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韓国は、「寒暖の差が激しい」と言われる。近年では、地球的な「冷夏暖冬」の流れもあるが、わたしが渡韓前に行っていた1990年代の後半などは、まだその差が顕著だった。この年代は、ソウルでも冬は、零下30度近くなったこともある。あの漢江も何度か凍るほどであった。ソウルは、日本で例えると、北海道の旭川と同じくらいの気温だそうだ。日本も韓国ほどではないにしても、寒暖の差が激しい国ではあるが、決定的に違うのは、湿度の違いである。韓国は日本と比べるととても湿度が低い。零下20度くらいになると、寒いというより、痛いという感覚になってくる。特に外気に露出している顔の部分がぴりぴりするのだ。室内は乾燥し、加湿器は必須アイテム。わたしの事務所なんぞは、10数坪の広さだったが、加湿器は3台もあったほど。それでも手などが乾燥して、掌にひびが出てくる社員もいた。韓国では、基本的に「冷暖房」の設備がない。ないというより、冬はオンドルだからだ。事務所や飲食店など土足のところは、床にそういう設備がないので、冬は、石油ストーブが一般的。日本でいう「エアコン」というものはあまり普及していない。韓国で「エアコン」というと「クーラー」のことらしい。わたしはそれを知らなくて、最初に住んだアパートでエアコンを購入して初めて知った(もっとも床暖房なんで、住宅では暖房は、必要ないわけだ)事務所では、小さいストーブをいっぱい買うわけにいかないので、灯油型の大きい「エアコン」を購入した。日本の感覚だと、オフィスで灯油型など有り得ないのだろうが、電気型のエアコンは、普及をしてないので、値段と電気代がバカ高いというので断念した(と言いながら、灯油の消量もすごくて、毎日灯油を配達してもらっていた)厳寒というと、とても過ごしにくいと言われるが、北海道に代表されるように、逆にそういうところは暖房が完全に普及しているからかえって過ごしやすいという。光熱費は別として(笑)オンドルも慣れるととても快適だ。建物全体で、機能してるので、微調整が出来ない難点があるが、帰宅すると部屋が暖かいのは、共働きの我々夫婦にはとても助かった。さて、夏。これは、とても過ごしやすい。空気が乾燥しているので、30度近くになっても日本のようにジメジメしていない。また、そうでなくても辛いものを食べて汗をかくので、夏は、その湿度がとても快適。韓国ではビジネスマンは、夏はノーネクタイで、ほとんどジャケットを着てるひとも少ないので、夏はサラリーマンが絶滅したかと思った(笑)私がビジネスを始めた、1990年代の後半の頃は、日本ではまだ「クールビズ」が提唱されてなかったから、ソウルではリゾート気分だったわけだ(私だけかもしれないけど)ブログ村に登録させていただきました。お手数ですが、応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村にほんブログ村
2009年05月29日
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外出した時に、女性がもっとも気を遣うのが、トイレである。韓国でも、観光地では、ちゃんとした綺麗なトイレがあるが、ちょっと住宅地に行くと、まだまだお世辞にも衛生的でないところが多い。我々夫婦は、在韓時は、同じ事務所で働いていたので、平日の夜はほとんど外食。当然、観光地ではほとんど食事をしないから「お世辞にも衛生的でない」トイレに遭遇する確率が高くなる。小さな飲食店では、店内にトイレがない店も多い。日本でも、共同トイレっていうのはあるが韓国の場合は、そのトイレに鍵が付いている。トイレに行きたい時は、店の人間から、鍵を借りて別の場所のトイレに行く。これが住宅地になると、ちょっと離れてるところにあったりして、夜になるととても不安になる。方向オンチな配偶者は、しばらく戻って来なかったりするわけ(笑)そして、問題なのは、トイレットペーパー。韓国の場合は、水洗トイレであっても、使ったあとの紙は流さないのだ。これは、下水事情がとても悪かった時の名残りだそうで、今はちゃんと流れるということなのだが、慣習だけが残っているようだ。使った紙は、トイレに容器があって、そこに無造作に捨てる。なるべく見ないようにすればいいと思うが、いやでも目につく。これも10年近く前の話なんで、今はどうなんでしょうか?在韓の方、教えてください。ブログ村に登録させていただきました。お手数ですが、応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村にほんブログ村★ 緊急トイレセット
2009年05月28日
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韓国の人は個人主義だとよく言われます。確かに日本人より、会社のことよりも個人のことを重視してる傾向があるとは、思います。ただ、日本人の言う「個人」というのは、韓国で言うと、家族や親族であり、友人なども含まれるという感覚なんですね。だから、それらをとても大事にします。もちろん、日本人も家族や友人を大切にしますが、優先順位でいうと、一番でない場合が多いと思いますね。*韓国のひとが、身内や友人を大事にするエピソードは、5月21日の「李さんの奥さん」の最後のほうでも紹介させていただきました。在韓中の出来事です。私が夏休みをとろうとしました。ところがちょうどその夏休み期間に、日本から社長が来ることになったのです。わたしは、当然のことながら、夏休みの期間を変更しました。もちろん、日本の社長の動向は逐一報告は受けておりますし、こちらの予定も報告済みです。ただ、日本の本体の事業が最優先するのは理解してますし、忙しい合間をぬっての訪韓です から致し方ないでしょう。しかし、これについて韓国人の社員は、おかしいと言うんですね。わたしは「別に変更したって支障がないなら、いいと思うけど」と言ったのですが、社員いわく「会社の都合がなぜ優先されるのか」と言うわけなんです。いろいろと話し合いましたが、最後は釈然としないと言いながらも、その社員には、よそで、そのことはあまり言わないがいいと言われました。多分、ほとんどの韓国人は理解しないだろうし、会社の要求に屈した(?)人間と思われるだろうということらしいです。わたしは、その日が絶対だめな用事があるなら別だけど、変更可能なら別にいいじゃないかという考えです。まあ、この時は経営的な立場で仕事をしていたので、考え方も違っていた面もあるんですが・・・・・。また、旅行でキャンセル料が発生するなら、別ですけけど(笑)もちろん、それぞれ会社での立場もありますし、韓国のひとがみんなこういう考え方ではないとは、思います。また韓国では、IMF以降、国家の信頼が失墜して、国や会社などをあてにせず自分たちで身を守ろうという考え方が顕著になったという専門家の指摘もありますね。まあ、このへんも私が再三言ってるように韓国が特殊というより、日本が特殊と言ったほうがいいのかもしれません。日本では、年金制度が破綻したり、雇用不安が加速したりしている現状でも、まだ滅私奉公という考え方や国家に依存する意識から、抜け出せないでいます。自戒も含めてなんですが、この事例に限らず、韓国と日本の二国間の比較に固執していると、物事の判断を見誤る可能性も大きいと思います。ブログ村に登録させていただきました。お手数ですが、応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村にほんブログ村
2009年05月26日
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韓国でも引越し祝いがあります。いわゆる「チブドゥリ(引越しパーティ)」というものです。引越しをして一段落すると、友人や職場のひとたちを自宅に招きます。自分から挨拶をするというよりも、親しいひとたちが、新居に訪れて、飲み食いするってことなんですね。受け入れるほうは、料理を準備します。だいたい「鍋料理」をすることが、多いらしいですね。家のスペースもあるようですから、何回かに分けて行うこともあります。さて、変わっているのが、招待される客のほうの手土産です。トイレットペーパー、ティッシュ、洗剤などの家庭用品をみんな持ってきますね。日本人からすると不思議に思うでしょうが、必ず使うものですから、いらないものをもらうより、合理的でいいかもしれません。この、持ってくるモノには、ちゃんと意味があるそうです。トイレットペーパーは「悪い運からスルスル逃れる」ティッシュは、燃えやすいことから「家が繁栄する」洗剤は「幸せが泡のように増える」等々・・・・・・・。ちなみに日本のように近所には、あまり挨拶はしないようです。ブログ村に登録させていただきました。応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村にほんブログ村注目ブランドのデジカメケースiPodケースやPCアクセサリーの携帯に!
2009年05月23日
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今日は、我々夫婦の韓国での「父母」と勝手に呼んでいる、李さん夫婦の奥さんについて書かせていただきます。ちなみに、李さん夫婦は「北」からの移住者です。いわゆる「脱北者」になるわけですが、50年以上も前の話なので、今とは多少事情が違うでしょうね。李さんについては、4月13日の日記に最初に書かせていただきました。お時間がありましたら、そちらのほうも覗いていただければ幸いです。http://plaza.rakuten.co.jp/tetsu0414/diary/200904130000/李さん夫婦は、年齢は70歳前後。ちょうど我々の両親の少し下です。李さんとは、1991年に渡韓して、現地法人を設立した時に仕事で知り合いました。仕事自体のお付き合いはあまりなかったのですが、私的に滞在中はもとより、帰国後も夫婦共々交流が続いております。李さんの奥さんは、李さんの大学時代の友人の妹さん。名門、金日成総合大学出身の李さんの同級生の家系ということですからも、家柄も相当なものだと推察されます(北の名門大学は頭脳明晰ということはもちろんのこと、名門の家柄でないと入学出来ないといわれています)なんとなく、わたしのような育ちの悪い人間から見ても気品というものが感じられます(笑)学生運動で弾圧された李さんは、単独で南に渡り、その後折を見て、婚約者である奥さんを連れて帰って、現在に至っています。とてもロマンチックなにおいがプンプンしますが(笑)、まだ詳細についてはきいておりません。また取材して、ここで書く機会もあるかもしれませんね。李さんと親しくお付き合いさせていただくにつれ、次第に李さんの奥さんとも一緒に食事をする機会も出てきました。李さんは、日本語はペラペラなんですが、奥さんのほうは、片言の日本語です。それでも何となく、心が通じ合っているような気がしますね。そんな偉そうなこと言ってないで、おまえが韓国語ちゃんと覚えればいいだろうという叫びがあちこちから、きこえそうですが・・・・。そういったわけで、ビジネスの機会では奥さんは顔を出さない事が多いのですが、妻の包装資材の仕入れの時は、我々二人きりなので、奥さんも顔を出します。余談ですが、妻は都内でカルトナージュ教室(いろいろな会場で開催)を主宰しており、リボンやパーツなどは、年に一回くらい、東大門市場や工場に仕入れに行きます。そのメーカーなどのアレンジを李さんに頼んでいるわけなんですね(仕事のパートナーは何人かいるのですが、東大門市場では李さんはとても顔がきくんです)*ちなみに妻のHPは、こちらです。 http://e-studio-m.com/李さんの奥さんは、市場に行くと、妻の手を握って離しません。なんでも妻の手がお気に入りらしいんですね(小さくて、掌が厚いひとは情が深いらしいです)妻も最初は違和感があったみたいですが、韓国では女性同士で手をつなぐのは普通ですので次第に慣れてきたようです。市場では、その場で資材を持ち帰ることも多いので、けっこうな荷物になります。私なんぞはその荷物持ちに同行してるようなもんなんですが、この荷物を奥さんが持とうとする。鄭重にお断りしようとするんですが、頑としてききません。しぶしぶ持っていただいてるんですが、こんなこと周りの韓国のひとに知れたら、袋叩きにされかねません(笑)非常に危険な時間を過ごしております(笑)また、李さんの奥さんについては、とても印象的なエピソードがあります。在韓中に、李さん夫婦に食事に連れて行ってもらいました。初めての店だったのですが、そこのキムチが絶品でした。妻がしきりに誉めると、奥さんが店主を呼んで、キムチを持ち帰るから何かに詰めるように言ってるんですね。もちろん店としても誉めてもらうのはいいと思うんですが、無料と言うのが前提です。多分、けっこうな量を要請しているのでしょう。店主は、あからさまに迷惑顔です。それを見た私たちは、さすがに遠慮しようとしたんですが、奥さんは委細かまわずです。結局、大量のキムチをアパートに持って帰ったんですが、いろいろ考えさせられました。日本人ですと、自分の友人に喜んでもらいたいというのはもちろんですが、お店のひとにも嫌われたくないという気持ちが働きます。悪い言い方だと八方美人というんでしょう。ところが、李さんの奥さんからすると、自分の大切なひとが喜んでくれるなら、お店の人間に多少嫌われようがかまわないというわけなんですね。もちろん、両方に気を遣うことも大切だと思いますが、優先順位を明確にする、韓国のひとならではのエピソードだと思いました。そして、食事のあとは、李さん夫婦を駅まで送ります。ご自宅が郊外で、いつでもきちんと電車で帰られる李さん夫妻とは、地下鉄の入り口で別れます。不届きな我々はタクシーで帰るわけなんですが、お二人は、手を振って見送ってくれます。タクシーの後部座席から、こちらも手を振るんですが、本当にこちらが見えなくなるまで、いいつまでも手を振ってるんですね。そういえば、昔は、みんなこうやって見送りには、いつまでも手を振っていたんだなあと感慨深くなりました。余談ですが、妻は6月から韓国語教室に行くようです。たたんで携帯。洗って何度でも使えます残った料理はお持ち帰り♪ドギーバッグ/FLOWER ブログ村に登録させていただきました。応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村にほんブログ村
2009年05月21日
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少し前に「日本人はどこでも群れたがる」と海外でよく言われたことがありましたね。いろいろな意味もあると思いますが、韓国のひともそのような傾向があると思います。オフィスでのお昼のランチもみんなで行きます。それも2人とか3人とかの単位では、ありません。日本だと、昼休みくらいはひとりでとか、気の合う仲間だけでと思うんでしょうが、そういう発想には、ならないようです。わたしの家庭教師だった女性(在日3世で韓国人と結婚してソウル在住)も入社した当初は、一人でランチをしようとして、何度もとがめられたことがあったらしいです。最後には容認(?)されたようですが、あまり快く思われなかったようですよ。夜なども日本と違って一人で飲んでるひとはあまりいませんよね。そんなわけですから、飲食はもちろんのこと、美容院なども友だちと行きます(さすがにグループでは行かないようですが)大きな美容院などは、待ち合わせスペースみたいなのがあって、そこで付き添い(?)のひとには、コーヒーなどを出してくれます。でもって、仕上げになると付き添い兼お目付け役が出てきて、チェックしてダメだしをしたり・・・・・(笑)ちなみに韓国人男性で、長髪の社会人は、ほとんどいません。そして、スタイルは、ほとんど刈上げです。これは軍隊生活の延長の意味合いもあるようですが(予備役も除隊後、10年くらい続きますし)男性は、質実剛健という気風も残ってるのではないかと推察されます。髪が伸びていると、先輩や上司から刈って来いと言われてる光景を何度か目にしましたし。誤解されてる日本人も多いようですが、スーツもほとんどダーク系で、シャツもネクタイも同系色でまとめている社会人が多いので、地味な印象が強いですね。それから、日本にいる韓国人留学生はなぜか長髪で茶髪が多いのですが、その反動なのか、お国に戻ると短髪にしないといけないからなのか・・・よくわかりません(笑)まあ、だんだんそんな世の中に変わってるのかもしれませんね。ブログ村に登録させていただきました。応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村にほんブログ村
2009年05月19日
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韓国には、身分証明書というものがあります。いわゆる、住民登録証(写真つきのIDカード)というものですね。韓国のひとは、これを随時携行するのが国によって義務付けられております。これがないと、職務質問をされた時以外でも、いろいろと不便を生じます(また職務質問なんてされることなんか滅多にないだろうと思うかもしれませんが、国際的な事件があった時など駅や空港などでは、頻繁にありましたね)携帯電話なども、これがないと買えませんし、大手企業などに入る時には、受付で身分証明書を預けて入館します。外国人の場合は「外国人登録証」基本的に1年有効です。これは身分によって、ランクがあります。留学生か社会人かのよっても違い、会社員は勤めているところが駐在事務所か現地法人かによっても細かく記号で分類されています。このランクによっては、同じ外国人であっても、いろいろと出来る事と出来ない事が制限されたりします。また、パスポート番号も記載されていますので、出入国以外では、これ1枚で代用できます。住民登録証と外国人登録証は、単純に利便性だけでなく、個人情報や国内外では歴史的背景もありますので、またの機会に詳しく記述したいと思います。楽天最安値に挑戦!ライト&ブザー万歩LB-300(山佐)【weekend-daily★0515】【週末合同72hセール】 ブログ村に登録させていただきました。応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村にほんブログ村
2009年05月18日
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あまり知られていないと思いますが、韓国にもゴルフ場はあります。そして、それは世界の最高水準です。何が、最高かというと、料金なんですね。下記の中央日報の記事(2007年6月4日付)をご覧ください。米国大都市周辺の2倍水準で、日本では東京隣近ゴルフ場よりも30%ほど高い。週末にゴルフ1回すれば30万ウォン(約4万円)近いお金がかかる。ボギーゴルファー(90打)ならショット1回につき3300ウォン使うわけだ。特に21万ウォン前後であるグリーンフィー(ゴルフ場利用料金)中、各種税金が平均7万6120ウォンで、1ホール当たり4228ウォンにのぼる。ゴルフ場も需要(ゴルフ人口)に比べて供給(ゴルフ場)が不足である点を狙ってグリーンフィーを高く受けとっている。こうして昨年100万人のゴルファーが国外を訪れ、1兆ウォンを使ったものと推算された。 韓国ではよく言われる「贅沢税」というものがあります。これは、正式にこういう項目があるわけではなく「贅沢なものには税金をかける」ということなんです。私が住んだ経験からいうと、必要最低限の生活をするならとてもいいのですが、少し贅沢なことをしたり、贅沢なものを買おうとすると、日本以上にコストがかかります。それと、ゴルフは、プレイをする広大な場所が必要です。国土の狭い韓国では、建設する場所も限られてます。ただ、海外で活躍する韓国人選手も増えてきましたし、一般のゴルフ熱も高まってきました。需要と供給の関係から言えば、供給が圧倒的に下回っているわけなんです。そこで、増えてきたのが、日本にゴルフをしに行くひとたち。これは近年急増しています。成田ではそれほど多くありませんが、地方への直行便ではかなり増えています。わたしも在韓中は、妻の実家の石川県に直接行くのに、金浦空港から小松空港に直行したことがあるのですが、小松空港の荷物のターンテーブルは、ゴルフクラブだらけ。服装も、機内からゴルフウェアを着てるのですぐわかります(笑)本当は、北関東あたりのゴルフ場のほうが、安いんですけどね。そんなわけで、まだまだ韓国では、ゴルフというのは、お金持ちのスポーツです。日本では、昨今若い人がゴルフをやっていると言っても驚かなくなりましたが、韓国ではそれなりの収入があるひとでないと出来ないレジャーであるわけです。また、ゴルフ道具なども、米国の2倍くらいするようですから、さらに贅沢なスポーツだと思います。余談ですが、日本からゴルフクラブを持ち込んで、韓国で売るひともいるらしく、わたしが日本から引っ越した時にゴルフクラブを2セット持ち込んだ時には、税関事務所でかなり厳しく追求されました(笑)最後は、収入証明書を提出して、税金をいくばくか払ったんですが、プレイしたのは、済州島のロッテホテルの中文ゴルフ場で、一度だけでした(笑)ゴルフクラブについての、同じく中央日報に下記のような記述があります。◆新型ゴルフクラブは高価マーケティング=ゴルフクラブは特別消費税の廃止、平行輸入(国内独占輸入業者以外の輸入業者たちが持ちこむこと)許容などで外国との価格差が大きく狭まった。しかし、有名ゴルフクラブ会社は最新型を出す際「アジア(仕様)」であることを理由に韓国で米国の2倍近い値段をつけている。ナイキのドライバー「SQLsumo2」とキャロウェイのX-20アイアンセットはLAでそれぞれ300ドル(28万ウォン)、900ドル(84万ウォン)だが、ソウルのゴルフ店では53万ウォン、160万ウォンを受け取っている。韓国人が最新型ゴルフクラブを好む点を利用した高価マーケティング戦略だ。そして流行がすぎれば直ちに値段が下げる。1年前60万~70万ウォンだった有名ドライバーが現在はインターネットで20万ウォン前後で売れている。 記事全体は下記から。http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=88061&servcode=300§code=300&p_no=&comment_gr=article_88061&pn=9ブログ村に登録させていただきました。応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村
2009年05月16日
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韓国でもワインブームだそうで・・・・・。最近、日本の漫画「神の雫」というのが、ぺ・ヨンジュン主演でドラマ化されたとのことで、韓国のひとも飲むようになったらしいです。韓国と言えば「焼酎」みなさんも飲まれることが多い、みどりのビンですね。それ以外でも、百歳酒、サンサチュン、トンドン酒、マッコリ、その他果実酒などいろいろあります。あまり知られていないのですが、「正宗(チョンジョン)」と言われる、韓国製の日本酒もあります。「清河」という銘柄を、わたしはたまに飲んでましたね(ちょっと甘ったるいんですが)韓国は、自由貿易です。関税に関しては、ほとんど8%ですし(2001年当時)、わたしの時代にも最終的には、関税をゼロにするという方針も出してました。ですから、輸入品でも、日本と比べると、安いものが多いです(日本の場合は、カテゴリーによってかなり細かく分かれているのですが、例えばキャンデーなどは、50%でした)外国から輸入するのは、条件も同じだろうというふうに思うでしょうが、そういう要素もあるわけですね。またいつもの脱線です。すみません(笑)ただ自由貿易と言っても自国の特産品は、保護しています。そのひとつがお酒です。確か、蒸留酒の関税は、150%くらいだったと思います。チャムスルなんかは、スーパーで買っても100円弱くらいで、飲食店で飲んでも150円くらいですよね。ところがワインは、輸入品でも日本の倍くらいはします(関税だけでなく、量の問題もある)そもそもワイン自体が販売しているところが少なく、8年前はなぜかコンビ二で買うのが一番てっとり早かったくらいです。わたしは外で飲みたい時は、もっぱらヒルトンホテルのレストランで飲んでましたね。今はどうなったか知れませんが、洋風の飲食店もあまりありませんでしたし(江南あたりはいくらかありましたが)韓国の場合は、食事は食事、お酒はお酒というような考え方もありますしね。余談ですが、明洞(乙支路3街)のロッテホテルに、ワインバーが出来たのもこの時期です。まだあるんでしょうか?ちなみにそんな状況ではありますが、韓国にもワインメーカーがあります。有名なのが「マジュアン」というワイン。白を何回か飲みましたが、けっこうおいしかったですね。機会があったら、お飲みになったらどうでしょう。下記を参照してみてください。http://e-food.jp/wine/korea.htmlブログ村に登録させていただきました。応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村
2009年05月13日
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韓国のひとは、初対面の時に、ほとんどのひとが年齢をききます。つまり、会った時に、上下関係を明確にしておくということなんですね。言葉遣いも年齢をきいた瞬間に、急に変わったりします(笑)韓国ではメールアドレスに、生年を入れたりすることもあるのですが、そういう理由でもあるんですね。日本の場合は、初対面のひとにはまず敬語で、それからなんとなく様子をみながら、言葉遣いを変えていくというのが、自然です。このへんもお国柄の違いでしょう。しかし、前の日記でも述べた通り(4月15日)上下関係というのは、年齢だけでなく、役職、社会人暦、社歴、在籍している会社と会社の関係など様々でなかなか明確になりません。よく、会社の女性同士で「わたしが先輩」「でもわたしが年上」なんて言って、お互いに上下関係を譲らず、もめているシーンに出くわします。わたしの事務所でも、初対面同士(特に女性同士)が名刺交換する時は、とても緊張しましたね(笑)ブログ村に登録させていただきました。応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村
2009年05月12日
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日本では、外部のひとに対して、自分の身内や会社の人間のことは、目上の人間であっても「謙譲語」を使います。これが韓国のひとは理解できないらしいですね。知らないひとからすると「親や上司を尊敬していない」ということになります。考え方の違いもありますから、説明しても理解できない部分も多いでしょう。韓国がどうこうというより、日本だけ特殊だというケースもありますし・・・。日本人でも最近の若い人は、電話などで上司のことを「○○さんはいらっしゃいません」とか平気で言いますから、無理もないことかもしれません。それから、役職者は、すでに役職名の呼称が「尊敬語」になってるので、そのあとに、様とか付けませんよね(部長さんとか)これも今の日本の若い人は・・・・・・・・。なんか、年寄りの「近頃の若いもんは・・・・・」みたいなノリになってしまいました(笑)それにしても、こういうことまでひっくるめて、ちゃんと日本語の勉強をして、そこそこしゃべってしまう韓国のひとには、ただ敬服するばかりです。にほんブログ村
2009年05月11日
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韓国の飲食店は、給水機が設置されています。みなさんもよく見かける大型のタンクの下に赤と青の蛇口がついてる、あれですね。左右で、水とお湯が使い分けられるすぐれものです。わたしの事務所でも使ってました。予備のタンクも常時置いていて、使ってるものがなくなったら注文すると、空のタンクを回収し、同時にあたらしいタンク(ボトル?)を置いていってくれます。家庭などでも使われていて、不在の時に、注文して空のタンクを交換に玄関の外に置いておいてくれます。韓国は、水道の水があまりきれいでありません。家庭で水道水を使っていると、キッチンシンクが、水道の水に混じってる土(?)でざらざらになるくらいです。ただ、やっかいなのは、タンクの交換。ひょうたんの化け物のような、タンク(ボトル)を持ち上げて、逆さに設置しないといけません。これがけっこう重い(笑)機械の大きさによって、ボトルのサイズも違うのでしょうが、華奢な女性だと難しい。女性ばかりの事務所では、この担当はわたしでした(笑)こうして、水道水を飲まなくなったのが当たり前になりましたが、古老に言わせると「昔は、水道の水をみんな使っていたんだよ。だいたい、あのタンクの水だって、きれいかどうかわからねえぞ」まあ、厳密に言うと、お米を研いだり、野菜や食器を洗ったり、洗濯するのは、どうなのって、こともあるんでしょうけどね(笑)ブログ村に登録させていただきました。応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村
2009年05月11日
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スーパーや百貨店ではさすがにありませんが、一部の小売店ではまだプライスカードや値段表の提示してない店が韓国には、多いです。いわゆる自由価格ってやつですね(笑)クリーニング屋さんなども、その例にもれません。わたしが、以前日記にも書いた近所(忠正路)のクリーニング屋さんもそうでした(4月27日)ここは、親しくなるにつれて店主のオヤジが、だんだん「サービス」だと言って、シャツを1枚無料にしてくれたりしました。多分、適正価格でなかったんでしょう(笑)事務所の近くのクリーニング屋さんに至っては、ワイシャツ1枚の値段が、韓国人の社員が行くと120円、妻だと150円、私が200円でした。で、どういう管理をしてるかよくわかりませんが、パソコンなどを使ってません(2001年当時)持って行くとノートに書くだけ。それで、なぜか後払いなので、この時点でよく揉めましたね。その都度、喧嘩して「2度と来るな」と言われるので、クリーニング屋さんが、どんどん遠くなってしまいました(笑)韓国もワールドカップやオリンピックなど、国際的なイベントも増えて外国人も多くなってきており、政府が明朗価格を提示するように指導してきているので、だんだん変わりつつあります。しかし、自分で交渉して、値切ったりして努力をし、安く買うっていうのも、商売のやりかたとしては間違ってはいないと思います。にほんブログ村
2009年05月06日
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久しぶりに韓国ドラマを見ています。「強敵たち」韓国好きになったひとたちは、きっかけは韓国のドラマにはまってという人が多いと思うんですが、わたしの場合は、仕事をする前はほとんど興味がなかったので、いわゆる「韓流ドラマ」というものをあまり観ませんでした。まあ、もともとテレビは、ニュース以外はあまり見ないんですが・・・・・。ところが、1年前に引っ越して、ケーブルテレビに加入してから、たまに観るようになりました。そして、なんとなく観たのが「強敵たち」大統領警護室を取り巻く人間模様を描いたものなんですが・・・・・。わたしよりみなさんのほうが詳しいですよね。突っ込みどころ満載の作品なんですが、その荒削りのところがかえって感情移入しやすくていいです。「韓流ドラマ」の魅力っていうのは、そういうところにあるのかもしれません。日本の警察ドラマなんかは、ディティールにこだわるあまり、オタクの世界に近くなってるような気がします。強敵たちは、連休中に、BS日テレで再放送をしているので観ています。12時から放映なので、中途半端で困りますが(笑)ちなみに、わたしが初めて見た韓国映画は「ペパーミント・キャンディ」ちょうど渡韓前だったので、とても衝撃でしたね。その後、いくつか韓国映画を見ましたが、わたしはこの作品が一番好きです。ブログ村に登録させていただきました。応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村
2009年05月05日
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衣替えで、衣類を整理したら、赤いTシャツが出てきました。そう、あの韓国の赤いTシャツです。胸に「Be The Reds」とロゴの入ってるやつ。韓日ワールドカップの頃は、試合の日になると、老若男女問わず、あの赤いTシャツ一色になりました。たまたま、試合の数時間前に地下鉄に乗り合わせていたのですが、スーツ姿のサラリーマンがいきなりスーツを脱いで、赤いTシャツに着替えるところに遭遇しました。誰も注目していませんでしたから、その光景もさして珍しくなかったんでしょう。このTシャツはレッキとしたライセンスもの。版権をとったメーカーが製造販売していたんですが、製造が販売に追いつかず、パチモノが多く出回ってました。多分、後半のほうはほとんどこの代物なんでしょう。わたしも事務所の近くの梨花女子大の近くの商店街の露店で購入しました。今、見直して見ても、タグすら付いていません(笑)この圧倒的に人気のあったTシャツも大会後半になると、どんどんディスカウントされてました。まあ、もともと安いもんなんですけどね。にほんブログ村
2009年05月04日
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韓国のひとたちは、スポーツを集団で観戦するのが、好きです。国際大会になると、街の要所要所に巨大スクリーンが出現します。そこに友人たちと誘いあって観戦するわけですね。これが自国の試合だと大変です。我々が滞在した時は、ちょうどサッカーの「韓日ワールドカップ」が開催されていた頃。韓国の試合は、ほとんど20:00からだったのですが、うちの韓国人社員は、昼間からほとんど仕事に身が入りません(笑)昼間から携帯電話で友人たちと連絡を取り合い、大はしゃぎ。でだいたい根負けして、わたしは「もう、今日は帰っていいから」ってことになります。その日、商品を納品しようと思っていたら、物流センターから「今日は、試合だから、荷受出来ません」と断られてしまいました。まあ、そんな具合なんで、早退しても支障ないんですけどね。わたしの住んでいたところは、ソウル市庁のすぐそば。ここにも、もちろん巨大スクリーンが設置されます。試合中は、もちろんのこと、試合後はあまりの混雑で地下鉄も止まり、市庁から新村までの道を、クルマはクラクションを鳴らし、歩行者は「大韓民国」と叫んで、行進します。この行進が朝まで続きますが、誰も文句を言う人はいません。多分、言ったら・・・・・・。日本戦は、延世大学の近くのパブで、日本人の友だちと盛り上がりました。
2009年05月03日
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