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”カンクラ雪渓”から一踏ん張り急勾配に耐え抜けば、広大な室堂平です。ここには緩やかな起伏の広大な草地が広がっていて、今を盛りに多種多様な高山植物が咲き競っています。中でもワタクシのターゲットとするところはクロユリ(黒百合)です。これだけの大群落には他の山域で出会ったこともないし、話に聞いたこともありません。10年前と比べても、ボリュームは一段と拡大したように思えました。ただ惜しむらくは、規制線が張り巡らされて、近づくこともできません。加えて花の大半が客に背を向けて咲いていて、群落の様子を花の前面から撮影することはできませんでした(下画像)。この山域で発見されたという花の種類は実に多く、列挙すればキリがないほどですが、それらが今月前半のうちに一斉に咲き揃い、百花繚乱、狂喜乱舞の世界を演じてくれることになります。 緩やかな勾配で歩行ピッチをあげるべきところを、花見にうつつを抜かして、かなりの時間を消費してしまいました。これが主目的だったので、特段反省するものではありませんが、ここまで来たからには主峰・御前峰をパスする訳にもいかないので、気合を入れ直して山頂直下の山小屋に向かいました。 |
↑ ハクサンコザクラ |
↑ コバイケイソウと主峰・御前峰。 頂上まで残り高度差250m |
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