45才からのぐうたら生活

45才からのぐうたら生活

2009年02月08日
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カテゴリ: ぐうたら日記
別フロアの夜勤Lであった。
はっきり言って、このフロアで仕事すると、もんのすさまじくストレスが溜まる。
前日は、日勤Lで、しかも4勤目で、もう、疲れて腐って全くやる気が出ない。
イカン事だが、本当につらかった。

ってぇ~のも、施設内で「頭おかしいんちゃう?」と評判の、最悪職員3名と連チャンで、がっぷり四つに組んでいたからだ。

前にも書いたが、全く余裕がなく、兎に角、早く早くコトを進めるしか頭にない。
人に指図が大好き、しかし自分は動かない。
人の仕事に手を出しては、中途半端に投げ出す。
無論、自分のやるべき仕事は、やってない。
目に付いた事を注意しまくる割に、自分は平気で同じ事してる。
見た時、人が自分の思い通りに動いてないと気が済まないタイプ。

いるんだよねぇ。
笑ったのが、利用者さんにも評判がよろしくない。
何であんな人が、とまで言われてしまっている。
認知症の人だって、ちゃんと分かるんだよ。

ほんとにさ、時間なんて全然押してないのに、
「早くしないと、間に合わないでしょ!」と怒る。
1時間も前に食席に着かせてどーすんだ?
却って危ないじゃんか。

言っても分からない。
自分が正しいの一点張りなもんで、まあ、なんつーか、気の毒...。(--;)
もっと気の毒な事に、そんなヤツに教育された輩が、2名ほどおり、もう、そっくり。
ガサツな仕事っぷり、口のきき方、感情のみでの行動、コイツらとシフトが一緒の時は、まさしく「厄日」。

どうにかならんもんかと思うが、まだ、どうにもならんようなので、放っておく。
介護ベテランの職員(他施設からやってきた)は、

「怖さを知らない」

と言う。
急いで食べさせて、分からないウチに肺が真っ白になって死んでいった人を見てきた人だ。
誤嚥障害があるから、他の人より30分、早く食事が出てきて、ゆっくり食べて貰うハズなのに、他の人の食事が出てくるまでに食べ終わらせるとか、ワケのわからん事を言う。
ヤツが食介すると、普段、全くムセない人もムセてて可愛そう。
信用ならんので、無視してゆっくり食べさせる。

勝手に何でも、言ってろタコ!
と思いつつ...しかしつらい...8時間が長い。

昨日は遅番の同僚に、今日は早番の同僚に、がっつり愚痴るオイラ。
だってさ、ほんと、もう、辞めてやる!
と思ったよ、あの言いぐさってば、ほんとマジで凹むわ腹立つわ。

「ここ3日つらかったろ?」

なんて言ってくれたからさ、ほんと、うれしかったよ。
なんせ、早番と遅番に挟まれた日なんか最悪だったもん。
やっとバカ帰ったと思ったら、違うバカが現れたって、涙出る。

はぁ~、しかし今日は、えがった。
3人夜勤は楽だなぁ。

本来、こうあるべきだよ。
普通に考えて、2人で60人見るって、無謀だよねぇ。
オイラが主に夜勤してたフロアなんか、1人で40人だぜ。
誰かのセンサーで飛んでってる最中に、別の人のセンサー鳴ったら、より危険な方へ走り直すもんなぁ。
不穏が1人でも、いようものなら、もう最悪で、1人つきっきりになるから、後の仕事、全部1人でやるしかない。
そんな時は、真面目に、檻が欲しいと思う。

そもそもね、夜は、ほとんどの人が寝てるから大丈夫でしょ?
って考えが甘いんだよ。

相手は老人、しかも認知症。
ぐっすり眠ってるなんざ、ほんの一部で、あとは、入れ替わり立ち替わり、起きるわ、徘徊始めるわ、自分の状態を正しく認識できてない危険人物がほとんど。
知らぬ間に出てきて、どこにでも放尿なんか当たり前。
一旦、出たら、自分の部屋に戻れない人もいる。

実際、コトリ、って小さな音でも目を醒ますし、何もないのにコール押すわ、ワケもわからず端座位になってセンサーマット反応するわ、取り付けといた鈴は鳴るわ、同時に来られた日にゃ対応しきれない。
駆けつける優先順位つけてる。

なるべく危険回避するように、動くと危ない人は、連れ回してオムツ交換入ったりしてる。
目を離して転ばれるより、連れ回す方が安全。
オイラ、徘徊放尿癖のあるジイを、オムツワゴン押す係に任命して、連れて歩いてる。(--;)

「Nさぁ~ん、お仕事ありますよ、やりますかぁ?(真夜中だけどね^^;)」
「俺、仕事か?」
「仕事です、コレ押してオムツ交換行きますよ、ついてきてくださいね」
「どうしたらいいろ?」
「はい、ココ持って、押す」

コロコロコロ。

「これで、いいろっか?」
「はい、ナイスです、上手いですよ~^^」
「そうか^^」←押してるだけなのに、褒められてうれしそう
「はい、ストップ!オムツ替えてきますから、ここで待っててくださいね」
「何すれば、いいろっか?」
「ここで待機しててください」
「待機だな、あい分かった」

取っ手を握ったまま、居室入り口でじっとしてる。
30秒後。

「何すれば、いいろっか?」
「まだ、待っててくださいねー」

チラチラNさんを見つつ、1人交換して急いで戻る。

「俺、どうしたらいいろっか?」
「はい、じゃあ、コレと同じヤツ取ってください」

手に持ってた、白パットを見せる。
ジイの目の前に同じ物があるが、じーっと考えてる。
考えてる、考えてる、うぷぷ、おもしろい。

認知症(アルツハイマー型)の特徴だわね。
取ってと言われた、それは理解できるが行動に移せない。
つまり、言われた事は分かる。
分かるのだが、それに対して、どう対応したらいいのかが分からない。

だから、コレと同じ物と目の前で、振られても、どうしていいか分からない。
コレだよ、と、ワゴンから取ってあげると、ああ、そうか、と分かる。

で、次から、コレ取ってと言うと、取ってくれる。(人によって^^;)
根気強く何度も、繰り返し、繰り返し、教えると、その内、出来るようになる。
認知症の不思議なところである。

って事で、ジイと一緒に、オムツ交換完了!
ジイは、お仕事したい認知症。

だから危なくない仕事をしてもらう。
人は、役割を与えられるとシャキッとするもんだ。
認知症だからってんで、ぼぉ~っと、させとくだけだと、頭がどんどんパァになる。
普通の人だって、そうだろう、だから、お仕事したい人には何かやって貰いたい。

そうだよなぁ~、人さえ居れば、こうやって利用者さんと関われる時間が出来るんだよなぁ。
オイラが、このフロアでストレス溜まっちまうのは、利用者さんと、ゆっくり話も出来ないからだ。
いつもバタバタと動き回って、何もかもが流れ作業で過ぎてゆく。
もっと聞いてあげたい、色々してあげたい。
イライラせずに、ゆっくり誘導したい。

オイラの居るフロアから、こっちのフロアに引っ越して来た利用者さんは、不穏になる。
表情も険しくなって、可愛そう。
それもこれも、慌ただしいからだ。

もっと、のんびりさせてあげたい。
レクの時間だけじゃなく、職員と一緒に笑ったり遊んだり、作業したり、色んな事が出来るといいのに。

利用者さんは、職員がいつもバタバタ忙しそうに動き回ってるのを見ている。
トイレに行きたくても、なかなか声を掛けられなくて、ついパットに漏らしてしまって、それで余計に手間かけて、申し訳ないと思っている。
定時誘導は、している。

しかし人間、定期的に、おしっこが出るワケではない。
間隔が長い時もあれば、短い時もある。
無論、尿意なぞ無く漏らす人も多い。
しかし、少数派の遠慮しいがいる事も事実。

そんな思いをさせとく事は、とてもつらい。
介護は誰もが、ぶつかる問題だと思う。

自分が介護される立場になった時、こんなんじゃ嫌だ。
と正直、思う。

今の施設のあり方に、介護の仕方に、国の方針に、複雑な思いを抱きつつ、今日の夜勤も過ぎてゆくのである。

最後に一言、介護職の5勤は、とてもつらい。
5勤目が夜勤ともなると、朝、全く力が入らない。
力にモノを言わせて、勢いで起こす60名。
泣けてくる...。

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Last updated  2009年02月08日 11時47分06秒
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