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テレキャスタッキー @ おひさ^^ 地球人E・Tさん とうとうおめでとう!…
February 12, 2006
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カテゴリ: お出かけ
さて、今週末に合コンがあった。



「合コンに真鍋かをりは来ない」

改めて思った。。。まあそんなことはさておき。

今回の俺の立場的には、「プロデュース側」である。
といってもたいしたことはしていない。

知り合いの女の子が

「どうしても警察官と合コンがしたいっ」

ということで、偶然警察官に知り合いがいた俺はダイヤルを回した。

その友人がとてもまじめな人間で、俺が

「まあまあ適当に合コン戦士をピックアップしていてくれよ。」

というノリで話を振ったつもりが

「それに参加すれば彼女ができるんか?」
「合コンになにか注意事項とかないんか?気をつけることとかないか?」
「合コンは初めてっていうやつが結構おるんやわ。俺も行ったことないし」
「でな、一人は女が来るって知ったら参加せんかもしれん」
「とにかくトゥーシャイシャイボーイなんやわ」
「でもな、みんなホンマええやつらやからたのむで~」


友人はほんとに真剣に話を受けてくれた。



そして俺がそれを女友達側に伝える。


開口一番


「えっ~~どうしよう!うちらかなり場慣れしてるからまずいっ!」
「ええっ?24と28?あと一人は分からん??」
「でも、28までギリギリおっけ~~♪」
「とりあえず、おしとやか~~に、黙っとろ・・・フフッ」
「あ~ん、何着ていこっかな~~♪」

こっちの方もかなり妄想で盛り上がっていた。

さらには女メンバーで予行練習にまでいったらしい。恐るべしっ!!



しかし

事前の打ち合わせの段階でがんがんに盛り上がっていた合コンは
たいがいにして期待と現実のギャップ落胆して、帰りたくなることが多い。



当日、俺はアルコールのことを考えて、10km以上離れた隣町まで、自転車に乗っていった。強烈に寒かったが、シュコシュコとペダルをこいでいるうちに体があったまってきて「暑いのか寒いのかようわからん状態」になっているうちにお店に到着。

冒頭に書いたように「合コンに真鍋かをりは来ない」

今回も
「そこそこの子が1人」という、ありがちになりがちな光景。

そして「そのそこそこ」がこの話を発注した女友達とあっては、すでに俺の頭の中には帰りの自転車のことでいっぱいになっていた。


開始直後。ドアからいきなり母乱入!!差し入れのクッキーを持って来た。

というのはリアルの話である。そして俺はクッキーを食べながら、あまりにだらだらしたこの文に疲れを感じてきた。。。よしっ、今日はここまでw


といきたいところなのであるが、今回の合コンにて「焼酎で頭がパーになる人」に対面。この人が最年長で27歳だったのだが(あとで、事前の情報と年齢が違っていたことについて、俺が女性陣からダメだしをされる「ねえ・・たしか偶数っていってたよねっ!)この人がすごかった。

ほんとに焼酎で頭がパーになっていたのだ。

まず最初から女の子の名前を覚えようとしない。それどころかさらに面白い名前を勝手につける。同じ台詞(彼的名言「おいしい酒飲んで、おいしいもん食って、それでいいじゃないか。もうね、ごちそーさまっ!」みたいな台詞だたはず)を何度となく繰り返す。また、年齢的に後輩の22歳がひたすらに「すいません。すいません」と、このパーの人のことをフォローする。そしてこの22歳が見るからに不機嫌でいまにもこの27歳を殴りにかかりそうである。場に緊張が走るっ。そして「おとなしく黙っている」予定だった女友達が「これ一気飲みしてみたら」と、27歳をさらにパーにさせる・・・・彼のトークの混沌感が増す・・・俺自身ははこの人が面白くてひたすらに爆笑していたのではあるが・・・・ほんと盛り上げていてくれたと思うし・・・・漫画家のひさうちみちお先生にそっくりだし・・・


結局22歳が27歳を送っていったのだが、この27歳が事前情報での「トゥーシャイシャイボーイ」だったのである・・・・でもね

開始4時間半後。(よくそこまで粘ったなぁ・・)

お会計が「3700円」と、信じられない金額だった。
店員に

「1人頭ですか?」とたずねたが、

「いえ、これだけです」とのこと。

「えっ??!!どうして」と聞くと

「お連れの方がちょくちょくと払っていかれましたので」




「先に帰ったお連れとういうと・・・・ああっ!!」

なんとあの27歳が1人で3万以上も、すでに会計を済ませていてくれたのだった。







「なんかあの人(27歳)が帰ってからやっと場が和んだよね。マジで」

というようなこと言った女よ。

彼の気持ちがわかるかい?



そんなこんなで帰り道の徒労感はひとしおであった。

真夜中のチャリスト


真夜中にあえて車以外の交通手段を用いるのにはわけがある。

「その瞬間、そのスピードでしか見られないもの」というのがこの世にはあるからだ。

俺はそれを探して昔から飲んでは歩いたり走ったり自転車に乗ったりするのである。そして今回はなにも見つけることもなく、ひたすらに合コンのことをふりかえっていたのではあるが、さすがに雪道の向かい風の海沿いの1時間はつらかった;;






「あとはロックに打たれて眠るだけ」

♪本日の一曲♪

イースタンユース:アルバム「口笛、夜更けに響く」より「月影」


「家路に就く背中に、街燈の光の射す。
 朧げな男の手に、震える握り拳~ 」 








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最終更新日  February 12, 2006 11:22:13 PM
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