花の歳時記 (天南星の魅力&山野草)

花の歳時記 (天南星の魅力&山野草)

PR

2006.01.06
XML
カテゴリ: 園芸
 氷点下の早朝は最悪でした。昨日からお母さんは風邪でダウンしお父さんも風邪予備軍で何となく体がだるい…そんな状況で散歩が出来るかどうか心配していると7時前にお父さんが散歩に連れて行ってくれました。緑道コースはカチカチに凍てて何時もと状況が違いましたが、民家の垣根越しに素心蝋梅の花だけが真っ黄色に輝いていてとても素適でした。

 ソシンロウバイ(素心蝋梅)はロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で中国が原産地です。日本には17世紀初期に中国から渡来したと言われ、本州・四国・九州・沖縄に分布し観賞用として庭木に植栽され生花の花材として利用されています。名前の由来は定かではないが、黄色で芳香のある花は蝋細工のように艶やかな半透明で葉の無い枝に咲く姿が梅に似ているところからでしょうか。

 樹高は2~5mで良く分枝します。葉は長さが15cm位の長楕円形で先端が尖っていて対生しています。花は2cm位で葉腋に付けて1月~2月に開花します。ソシンロウバイは母種のロウバイが花の芯に赤味があり芳香がするのに対し、花弁全体が黄色でやや大きく匂いが強い品種を言います。まだ冬の最中に咲くこの花を見ていると少しばかり心が温まる気さえさせてくれます。

蝋梅  蝋化 黄色  透き 通る
ソシンロウバイ
寒の  一輪 二輪  日和 かな
ソシンロウバイ1






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.01.06 08:10:16
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: