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くーる31 @ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
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masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
Tessera @ どうもありがとうございます。 カモメ7440さん 激励を頂き本当にありが…
カモメ7440 @ うまい! おそらく散文詩だと思います。 ショート…

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Dec 9, 2006
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カテゴリ: 柔らかい思念
 ウルトラマンはほくそえんだ。ようやく待ち望んでいたときがきたと思った。
 若い時の栄光があまりにも強すぎた。年をとってからの生き方がわからなかった。もう一度輝ければ、なんとか新しい道が開けるかもしれないと考えていたときにこの怪獣が現れた。

 弱そうな小さな怪獣だった。
 これなら年をとっていても倒せそうだった。もう少し怪獣が暴れてから、ウルトラマンは登場しようと思った。これが本当に最後の自分の活躍になるだろうから、人々により強く印象付けたかった。この怪獣にビルの2,3個も壊してもらいたかった。

 ビルの陰で怪獣の様子を伺っていると、あのサイボーグ009もいるではないか。彼も年をとって、特にメカニカル的に磨耗し動きがだいぶ鈍くなったと聞いていた。とっくに正義の味方として活躍することから引退していたはずだった。
 あいつもあの弱そうな怪獣を狙っているに違いない。あいつも最後の栄光を探し続けていたのだ。

 普通の人間の姿からウルトラマンが変身すると約50メートルの大きさになる。この弱そうな怪獣は20メートルぐらいしかなくて、ウルトラマンと戦うとなると、どうしてもウルトラマンが弱いものいじめをしているように見える。
 これはまずいと思った。サイボーグ009は巨大化せず普通の人間と同じ程度の大きさで戦うから、この怪獣と戦ってもいかにも自分の身を危険にさらして人々を守ろうとしているように見える。このうすのろな怪獣ならサイボーグ009の本来の加速能力の半分もあれば十分に戦えそうだった。

 誰かがこの怪獣に襲われているときに、サイボーグ009は出て行くつもりなのだろう。見れば見るほど、早く怪獣が人間を襲ってくれないかと待っているように見える。情けないやつだと思った。それに加え、自分の最後の手柄が横取りされるという悔しさがウルトラマンの心に殺意を芽生えさせた。
 変身前で科学特捜隊のメンバーに扮しているウルトラマンは手に持つ銃の照準をサイボーグ009に定めた。







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Last updated  Dec 17, 2006 10:48:26 AM
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