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明日から妻の実家の石川県に行きます。日曜日まで滞在予定ですので、しばらくブログを休ませていただきます。
2009年04月28日
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かつて、日本で「生チョコレート」なるものが、一世を風靡した時があったのを皆さん、覚えてますでしょうか?誰が命名したか知りませんが、今でも「生キャラメル」なんてのが、流行ってるくらいですから「生」ということばのインパクトというものは、今でもかなりあるんだと思います。ちなみに「生チョコレート」には、定義があります。もともとなかったのですが、商品が氾濫するにつれて、粗悪品も出回るようになり、イメージダウンを恐れて、業界が自主規制をしたわけです。簡単に言うと、製品の中でチョコレート分の占める割合が60%以上。そして、水分が10%以上。生クリーム分が10%以上です。チョコレートに限らず、水分が多いと劣化も早くなり、賞味期限も短くなります。それで、新鮮な商品 イコール 生 というふうになったわけです。そもそも、チョコレート自体が加工品なわけですから、生という表現自体おかしいわけですしね。さて、前置きが長くなりました。2001年当時、韓国でバレンタインデーで生チョコを展開することになりました。チョコは北海道から輸入し、パッケージはデザイナーである妻がデザインをしました。http://e-studio-m.com/まだ「生チョコ」自体が韓国の市場に出回ってない頃で、ネーミングを考えましたが、直訳して「生(セン)チョコ」という名で売りました。ところがこの売れ行きが芳しくありません。食べてもらうと、確かに評判がいいのですが、まず買ってもらわないと意味がないですよね。で売れない原因はというと、そのネーミングでした。 「生(セン)」というのが「生(セン)カルビ」を連想するというわけなんです。日本人の感覚からすると、まず有り得ない発想で、こういうこともとても勉強になりました。こういう失敗は、お腹いっぱいになるほどしていますので、またご披露したいと思います。
2009年04月28日
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わたしたちが韓国に移住した時の最初の住まいは「忠正路」というところにありました。一般的に日本から出向するひとたちは、日本人が集まっている「二村洞」というところに住んでいます。ここは、日本人の高級住宅地で、高層アパート(マンション)が立ち並んでいます。わたしもてっきり、ここに住めると思っていたのですが、社長の「そんなところに住んでたら、韓国語を覚えないだろう。それより、事務所の近所のほうが便利だろう」という暖かいご指示(?)で、事務所の近くから、探しました。事務所は「梨花女子大」というところの近くにすでに決まっていたので、この周辺から物色。また、別の指示は「家賃が多少高くてもいいから、保証金ナシのところにしろ」でした。ところが、保証金ナシのところというとなかなか見つかりません。それで、その梨花女子大の周辺から、不動産屋を当たっていって、だんだん遠のいて、2号線の2つ先に忠正路というところに落ち着きました(ここも結局、保証金と家賃の併用でしたが)この忠正路というのは、2号線の梨花女子大の駅と逆方向で、となりの駅が「ソウル市庁」です。明洞もすぐそば。比較的、立地がいいのにも関わらず、知名度が低いのです。だから、タクシーに乗っても、わからない運転手が多かったですね。後で、アパートの近所に「京畿大学」というのがあるのがわかって、もっぱらここに行ってもらってました。タクシーに乗ると、こうです。私 「京畿大学まで行ってください」運転手 「大学の先生ですか?」私 「いや」運転手 「じゃあ、学生?」私 「違う。会社員だよ」運転手 「日本人の会社員があんなとこ住んでんの?」いつも言われます。大きなお世話だっつうの(笑)また、ここが素晴らしいほど日本語が通じません。飲食店では、もちろん日本語のメニューなんかありませんし(写真もついてない)お愛想で日本語しゃべるひとなんか誰もいません。社長のもくろみ通りです(笑)そんな状態だったので、顔はすぐに覚えられましたね。誰も名前は覚えてくれませんでしたが(笑)行きつけのクリーニング屋には、最初に行った時に紙に名前を書いて渡しました。クリーニング屋のオヤジは、わかった、わかったと言ってノートにメモ。覗いてみたら「日本人(イルボン)」と書いてあります。近所に日本人は我々しかいなかったんでしょうけどね・・・・。我々が「日本人代表」ですから、素行には充分気をつけさせていただきましたよ(笑)ここに約1年住みました。ここでの暮らしもおいおい書いていきたいと思います。ブログ村に登録させていただきました。応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村
2009年04月27日
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韓国の通貨は、ウォンと言います。わたしが、仕事を始めた当時(2000年くらい)は、10000ウォンは、1000円くらいと言われていました。単純に10分の1と考えればいいという認識だったんですが、今は10000ウォンは、 725円くらい(4月24日現在のレート)です。最高紙幣は、10000ウォンですから、空港などで両替するとお金持ちになったような気分になりますよね。ただ支払いするとなるととても面倒です。財布もパンパンになりますし、数えるにも面倒くさい。特に、他人におごる時に札を何枚も数えるってあまりスマートじゃないですね。韓国は、カード天国です。ちょっとした飲食でも韓国のひとは、カードを使います。これは政府が消費拡大のために、カードを奨励して、キャッシュバックなども行われているからです。小さいお店や市場などでは使えないところも多いのですが、それ以外はほとんどカードで済ますようです。カードを持ってないひとはどうするか?韓国には個人でも発行出来る「小切手」があります。これは、銀行のATMで簡単に発行出来ますし、自分の好きな金額で発行して持ってれば便利ですね。使う時は、裏面に住所と名前をサインして渡します。わたしは住所と名前を書くのが面倒でしたし、外国人だと拒否されることもあるので、使ったことはありませんでしたが・・・・・・・。話は戻りますが、韓国でもカード破産が深刻な問題になっているようです。資格審査が比較的甘いのと、金融機関の相互の情報交換もスムーズに行われていないため、ひとつのカードが借りられなくなると、また他のカードを作って・・・と雪だるま式に負債がふくらんでいくという例もあるようです。政府のほうも慌てて資格審査を厳しくしようと指導しようとしたようですが、そうなると今度はカード会社が破綻してしまいます。もともとカードを増産することは、政府の意向でもあったわけですから、それもなかなかうまく進んでないようですね。これは、わたしが滞在した8年位前の話ですから、その後どうなったかわかりませんが、あまり状況は変わってないと思います。にほんブログ村
2009年04月26日
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韓国では、基本的に洗濯物は外に干しません。もともと外気があまりきれいでないうえに、大陸からの「黄砂」があります。黄砂は、最近日本でも問題になっていますが、日本よりもっと中国に近い韓国では、想像以上だと思います。春になると、地上を舞っている砂で空気がどんよりしてきます。今まで見えていた遠くの建物が霞んで見えます。地面は、砂で白くなり、横断歩道の白線が消えてしまうくらい。人々も一斉にマスクを着用します。仕事を終わって帰宅すると、髪の毛がサラサラになります(笑)そんなわけですから、洗濯物を外に干そうもんなら、どんなことになるかおわかりでしょう。で、普通はベランダに干します。なんだ、ベランダだって外じゃないかとお思いでしょうが、韓国のベランダは日本とちょっと違います。二重構造になっているんですね。ベランダの手すりの内側の部分が透明のガラスで覆われて密封され、もうひとつの部屋のようになっています。*下記のサイトの「アパート」というところの写真を参考にしてください。 ちなみに韓国でいう「アパート」は、日本で言う「マンション」です。http://www.konest.com/data/korean_life_detail.html?no=453ベランダのない家庭では、室内に干します。韓国は、日本と違って湿気がなく乾燥してますから、室内でもすぐに乾きます。また冬などはオンドルで暖かいですから、なおさらです。それでも室内ですから、においが消えないというひともいますが・・・・・。
2009年04月23日
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韓国では、家屋を賃貸する時に独特の制度があります。それが、チョンセ(保証金)というもの。一般的にチュンセを最初に払って、家賃(ウォルセ)はナシ。どういうことかというと、チョンセを大家さんが、銀行に預けたり、株などで運用したりして家賃とするのです(まあ、家賃とするかどうかは勝手でしょうけどね)「へえ、借りるほうは楽でいいね」と言うなかれ。運用するくらいですから、その保証金は莫大な金額です。またやっかいなのは契約期間。日本では2年というのが一般的ですが、韓国では話し合いのもとに決めます。だったら長いほうがいいよねと考えるでしょうが、その長さがリスクになります。どういうことかと言うと、基本的にその契約年数の満期にならないと出て行けないということなのです。もちろん、契約の1ヶ月前に家主に通告すればいいことになってるんですが、現実問題として、その保証金を大家さんが遣ってしまってるパターンがほとんどです。で、どうするかと言うと、次の入居者から貰った保証金をそのまま、前の入居者に返すということが多いみたいですね。わたしたちの例で言います。わたしたちは、ソウルに1年9ヶ月滞在しました。事務所も住居も1年契約でした。帰国の段階で、契約を3ヶ月残してました。住居の大家さんは、比較的裕福だったのですが、それでも残りの3ヶ月分の家賃を払い、退去の確認後、返金されました。事務所のほうは、その保証金を運用していたので、その契約満了の3ヵ月後に返金してもらいました。すぐ帰国していたんですが、3ヵ月後に日本から小切手を貰いに行きましたね。ちなみに、ここ近年では金利がかなりさがったので、保証金だけでなく、家賃も併用するケースも多いです(自宅は保証金400万円、家賃10万円でした)そもそもソウルっていうのは家賃がとても高いです。国土面積と比較しても、人口がソウル市内に集中しています(面積が国全体の0.6%なのに人口は25%)その狭い中に米軍基地があったりするわけですから、人口と施設の都市部集中は日本以上ですね。上記の保証金の問題は社会問題でもあり、共済制度などで改善されつつあるようですが、それでも貸手が有利なのは変わらないようです。そんなわけで、ソウルではよほど遠方でない限り、一人暮らしをするひとはほとんどいません。下宿というのもあるので、留学生などは、そちらに住んでいるひとが多いですね。ブログ村に登録させていただきました。応援のクリックをお願いいたします。にほんブログ村
2009年04月21日
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皆さんご存知の方も多いと思いますが、かつて「朝鮮戦争」というものがありました(1950年~1953年)この戦争は、日本では終結したと思っている方が多いのですが、正確に言うと「停戦」で、「休戦」状態です。今でも臨戦態勢ですし、徴兵制度もそういう理由からでもあります。徴兵の資格は成人男子で、期間は24ヶ月から28ヶ月(陸軍や空軍など軍によって違う)年々期間は短縮されているようです。基本的には、30歳までに兵役を終えなければならず、高校卒のひとは卒業してすぐ、大学に進んだひとは、在学中に休学して、兵役に就くというパターンが多いです。韓国の男性は、兵役を終えないと一人前扱いされないので、兵役を終えてから就職をするというわけ。就職にも大きく影響しますし、軍隊時代の人間関係が、その後の人生にも大きく左右します。ただ、最近では、亡命したり、病気と偽ったりして「徴兵忌避」をする人も少なくなく、社会問題にもなってます。またスポーツ選手などで、国際大会などで国に貢献した人間は、徴兵免除されるのはご存知の方も多いでしょう。そして、軍隊だけでなく、国民全体が参加する「訓練」というものがあります。これはどういうものかと言うと、日中に突然、サイレンが鳴ります。この瞬間から、交通は全てストップ。路上の信号機も止まり、クルマは路肩に停車して、待機。屋外に出ていたひとも建物の中に入って、待機します。これを初めて経験した時は、タクシーの中。商談の帰りで、秘書と一緒だったんですが、衝撃的でした。確か、数十分(?)で終わったと思うんですが、とても長い時間に感じられました。月に一回くらいのペースで行われてたような気がしますが、さすがに抜き打ちではなく、事前に日時が告知されてるようでした。ちなみに、韓国人男子も兵役を終えた後も10年間くらい「予備役」なるものがあって、就業中でも有無を言わさず、1週間くらい泊り込みで訓練をします。知人に言わせると、これが、社会に出て放蕩生活(?)に慣れた人間にはとてもきついらしく、緊張感のなさからか事故などが起こることも多く、これも社会問題になってるようです。韓国男子は、いつも軍服は手入れをしていて、いつでも臨戦できる状態が義務付けられています。にほんブログ村
2009年04月20日
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韓国で電車に乗ってると「荷物持ちましょうか?」と言われたりします。だいたい、つり革につかまってると向かいの席に座ってるひとに言われるっていうパターンなんですけど、見ず知らずのひとに言われると面食らいますよね。心がすさんでるわたしは(笑)最初は新手の詐欺かと思いました。親切心からの行動なんですが、荷物と言ってもブリーフケースくらいなんで、丁重にお断りしています。それでも無理やり取られる時もあるんですけどね(笑)ちなみに、まだ席を譲られたことはありません。もう時間の問題かもしれませんが(笑)にほんブログ村
2009年04月18日
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韓国では、基本的に料理に砂糖(上白糖)を使いません。まあ、そもそも甘い料理がないんですけどね。うそ言うなよ。屋台で芋を甘くしたをよく見かけるじゃないかって言われます。ただあれは、砂糖でなくて水飴。そして、料理でなくて「おやつ」ですから・・・・・。でも、焼肉のタレで甘いのもあります。その甘さは砂糖でなく、梨をすったものを入れてる(他にフルーツや木の実など)んですよ。韓国料理がヘルシーといわれる所以でもあります。その代わりといってはなんですが、コーヒーには砂糖をたっぷり入れます。と言うより、最初から砂糖がたっぷり入ったコーヒーが出てきます。最近は、外資系(?)のコーヒーショップも多く出来ましたから、変わってきてはいるんでしょうけどね。にほんブログ村
2009年04月16日
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韓国の年配の男性に会うと、かならず第一声が、これです。どういう意味なんだろうと思ってたら、韓国に過去に貧困な時代があって、その時にごはんが食べられなかった時の名残りのようです。つまり「ごはんはちゃんと食えているか?」ってことなんです。でまあ、自分が目上なんで、食べてなかったらおごるよってこと。日本では、割り勘が多いんでしょうが、韓国ではこういう上下関係というものが、まだ厳然と残っています。ただ、これも単に年齢の上下だけではありません。社会的地位とか、収入の多寡、仕事の取引関係によって微妙です。だから、飲食店で会計の時になると「おれが払う」「いや、おれが」と押し問答をしてるのをよく見かけます。日本だったら「それじゃあ、今回は割り勘で」で済むんでしょうが、それでは済みません。「今日はおれ、次はあんた」ってのもないです。一回、上下関係(?)が出来たら、この関係は継続されます。日本人からすると、これがとっても居心地悪いんでしょうけどね(笑)わたしもそのひとりだったんですが、その分、年下にはおごってやればいいやと思うようにしました。先日話題にした李さん(4月13日の日記参照)も、絶対わたしに払わせてくれなくって、わたしはいつもどうやってこっちが払うかということに苦心しています。会計の時に、真っ先にレジに向かうと、李さんがすでにトイレに行くフリして払ってたりして(笑)あんまりこっちも頑固だと温厚な李さんが怒り始めるので、最近は自粛しているんですけどね(笑)にほんブログ村
2009年04月15日
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韓国料理といえば、これが欠かせません。 「ダシダ」出汁の素と言うか、コンソメのようなもの。韓国の飲食店でも使われています。種類もいろいろあって、「牛肉」「魚」「アサリ」などが、あります。うちでは、鍋物によく「牛肉ダシダ」使ってますが、いろいろ試してみてお好みのものに決めてみるのもいいですね。炒め物に使ったり、いろいろつかいみちもありますよ。アレンジしてみてください。【韓国食品・韓国食材】 牛ダシダゴールド(スティック)
2009年04月14日
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我々夫婦の「韓国のおとうさん、おかあさん」と呼んでいるのが、李さん夫婦。年は、70歳くらい(旦那さん71歳、奥さん68歳)です。ちょうど我々夫婦の両親より少し下くらい。李さんとは、渡韓してすぐ仕事の関係で知り合いました。すぐには仕事をしなかったけど、なんだかんだで連絡を取り合って、今でも交流が続いております。李さんは、北の出身。いわゆる脱北者です。名門、金日成大学出身で、学生運動に身を投じることになって、政府に追われて南に逃れました。その後、何度か自力で北に渡り、許婚だった奥さんを連れてきました。このへんの話は、とても長いのでまた後日。実は、わたしもまだ最後まできいてないんですよ(笑)南に渡ってからは、韓国の財閥系の大手企業に入り、その後、日本の商社で働いていました。だから、日本語ペラペラ。ユーモアもあるし、人脈は幅広いし、わたしの日本の友人たちも絶賛してます。今は中国語も勉強中だそうです。李さんは、わたしより年長だし、経験豊富。聡明さでも足元に及ばない私のことをいつも立ててくれて、取引先だった頃のスタンスは変わりません。そのへんがちょっと不満ではあるんですけどね(笑)そんな李さんが、たった一つ強い口調でわたしに言いました。「親には、毎日ちゃんと連絡しなさい」他のひとになら「てやんでい」と思うところですが、不本意にも親兄弟を捨ててしまった李さんならではの、血の通った台詞です。もちろん、その日はすぐ実家に電話しましたよ。母に警戒されましたが(笑)この日記にも李さん夫婦のことはたびたび出てくると思います。よろしくお願いします。にほんブログ村
2009年04月13日
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最近、はまってるのが、これ。黒豆マッコリ。日本ではあまりなじみがないし、韓国の飲食店でもあまりみかけませんでした。最近、日本の焼肉屋で飲んでからはまってしまいました。早速、通販で取り寄せて自宅でも飲んでます。値段は、1リットルボトルで、500円くらい。ちょっとコクがあっておいしいですよ。コクがあるから、焼肉とかより、さっぱりしたもののほうが合うと思いますよ。にほんブログ村
2009年04月12日
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2001年に渡韓してからずっと韓国との交流が続いてきました。今は、帰国しましたが、韓国とのビジネスのサポートやショッピングのお手伝いをしております。その仕事や生活の様子をこれから、書き綴っていきたいと思っています。宜しくお願いします。にほんブログ村
2009年04月12日
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