代替わりして絶賛大ブレーク中のこのドメーヌ。米では Leroy や Bizot の再来かと言われて評判になり 18 は瞬間蒸発、時間差で日本では瞬間的には available だったが現在はほぼ買えないのではないだろうか。このドメーヌ、 95 に当時の後当主が急逝され娘婿が継いでから余り感心しなくなって遠ざかっていていたのだが半信半疑ながら少し興味を持ち、都合 3 本試す機会があった。
結論からすると半信半疑だったのが 3 本飲んだ後も半信半疑のままで有った。端的にいうと最初の 2 本、ブルゴーニュ AC が棄却。作りが前よりはがらっと変わってざらっとしたクラシックな作りでは無くつるっとしたナチュール系。そして酢酸。刺激的な香りのみならず、最初のアタックからもう体が反応している。まあ、昨今の流行りだから受ける人がいるのは判るが個人的には全体を貫く酢酸に耐えきれず二杯でダウン。先に出た Bizot は兎も角、深遠さを感じさせる Leroy とは全く違うものだ。まあ、蓼食う虫も好き好きと言う事で世の中良くできている。
この 2 本を飲んでこのドメーヌは無いなと思ったのだがその後 NSG を飲んで酢酸が適度で冷涼感もあり、確かに Bizot っぽいところも有るなと感じてしまった。という訳でまだ半信半疑のままだ。ファイナルアンサーは最後の 1 本、 Chambolle Musigny を飲んで決めようと思っている。ま、何と無く結論は判っているが(苦笑)。
今日のことわざ: 君子危うきに近寄らず(笑)
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