45才からのぐうたら生活

45才からのぐうたら生活

2006年08月24日
XML
カテゴリ: 休日あれこれ
「次は奥只見」
「・・・っていうと、あのインディージョーンズみたいなトンネルの?」
「そう^^」
「どうしても行きたいのか?」
「うん、見たいものがあるんだよね」
「そう・・・」

車は、奥只見へ。
奥只見、銀山平、最悪である。
オイラは、あそこいらへんが好きじゃない。
何でかって、そりゃあ、たくさんいるから。

「奥只見で何見るの?」
「船、観光船、資材を運んできて、湖で組み立てたんだってさ」
「そりゃ、船なんか運ぶの無理だからだろう」
「うん、船好きでしょ?^^」
「興味ない」
「え、だって、よく見に行くじゃん」

オイラが好きなのは、軍艦だ。
観光船なぞ興味ない。


どうでもいいが、早くこのトンネルを抜けたい。
知らん人は、知らんだろうが、奥只見と言えば、山奥も奥も奥に、
冬期閉鎖のスキー場とダム湖があるだけの所である。

奥只見湖は、人口湖の中では、日本最大で、湖を渡れば、尾瀬の登山口へも行けたはず。
つまりは、山の上にまた山が乗っかってるような所で、山ちう山を越えまくって、やっと辿り着ける、ほんとの山奥だ。民家も無い。
従って、そこに辿り着くには、国道とは名ばかりの、車がやっと1台通れる急勾配とカーブの続く細い道を尾根伝いにクネクネ行くか(初心者は通行禁止と看板が出ているくらい険しい、はっきり言って初心者には無理だから)、1度入ったら20km以上、入りっぱなしの、岩盤に囲まれた、坑道みたいな薄暗いトンネルの中を延々走るしかないのだ。
このトンネルは、絶えず水がしたたり落ち、路面は全面ウェット。
最も深い所では霧が発生しており、視界も悪い。
直角に近いカーブが何カ所もあり、一応、2車線だが、対向車が来ると、かなり怖い。
トンネルの中に、銀山平に抜ける分岐があり、ここもヤバイくらいに狭い。
やっと外?
と思いきや、トンネルの隙間から光が入ってるだけで、抜けたワケではなく続く。
全長40kmくらいあるトンネルなのだ。
車は、ガス満タンで電気系統から何から全て異常ナシでなければ、往復は不可能。


P1040826.jpg

トンネルを抜けると、ダムがある。
ダムに駐車場とおみやげ屋さん、観光船乗り場へ登るケーブルカーみたいのがあり、
何を好き好んで行くのか、オイラには分からないが、デートスポットにもなっている。
写真が青いのは、オイラが気を張るのに精一杯で、カメラの設定が蛍光灯になっているのに気づいてないから・・・。

ダムに降りずに上がっていくとスキー場がある。
このスキー場は、結構、斜面が急だし、初心者が滑れそうなゲレンデは、最奥にあるため、ちょい大変。
まあ、木々の間を滑ったり崖っぷちが好きと言う人は、行ってみるといいかもね。
来るまでに神経をすり減らして疲れてしまうので、そのあたりも考慮の上で!

オイラは、ここの空気の重さと不気味さに耐えられない。
特にダムは嫌いで、なぜ、ここが気持ちいいと言えるのか理解できない。
すごく嫌な雰囲気なのに、何故、皆は平気なのか?

「船、見たいけど、ここからじゃ見えないんだね」
「だったらダムまで上がって見てくればいいじゃん」
「階段登るのヤダ」
「じゃあ帰ろう」
「おみやげ屋さん見る」

イラッ!

「見た?いい?帰ろう」
「折角、来たのに、もういいの?」
「いいの、早く立ち去りたいんだから
「なんで嫌なの?スキーで来たじゃん」
「こんなトコだって知ってたら来なかったよ、とにかく嫌なの!」(もう爆発寸前!)
「怒るなよ、オレ、そんなアンテナ持ってないから分かんないもん」
「奥只見に来るなんて知ってたら、絶対、来なかった!
 また、あのトンネルくぐって帰る、あたしの身にもなれ!
「じゃ、トンネルの途中から銀山平の方行こう、そこで船見れるかも知れないし、
 そこから山沿いに帰ればいいでしょ」

到着して、30分も居ずに(居てたまるか!)再び、インディージョーンズ。
帰りは下りが主体です。
トンネル内の壁に、これが平行だよって線が貼ってあるんすが、変な具合に斜めになっており、
坂道が急であることを示している。
延々走って「銀山平」へ抜けました。
うわっ、やっぱり嫌な雰囲気・・・・ちっとも気持ちよくありません。


P1040830.jpg

奥只見湖は、大きいので、あちらこちらに船着き場があり、ここ「銀山平」にも、立派なドックと共にあります。
観光地でもあり、ダム湖ほどではないですが、駐車場、おみやげやさんなど、設備は整っています。

「船、船^^」

はぁ・・・。


P1040831.jpg

船着き場へ行くと、船がいました。
どう見ても 実用一本槍の連絡船 です。

「オレが見たいのと違う

相棒の期待していた船の全容が、待合室に貼ってあったポスターで判明。
どうも、この「 ファンタジア 」ちう、ミシシッピー川を行くような、バリバリのキラキラ観光船を見たかった模様。


今、目の前にいる船は、 定期連絡船「しおり丸」 と思われ・・・。



「あのね、こんな所に観光船、来ないでしょ、ダム湖一周なんだから、よく地図見てみなさいよ」
「そうだね・・・
「ダムへ上がれば、見えたんじゃないの?」
「そうかも・・・行こうか」

ハァ・・・。

「じゃあ戻らないで、山道行くね^^」
「うん」

どっちもどっちだが、まだ山道の方がマシかも。
車を走らせたら、いつの間にかおしゃれなコテージ村が出来ていました。
ソバ屋なんかもあったりして、こんな所に宿泊って・・・。

P1040834.jpg

そして、信用できない300番台の国道へ・・・。
すげー・・・思った以上の狭さと勾配、もう入り口からして国道とは思えない。
入り口に立ち並ぶ複数の注意を促す看板。

「工事中」「すれ違いできません」「初心者は通行禁止」

この最後の「初心者は通行禁止、トンネルを利用してください」ってのが、一番効くね。^^;
安易な気持ちで踏み入ったら痛いメ見るよ、ホントに・・・。

ちょっと登ったら、ユンボがでーん!と道を塞いでいた。
バイクなら通れるけど車は無理。
ちなみに、インディートンネルは、バイク通行禁止。
工事のオジサンが気づいて、ユンボをどけてくれた。
登っていくと路上に、ヘビ!
カラスの集団が道路を塞いでいる・・・おお~っ、またヘビ!
イモ虫が道路の真ん中を這っている。

動体視力のいいオイラが、色んな小さいモンを見つけるが、
相棒は車の運転に 全神経を集中 しているので、路面のヘビなぞ見えていない。
運動神経バツグン、バイクはバリバリ走り屋さん、2種免許も持っています、な相棒も、そんなに余裕を持てない道らしい。
そうだろな~、乗ってるオイラも相当怖い、助手席のすぐ脇、ガードレールなしの崖っぷち。
しつこいが、ホントに車1台分しか無い道、これは本当に国道か??


「やっぱ3桁の国道は信用できない」
「そだね、知らない、300番台には、踏み入っちゃいけないもんね」



300番台の国道には入るな!
それはライダーにとって、暗黙の了解みたいなモンで、国道の中でも、300番台というのは、すっごい山道だったり、ガッタガタであったり、整備の行き届いていない道の代名詞みたいなモンで、とにかくとんでもない道であり、多くのライダーが痛い目に遭った経験を持つので、自然とそう言われるようになったと思われ、それがバイクを降りた今でも体に染みついており、自分が今から進もうとする道が300番台であると、つい、心臓がバクバクいってしまうのである。

震災の影響は、やはり大きく、
狭い道のところどころが欠損しており、更に怖い状態になっている。
あちこちで工事もしており、ダンプが、道を全面塞いでいるので、全く通れない現場に遭遇。

「引き返そう、このまま行っても、また工事してる」

と相棒。

「え?でも、おじさん、車どけてくれようとしてるよ」
「こんな状態だと、お互い危ない」

バックで下って(相棒が運転うまくてヨカッタ)、
ようやっと軽が1台横付け出来るよな、小さな崖っぷちの待避所で何とかUターン成功。
ここにもガードレールは無い、しくじったら崖下だぜ!

元来た道を引き返す。
この間、他の車と全くすれ違わない、って事は、山越えルートする者なしか・・・。
あちこち欠損してる道、何カ所もの工事。

「折角、行ったのに戻らなくてもいいじゃない」
「あの道行くと、トンネルの倍の時間かかるよ」
「そうなの?」
「で、助手席側は、ずっと崖っぷちだからね、それでもいいの?」
「やだ(T-T)」←高所恐怖症

相棒も元バイク乗り、300番台には、つい、神経質に・・・。
仕方なく銀山平まで戻り、また、インディージョーンズに・・・。
しかも帰りは、下り、必死に耐えるオイラ。
山越えと、こっち、どっちがいいだろう、と思いながら。

はぁ・・・やっと抜けた・・・ガックリ疲れるオイラ。

「これで終わりですかぁ?」


つづく・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006年08月26日 01時13分17秒
[休日あれこれ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月

Favorite Blog

源氏物語〔34帖 若菜… New! USM1さん

 ニダイメ的シテン 二代目@ひこわさん
麺吉のインテリ屋 beerpomさん
ブログのふろく シュークリーマーさん
welcome to kazunoko… kazunoko8さん
今日のご遺体 秘密の洗体レディーさん
コーヒーは飲めません 碧眼の兎さん
ピンクゴールドの徒… A187Aさん
潮風の街から JINFREEDさん
まぐ ? まぐ ~ 不… まぐ♪さん

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: