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2008.02.17
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カテゴリ: ドラマ系の感想
内容
島津本家、斉彬の養女となるコトが決まった於一。
だが、その陰で菊本は逝った。
衝撃を受けた失意の於一ではあったが、
父・忠剛は屋敷を血で汚した不届きモノと菊本をなじり、
菊本のことは忘れろと、於一に命じる。
納得のいかない於一ではあったが、その夜。
母・お幸から、菊本の遺書の内容が伝えられる。
『本家の姫を身分の低い自分に育てられた。』
その事実をすべて消去するために、選んだ道だった。
尚五郎からも、菊本の覚悟を理解し、前を向いて生きて行けと。。
やっと覚悟が決まった於一だった。

そのころ、長崎の出島より、江戸に驚くべき知らせが伝えられる。
日本との通商のため、アメリカの軍艦が向かっていると。
幕閣達は、対処に悩むが、
そんなとき、島津斉彬の江戸入りにあわせ
水戸の徳川斉昭が、老中阿部達に攘夷論を展開。
島津の力を借り、砲台設置や軍艦建造が決定される。
大仕事となることを考えた斉彬は、
於一の城入りを早める決断をするのだった。






先ずはヒトコト。

なんだか、今回は『大河ドラマ』のようですよ!!!

そう言いたくなる感じでしょうか。
事件などは発生していないけどね。



さて今回。
菊本と於一の関係や気持ちは、
死んでしまったと言うこともあり、かなりアッサリ気味だったが。


そのかわりに。
親友・肝付尚五郎と父・島津忠剛そして、母・お幸

この3人との関係を詳細に描いた感じだ。


おかしな言い方だが、
『輿入れ前夜』とでもいう感じだろうか。


結婚ではありませんがね。


そのため、
尚五郎だけでなく、忠剛、お幸が、
しゃべる、しゃべる!!


尚五郎はともかく、両親は次回以降出ないのでしょうか????
と、勘ぐりたくなるくらいですね。
それくらい、しゃべりまくってました!!
いくつかの部分なんて、
どう見ても、後付けで詰めこんだカットもありましたし。


と、、、、、そう言うことは無視して(^_^;

なかなか、良い感じの『輿入れ話』だったと思います。



尚五郎とは親友として、
『あなたは覚悟を分かっていない
 菊本殿は、あなたを思い、あなたのために死んだ
 それを理解し、前を向いて生きていくことだ。
 あなたのすべきことはそれしかありません!!
と、、、菊本のことで、覚悟を決めよと言われ。
そして、

於一の発案で、
異国の習慣で、友の証として
大事な物を交換する

ということで、
ついに『運命を感じるお守り』の交換です!!!

意外と、これだけでもジーンと来るモノで。


立て続けに、兄たちとの最後の晩餐や。


母から、『自分を信じて、感じるがままに任せる
と、生き方を伝えられたりと。

それぞれに思い出として残るような役割があった感じですね

当然『父』は、、、会話を拒絶するわけです。
コレもまた『父』の威厳を感じる部分だろう。


そして。。
於一『父上、一はこの家に生まれて
   誠に幸せでございました
忠剛『わしもそなたの父で、何というか、、、、愉快であった。
於一『父上、私はどこに行っても
   父上、母上の娘であったことを誇りの思い、
   生きて参ります。
   今日までのご恩、誠にありがとうございました

と、、、、別れの言葉ですね。

最後ひとり口を押さえて泣く、忠剛が印象的でした(^_^)b
もちろん、
道中で見送る尚五郎も



と、、、
コレまでの話では、 ほとんどされなかった
『人間関係』や『キャラの感情』を
良い感じで描ききったと思います。

もう、脚本の勝利と言うより
俳優さんの演技力の勝利ですね。

やっと、ドラマらしいドラマになった感じだ。




まぁ、城入りだけなのですが、それでも面白かったと思います。


2度見して追記
長塚京三さんと、樋口可南子さんばかり見てしまいましたm(__)m

そう言えば、冷静になってみていると
細かいところまで『身分』と言うことを、
キッチリと描いていましたね。

その『落差』のようなモノを感じる部分や、
それを利用し活用する部分など、
両親から見た於一もあわせて、
良い感じでしたね。

と、、別のモノを見ていました。




これまでの感想

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Last updated  2008.02.17 21:08:18


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