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2019.07.21
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カテゴリ: Tips_Office


 Onlineアプリのような形で、Webブラウザで、無料サインインして「Microsoft Flow」を利用することができます。







 「
Microsoft Flow」とは、WindowsやOffice、Webサービスなどの簡単な操作、タスクを自動で実行させることができるプログラム(Flow)をブロックを組み合わせるように簡単に作成できるツールです。

▼これは、Office 365のアカウントでOfficeのサイトにサインインした画面ですが、
個人のMicrosoftアカウントでサインインしても Microsoft Flow」を利用できます。どちらの場合も Flowの無料プランを利用できます。



 簡単に Flowを 作成できるといっても、一から作成するには予備知識がないと難しいですが、既製のテンプレートがたくさんあるので、その中から選ぶ形であれば、すぐに利用することができます。

 スマホの写真を選んでOneDriveにアップロードしたり、メールの添付ファイルを自動でOneDriveにコピーしたり、天気情報をスマホに通知させたり、といった簡単な動作をするFlowのテンプレートが大量にあるので、選ぶだけで試してみることができます。

「CNN のトップ ニュースの日刊ダイジェストを受け取る」というのもありましたが、選んで保存するだけで使えました。

 ただし、私のOffice 365ProPlus のアカウントでは、メールが使えないので、メールを受け取ることができません。なぜならば、このテンプレートでは、「Microsoft Flow」にサインインしたアカウントのメールアドレスにメールを送る仕組みになっているからです。

 メールが使えないOffice 365ProPlus のアカウントで作成する「Flow」については、サインインしたアカウントのメールを利用するものは使えないことになります。

 正確には、機能するけれども、無効のメールアドレスにメールを送信している、ということになります。

 もちろん、任意のメール送信先を指定できるようなFLowであれば利用することができます。

 プログラムコードを開いて眺めても、ニュースダイジェストのメールの送信先に任意のメールアドレスを指定する方法がわからないので、とりあえず、このようなメール送信型のFlowを利用するためには、個人のMicrosoftアカウントを使うのがよいと思います。

 「Microsoft Flow」に個人のMicrosoftアカウントでサインインして、「CNN のトップ ニュースの日刊ダイジェストを受け取る」のFLowを有効にすると、個人のMicrosoftアカウントのメールアドレスにメールが送信されました。



なお、「Microsoft Flow」のサイトで、 Flowを設定すると、 スマホのFLowアプリ(サインインして使います)に、 FLowの 「ボタン」が表示されるようになります。
 スマホに表示されている



 アクションが、スマホへの通知になっている場合は、パソコンでは通知の内容が見られないので、スマホにアプリをインストールして利用することになります。

▼iPhoneにインストールした「Flow」アプリは、Microsoftアカウントか、Office365のアカウントでサインインして利用します。



スマホのFLowアプリは、同時に複数のアカウントでの利用に対応していないので、アカウントを切り替える場合は、サインアウトしてから、サインインし直す必要があります。簡単に切り替えることができないので、面倒くさいです。

Office 365のアカウントが対応しているのは、OneDrive for Businessであり、 個人のMicrosoftアカウントが対応しているのは OneDriveです。

 Flowの動作の中で対象となるドライブも、サインインしたアカウントに対応したものが基本になります。

OneDrive for Businessを利用する Flowは、 Office 365のアカウントでサインインして作成するのが基本ですが、個人のMicrosoftアカウントでサインインしている場合でも、Flowの設定画面の中でOneDrive for BusinessのところにOffice 365のアカウントを登録することで使えるようになったりします。

 なお、「OneDriveに追加されたファイルをOneDrive for Businessにコピーする」という2つのドライブにまたがる操作のFlowもあります。

 この場合も、Flowの設定画面で、OneDriveとOneDrive for Businessへのサインイン情報をそれぞれ登録することになります。その後、それぞれのドライブにアクセスできるようになるので、それぞれのドライブでFlowの対象にするフォルダを選んで、フォルダを登録します。

 このFlowによって、OneDriveのAというフォルダにファイルが追加されたら、OneDrive for BusinessのBフォルダにコピーするというような運用が可能になります。

 「10分後に通知する」というタイマーの
Flowもありますが、編集で、時間を変更することができる形だったので、「3分後に通知する」という Flowにしました。
 Flowの名称も 「3分後に通知する」に変更しておきます。 これで、 Flowのボタンを カップ麺のタイマーにすることができます。

 「上司に "今日は在宅勤務にする" というメールを送信する」(作成者:Microsoft)というFlowもありますが、マイクロソフトでは、在宅勤務が頻繁にあるということのようです。

 なお、無料のFlowでできること自体は、個人のMicrosoftアカウントとOffice 365のアカウントであまり違いはありません。

 実行回数やイベントのチェック間隔に少し違いはあります。個人のMicrosoftアカウントでは1カ月あたりのFlow実行回数が750回までですが、Office 365のアカウントでは2000回です。Flow作動のトリガーとなるイベントのチェック間隔は個人のMicrosoftアカウントでは15分間隔ですが、Office 365のアカウントでは5分間隔です。

 Flowが動作すると、ガジェット感があって、楽しかったりするので、とりあえず、
使えそうなテンプレートがあれば、いろいろと試してみたいと思います。

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Last updated  2022.07.30 08:33:00
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