今日は少し軽く。
まあ、言ってしまえば単なるコルシャルだが、これは素晴らしい。香りを嗅ぎ、一口飲んだだけでスレンダーさを感じ、畑は Pernand だと判る。私的には Pernand 側の CCh はどうしても冷たい陰の典型的な「顔色の悪い瘦せぎすな女性」のイメージが強いのだが、これは知的な魅力溢れるワインだ。豊満で媚びるところは全く無いが、物静かで奥ゆかしさ、品の良さを感じさせる。小柄では無い。最初は物静かだがゆっくりと開いて、表情が出てくる。翌日も落ちなかったのは立派だ。特に名を出さないが超有名生産者が幾つか揃う Pernand の CCh で初めて感動したワインで有った。
昔は CCh と言えばボディコンで豊満な LL が好みだったのだが、最近はどうも手に負えないような気がしている。素晴らしいワインなのだが、単純で分かりやすいが故にちょっと物足りない。何だか50代男性が20代女性に対する気持ちに似ているような気がする。
まあ、実際は(ワイン好きの)50代男性でも未だに20代女性を追い求める人がいるんだけど。
あ、今日のワインには全然関係ない話になってしまった。(苦笑)
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