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2010.05.04

『苛恩』

内容
つばさ（近藤未来）に話を聞いてもらい、少し気が楽になるカノン（里久鳴祐果）

同じ頃、これまでとは違うイパダダの脅威に対し、
オタキ（柴田理恵）が中心となり、対策を練りはじめる。

そんななか、何とかカノンと接触しようと試みるタイヘイ（眞島秀和）だが、
完全に拒絶され、話をすることさえ出来ない。
すると、イケチヨ（長澤奈央）が、、、歌で心を響かせればと、、、提案し、、
タイヘイは、カノンの大学へ向かい。。。。。

一方、久々に大学に言ったカノンだったが、
信じていた友人に利用されてしまったことで。。。。。。

敬称略

あいかわらず、、頭が痛い作品である。

知っている人は知っているとおり、
私自身、、苦言は、いくらでも書くことが出来るし、
批判を受けても、酷評くらい、、、いくらでも出来る。

だが、あえて書かずに来た。。。。。少しは、書いていますけどね。。。

今作、、、どう評価し、感想書けばいいのだ？

ストレートに言えば、
いくらでも、怒ることは出来るのだが、

正直、この作品、、、何を目指しているのか？
そのこと自体が、まったく分からないのである。

そういや、、“寓話”だと、、言っているなぁ。。。って、

だから？？？

そんな印象しかない。

ハッキリ言えば、“結末”は、、、、わかっている。

じゃ、、、その結末に向け、どのような“過程”を描くつもりなのか？である。

毎回、何らかの感情は表現しようとしている。
それは、理解している。

が。。。だから？？？。。。だから、何？

ということだ。

きっと、いろいろなことを、丁寧に描いている。

とでも言いたいのだろうが。。。。
それは、、、
スタッフが表現したいことであって、視聴者が見たいことではないのでは？

たとえ、喜怒哀楽等々が表現されようと
それが“次の物語”に、何らかのカタチで繋がらなければ、

何の意味もない。

繋がりこそが、“連続ドラマが連続である根幹”である。

でも、今作は、それを、、、ほとんど無視する。
タイヘイは、、まだ良い．．が、、、主人公が。。。。。

この主人公の描き方自体も同じだ。
まったく意味不明な状態で、始まっているというのに、

“真っ当な説明”がなされるわけでもなく、
ワケのわからない展開をしていく。。。

いつだったかも書いたが、
歌の意味、、本当の重みを表現するわけでもなく、
“奪われた”などと、、、本当に意味不明な納得出来ない説明をする。

そんな状態でスタートしているのだから、

極論を言えば、
納得出来ない限り、これ以上何をしても無駄である。

今回なんて、、、“ピュア”という言葉を出すことで、
ある種の“聖女化”を狙っているつもりだろうが、、、

恋人がいて、あれこれあったのが見えているのに、ピュアですか？

この作品のピュアの概念が、サッパリ分からない。

、、、もう、辞めておきます。

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