料理と言えます・・

2階ホールは明治時代に授業などを行う講堂として使用されていた場所です・・
ここでは2017年に新たに設置されたクラーク博士像に出会うことができます・・

こちらの像はクラーク博士が教頭として着任した
50歳頃を当時の写真や資料を基に作られました・・
ベンチにともに腰掛けて記念撮影ができます・・

クマさんも一緒に

(≧∇ノ■ゝハイ、チーズ♪

時計機械の交換部品です・・
時計台の時計機械は明治14年に設置され
今までにケースの中の部品を交換しました・・
120年以上経過したにも関わらず時計機械の部品はほとんど行われず
当時の姿を留めています・・

このような昔のままの姿で動いている時計機械は
世界的にも大変めずらしく貴重なため
この建物と一緒に国の重要文化財に指定されています・・

塔時計本体は今も現役で活躍しているため
実物を間近で見ることはできませんが
同じ仕組み・同じアメリカ「E・ハワード社」製の姉妹機が展示されています・・

こちらは本体と同様にネジを巻き石の振り子によって時計の針が進む仕組み・・
近くで見ると迫力があります・・

13時過ぎにレンタカーを返却するために出発
レンタカーを14時35分に返却し14時50分の送迎バスで空港へ
空港へ着いたのが15時過ぎ

新千歳16時45分発SKY174便に乗ります
お腹が空いたので
レストラン街に

人気の海老ラーメンはすごい行列
比較的空いていた弟子屈ラーメンへ・・
いりこ（煮干し）だしのラーメンです・・
味噌と醤油を注文してお互いに味見・・
どちらも美味しかったです・・

お土産に買ってきたのは定番・・
私たちは旅に出てもあまりお土産を買いません・・
留守をしているノブに買ってくるだけです・・

時間がなくて大慌てで買ったのに
飛行機が20分遅れ・・
待っている間にすごい雨になって・・
バス移動だったので濡れちゃった・・
神戸に19時着
自宅についたのは20時40分・・

今回の旅で一番印象に残っているのはアイヌの歴史でした・・
自然を神として崇め共存して知恵をつかって生きてきた姿をみて
感動を覚えました・・

終わり・・

この日歩いた歩数　　13384歩　　約8.6km

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