45才からのぐうたら生活

45才からのぐうたら生活

2009年11月24日
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カテゴリ: ぐうたら日記
さてぇ、久々に認知フロア勤務になったオイラ。
ここは、のんびりしてて、いいねぇ~。

日頃いる60名フロアは、休む間もない戦場だからなぁ。。。

認知症軍団40名。
20名の違いは、大きな違い。

40名くらいなら、起こしも楽だし、誘導も楽だ。
と、思える。
日常が日常だけに...。

しかし、食介が始まると、ストレスメーターは、切れんばかりに振り上がる。
認知症=覚えておけない=何を言っても通じない=何度でも同じ事を繰り返す。

暫く重度の認知症から離れてると、クるなぁ。^^;
施設では、認知症の人を特別扱いはしない。
普通の人と同等に接するのは基本なもんで、普通に会話する。

「はい、Aさん、食事が来ましたよ、口を開けてください」
「おねえさん、おしっこ」
「はい、管入ってるから、おしっこ出ちゃってますよ、確認しますか?」
「いいです」

食介、ひとくち食べて、

「おねえさん、おしっこ」
「はい、管入ってるので、おしっこ出てます、確認して下さい」
「いいです」

食介、ひとくち食べて、

「おねえさん、おしっこ」
「はい、管が入ってるので、おしっこは出ています、確認してみましょうよ」
「いいです」

食事開始から終了まで1時間、これを繰り返す。
フォーレ(尿道に管が入っている)の場合、尿意は無いはずだが、Aさんは、思い出したように「おしっこ」言い始める。
昔は頻尿で常にトイレを気にしている人だったから、頭に、おしっこ行きたいが、こびりついてるんだろうね、ってのが職員の見解。
きっかけは、誰かが、トイレと言うと、自分も行かなきゃと思って、そうなる。
他の人を構ってると、自分も構って欲しくて言い始める。
体は問題ない、普段は、おしっこなんて全く言わないが、これらのきっかけで、特に構って欲しい時に言い始めて、ドツボにハマる。
終いにゃ、ナースに怒られる。

お茶を取りに廊下を行くと

「おいおい(^_^)」

Bさんに呼ばれる。

「はい、Bさん、こんにちわ^^」
「んぼぉ~、んん~、あれよ~」
「はい、元気ですよ~、Bさんは元気ですかね?」
「んだ^^」

ははは、相変わらず。

「あれ、もう、ごちそうさまですか?」
「ん」
「入れ歯、外してもいいかね?」

にこぉ~、と笑って口を開ける。
が、ここで安心して手を入れてはいけない。
片方の手で、しっかり口を押さえてから、もう片手で外す。
でないと、がっつり噛み付かれる。

認知症、力の加減はしない。
入れ歯の入った状態で、がっつり噛まれると、怪我をする。


Cさんの席を通りかかる。

「オイッ!、オイッ!」
「何でしょう?」
「あれよ、ほら、あれだ、なんだ」

Cさん、スプーン片手に、何か言おうとしているが、
うまく思考がまとまらない。

「Cさん、親方が今日は雨だから休みだって言ってましたよ」
「そうか、ほじゃ、そうするわ」

ごはん、再開。
元職人のCさん、常に仕事の事を気にしており、職員が近づくと、焦って仕事の段取りをしようとするが、「ほら、あれだ」と言うのが精一杯。

食事風景は、大勢の1~3歳児が食べている状態と思ってください。
人間、最初と最後は手掴みで食べるんだなぁって、ここへ来て思いました。
手掴みで食べて、人の顔見て、にこぉ~と笑うところなんか、幼児そのものです。
いいんです、どんな手段でも、食べれば、それで。
そう思わないと、やってられません。

食後は順番にトイレ誘導です。
認知が進んでくると、尿意も便意も無くなります。
あ、いや、正確には、尿意はあっても、おしっこしたい=トイレに行くという行動に結びつけられなくなるんです。
結果、漏れる、だから定期的にトイレに連れて行く。

人間、おしっこなんか出ないと言っても、時間が来れば、必ず出ます。
たまに、「貯めジョン」と言って、排泄スパンが長く、定時誘導で出ない人がいますが、まあ、数名なので、必ず全員、うまく言いくるめて、トイレに誘導します。

ここで必ず、立位不安定、転倒する可能性大のFさんが、動き出します。
徐に立ち上がり、

「ねぇちゃん、どうしよ?」
「Fさん、誘導のおねえさんが来るまで座ってましょう^^」
「そう?そうしよか...ねぇちゃん、あたし、どうしよ、こうしよか?」

座った2秒後に立つ。(--;)
重度の認知症は、人の言う事は、ほとんど聞きません。
いや聞きますが、すぐ忘れます。
何度も立ち上がるのは、他の人が、次々に、何処かへ連れて行かれる為、自分もと焦るからです。
かと言って、Fさんを真っ先に連れて行くと、今度は、終わった人の居る場所で、動き始めるから目が離せないんです。
目が離せない人は、結局、最後になります。

どのフロアも、転倒の危険があるので、見守り要員が必ず1名おります。
一見、ぼーっと座ってるだけのように見えますが、神経すり減らしてフロア全体に目を光らせています。
その間、コールが鳴ろうが、他の職員に呼ばれようが、見守り場を離れられません。

担当の日は、憂鬱です。
危険行為を見かけたら、すぐさま駆け寄り対応します。
応援を呼びます、来なけりゃ、自力で何とかする他ありません。
他の職員が、どんなに忙しそうでも、手伝いに行けず、心苦しいです。
見守り業務は疲れるので皆、嫌がります。

だから、誰か(例えばナース)が、ちょっとならココにいられるよ。
なんて言おうものなら、ホイホイまかせて、起こしに行っちゃいます。
ちなみに、1日中、見守り業務はツライので、半日交代、早番の仕事です。

とまあ、認知フロアは、丸1日中、こんな調子なので、
体は、まあまあ楽だけど、心がツライ。

ここ最近は、ほとんど、認知フロアに来ないので、
たまに来ると楽しいけれど、昼までには嫌になる。

元々、このフロアにいたのになぁ、おかしいなぁ、なんて思う今日この頃です。

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Last updated  2009年11月26日 20時50分40秒
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