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2020.05.01
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カテゴリ: 将棋
5月1日(金)

司会:山口恵梨子女流ニ段
解説:佐藤康光九段

山口:「本日も超豪華ラインナップとなっております」
2日目は「トップ棋士のぶつかり稽古」と称し、
佐藤会長が選んたトップ棋士3名と4月から新四段となった棋士3名が
”AbemaTVルール”で対局を行います。
佐藤康:「ビッグタイトル経験者と最大3局教われるということで新四段の皆さまには
     またとない機会だと思いますね」

まず最初の対戦者は佐藤天彦九段vs服部慎一郎四段。
ここからは解説に山本博志四段が登場です。
山口:「まずは佐藤天彦九段、世界初の生中継でZOOMはいかがでしょうか?」
佐藤天:「世界初の試みということで楽しみにしてます」
山口:「服部四段・・・いまの心境はいかがでしょうか?」
服部:「佐藤先生の胸を借りる気持ちで頑張りたいと思います」
山口:「山本四段からは何か質問ございますか?」
山本:「天彦先生、ご自宅から中継されてるんでしょうか?」
佐藤天:「そうですね、いつも通りの場所から」
(ZOOMの背景はヨーロッパの教会?修道院?みたいな画像になってましたw)
(スベれへんわぁ・・・)

山口:「これは矢倉模様の出だしから服部新四段が急戦を仕掛けてくる感じでしょうか?」
山本:「仕掛けようとしてるんですけど天彦先生が6六銀で受け止めてるんで
    これはしばらく駒組みですね・・・」
   「なんとなくこの展開は予想通りというか服部君はニンジャと言われて、すばしっこい
    早指しなんですけど、天彦先生は時間が無くなっても正確に指されると
    思うので優雅に時間を使われてますね」

山口:「何でしょう?入玉模様を狙ってる感じですか?」
山本:「一局目から入玉なったら大変ですけどね」
山口:「玉捌きが凄そうな棋風ですね」
山本:「服部さんは玉が3段目や4段目に上がってくる棋風で」
山口:「ここで7二銀」
山本:「服部さん痛そうな顔してないですけど痛いです。天彦先生のTOP棋士の
    実力が如何なくみれているような・・・」

山口:「お疲れ様でした。まずは勝たれました天彦先生、いかがでしたか?」
佐藤天:「あまりないような序盤の形になりまして・・・中盤は時間があったら
     お互いいくらでも考えられそうな所だったと思うんです。
     この(短い)持ち時間設定だったので・・・進んでみたら良くなっていたかな、と」
山口:「服部四段いかがでしょうか?」
服部:「そうですね・・・4五歩突かれる前に何かすべきだったかな、と」
佐藤天:「中盤はお互い動いていくには難しかったかも」

さて2局目は・・・
山口:「だんだん服部四段が糸谷先生に見えてきましたけど、阪田流向かい飛車」
山本:「まさか振り飛車が見れるとは・・・結構力戦派の方なので色んな戦法を
    指しこなすんですけども、ここまで芸域が広いとは思わなかったですね」
終局後に・・・
佐藤天:「阪田流は意外で驚いてしまいました」
山口:「服部先生、阪田流は?」
服部:「はい、結構指してます」
山口:「糸谷先生とかと棋士室で指してるんですか?」
服部:「そうですね、教えて頂いています」

山口:「どういう棋士になりたいですか?」
服部:「個性豊かな面白い将棋を指せる棋士になりたいです」
山口:「今日、個性存分に出てましたよねw」
山本:「爆裂してましたね」

5月2日に第3回AbemaTVトーナメントBリーグの放映があるので
佐藤天彦九段が、チーム名をつける時のエピソード等をお話してはりました。
次の対局者は糸谷哲郎八段vs谷合廣紀四段です。
解説は戸辺誠七段に交代。

山口:「糸谷先生、先ほどの対局をご覧になってましたか?」
糸谷:「服部さんは意欲的な作戦だったんですけど、懐が広かったですね天彦先生の」
山口:「糸谷先生っぽい指し回しでしたよね?」
戸辺:「糸谷さんと普段から練習将棋してるんですよね?服部さんがね」
糸谷:「山崎さんぽいですよ、多分」
戸辺:「そのラインを引き継いでる感じがしますよね」

山口:「本日の対局者の二人目、谷合新四段よろしくお願い致します」
谷合:「よろしくお願い致します」
山口:「関東は皆で集まって将棋を指す場所があまりないので・・・」
谷合:「そうですね関西は棋士室があると思うんですけど・・・ただ私、将棋サロン荻窪と
    いう所にいっていて、そこに皆あつまって将棋を指しています」
山口:「誰と仲がいいですか?」
谷合:「荻窪にいらっしゃる方だと井出隼平四段、渡辺和史四段、三枚堂さんとか
    青嶋さんとか、そこら辺と」
山口:「昔、よく取っ組み合いされてましたよね?」
谷合:「昔の話をされると恥ずかしいんですけど」
山口:「この度はおめでとうございます。あの大学院生という事で普段どのような研究を
    されておられるんでしょうか?」
谷合:「自動車の運転支援だとか、自動運転とか、自動車周りの事をコンピューターの
    支援で事故防止しようという目的で研究をしています」

ZOOM背景は糸谷八段はAbemaTV壁紙、谷合四段は長野県千曲川の風景でした。
糸谷八段は阪大大学院、谷合四段は東大大学院という高学歴対決。
いきなり先手7六歩→3二銀の出だし。
谷合四段は角交換四間飛車の形から中飛車に振り直しています。
戸辺:「これは糸谷ワールド全開ですねぇ」
   「谷合さんは独創的な振り飛車を指すと聞いていたんで楽しみです」

終局後・・・
山口:「戸辺先生、(谷合四段は)素晴らしい指し回しでしたよね?」
戸辺:「中ずまいみたいなバランス型で・・・石田流に組みかえて形良く綺麗に
    捌いていって理想的な将棋なんじゃないかなと思って観てました」
山口:「糸谷先生いかがでしたか?」
糸谷:「うまく咎められてしまいましたね」

2局目は山本博志四段へ解説がチェンジ。
山本:「あ!(谷合四段は)ダイレクト向かい飛車。佐藤会長の戦法ですね」
   「これは局面動きましたね、逆棒銀ですね・・・谷合さんまた機敏な動きを
    見せたんじゃないですかね」
   「谷合さんはユーモラスな方で結構面白いですよ」

終盤では・・・
山本:「糸谷先生が優勢を意識されてたと思うんで一気に決めにいったんですけど
    ちょっと王様の薄さがたたったかも知れないですね」
山口:「3九角で受けが無かったのが痛かったですね・・・美濃囲いの特性を上手く活かして」
山本:「振り飛車いいですね」
山口:「フィッシャールールでは振り飛車最強説が出てましたけど」
終局後の感想戦はかなりガッツリ目にされておられました。
雑談ではステイホームの過ごし方など・・・それから高3の時の受験勉強と将棋勉強の
時間配分など、結構突っ込んでお話されてたのが興味深かったですね。
谷合:「目の前のタスクを倒す」という名言がwwwwwwwwww

次は広瀬章人八段vs折田翔吾四段戦。
解説は戸辺誠七段と、聞き手は室田伊緒女流二段です。
室田:「この対局に向けて、お二人アイテムを用意されたとの事で・・・
    何を用意されたんですか?」
広瀬八段は10年ほど前の渡辺竜王vs羽生名人の記念扇子をお持ちでした。
折田四段は編入試験で使われた脇息を。

戸辺:「折田さんは30歳でいいんですか」
室田:「そうですね平成元年生まれ、私同じ年なんで・・・他に都成先生と大石先生と」
戸辺:「あーなるほど、そういう年代か~」
室田:「短い将棋ですけども戸辺先生は(フィッシャーを)指した事はありますか?」
戸辺:「フィッシャールール大好物で・・・夜にネットで指したりしています」

戸辺:「指し手が早くなってきました・・・手がお互い難しいですね」
室田:「広瀬先生も、もう時間が」
戸辺:「うわ~すごいですね、激しいですね・・・や~どっちが勝ってるんでしょうか」
室田:「なるほど角をどかせば金が取れると」
戸辺:「これもう、お互いノーガードだもんねぇ・・・いや~凄い」

室田:「あっというまの将棋でしたが広瀬先生いかがでしたか?」
広瀬:「中盤のごちゃごちゃした所で、5五桂を見落としてしまって方針も
    分からなくなって・・・最後はなんとか逃げれたかな?と」
室田:「折田先生いかがでしたか?」
折田:「序盤で5二飛車と回った所あるんですけど、あの辺が不本意な展開で
    作戦負けになってしまったかなぁという所です」

2局目は山本博志四段へ解説がチェンジ。
広瀬八段が四間飛車穴熊ですね、振り穴時代を存じ上げないので嬉しい。
山本:「一回、お仕事御一緒した時に、振り飛車やめたら風当たりキツイよって
    教えて頂いたことがあってw」
室田:(笑)
折田四段はミレニアム囲い。

山本:「編入試験で折田さんと、試験官として(自分は)第3局で戦いまして
    僕に勝ったあと本田さんも倒して、プロになられて凄いですよね」
室田:「このメンバーに勝てればもう文句なし。手厚いメンバーで」
山本:「他のね、出口さん、黒田さん、池永さんも皆強い人ばっかりだったんで・・・」

室田:「お疲れ様でした、一局振り返っていかがでした?広瀬八段」
広瀬:「そうですね山本博志君が”飛車を振ってくれ!”という顔をしていたので・・・
    ただミレニアム囲いはこちらの穴熊より固いと思っていたので、歩を沢山
    打ちつけて無理やり局面を動かしにいったんですけど、厳密には何かありそうな」
室田:「どの辺りから好転しはじめた感じですか?」
広瀬:「良くなったと思ったのは5七にと金を作った辺りですかね?」

室田:「折田先生は一局振り返っていかがでしたか?」
折田:「6六歩突かれた辺り、対応を誤っていた気もしますし、あとは8三金と
    上がられるのは見えなかったので・・・」
   「広瀬先生の穴熊を体験することが出来て嬉しく思っています」

山本:「広瀬先生の振り穴の味の付け方が勉強になりました」
広瀬:「30代にもなると歩を突き捨てるのも照れがあるんですよ」
・・・思わず笑ってしまいました。
室田:「どういう事ですか?www」
広瀬:「20代の頃は歩を突き捨ててなんとかなるかな?思ってたんですけど
    1歩に泣かされる事も多いんで・・・」

毎週土曜に放映されているAbemaTVトーナメントの話題で盛りあがってましたね。
広瀬八段によると、関係者だから結果は耳にしますが
対局内容までは分からないので、毎回楽しみにされてるそうです。
さて、最後にエキシビションマッチで
羽生善治九段vs中村太地七段戦。
は、羽生九段のZOOM背景画像は、動くオーロラだ・・・広瀬八段の宇宙も
インパクトありましたけど、羽生九段のはオーロラが動いてるw

解説は佐藤康光九段と戸辺誠七段です。
室田:「意気込みをお聞かせ頂いて宜しいでしょうか?」
羽生:「いままでの対局よりか持ち時間が長いので視聴者の方にはじっくりと
    観て頂けたら嬉しいなと思います」
室田:「中村先生にもお話を伺いたいと思いますが」
中村太:「はい2日間ずっと観てましたけどハラハラドキドキのフィッシャールールで
     ホントに面白くてですね、新しい放送の形を実感させてもらっています」

室田:「羽生九段の先手となりました」
戸辺:「この出だしは」
佐藤康:「矢倉戦ですね。結構今回多いですね矢倉戦」
戸辺:「がっぷり四つの。昨日も矢倉多かったですね」
佐藤康:「最近また流行ってきてるという所がありますかね?」

局面も煮詰まり最終盤になりました。
室田:「(先手の)桂馬が色々効いてるんですね、飛車を止めたり」
戸辺:「そうなんですよ、やっかいなんですよ」
佐藤康:「これは攻めというより受けですね、△2四角」

銀桂交換になり、対局者お二人とも中盤は御苦労されていたようです。
戸辺:「中盤難しい将棋だったと思うんですけど1六歩って突いた手が
    印象に残っていまして・・・あと3三歩が印象に残っていますね」
中村:「3三歩は厳しかったですね、あれ逃げたら・・・」
羽生:「逃げられるのも2三銀で・・・それも警戒してました。4五とか突くんですよね」
中村:「どうせ受けの勝負手やったんだから怖いのはしょうがないから、ずっと
    頑張るほうが良かった気がしました」
羽生:「その変化もちょっと良く分からなかった」

室田:「佐藤先生はいかがですか?」
佐藤康:「私は7四桂を早く決められたのが印象に残ってるんですけど
      あそこはやっぱり止むを得ないというのが羽生さんの判断だったのでしょうか」
羽生:「金を6七に上がってしまったんで、飛車を展開されてしまうと桂を使う事に
    なりそうだったので。どっちみち使わなきゃいけないのなら7四桂」

羽生九段は普段とあまり変わらない感じでお過ごしだそうですが
中村七段はZOOMヨガをやっているとの事で、ふぇー?!となりました。
オンライン飲み会などは良く話題になってますが、ヨガ・・・そうか、習い事や
レクチャーも双方向で出来るのは良いかも。
AbemaTVトーナメントは業界内でも大注目なんですね。

戸辺:「2日間初の試みでしたけども実際やって、会長いかがだったでしょうか?」
佐藤康:「無事に最後まで辿り着きまして、時間的には長時間だったんですが
     あっという間だったですね」
戸辺:「楽しかったですね、対局中の表情は勿論ですけども背景も個性があって」
佐藤康:「意外な組み合わせもw」

濃密な2日間でした。
これを機に、ZOOM対局が発展していくと有り難いですね。
感謝\(^o^)/





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Last updated  2020.05.07 21:01:13
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