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2012.03.25
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カテゴリ: ドラマ系の感想



内容
妻・明子(加藤あい)を亡くした清盛(松山ケンイチ)
その悲しみで絶望の中にいる清盛を見て、
父・忠盛(中井貴一)は、清盛に後添えを考えはじめる。
弟・家盛(大東駿介)も清盛を慰めるが。。。。。

一方。鳥羽法皇(三上博史)から比叡山から強訴にやって来た僧侶を
京より退去させよという命令を受ける忠盛ら平氏一門。
様々な方法により退け、勲功をあげる平氏であったが、朝廷の扱いは冷たく。
どれだけの功績を挙げても忠盛が、公卿となることは無かった。

そんな折、清盛のもとを、出家し信西となった高階通憲(阿部サダヲ)が現れる。
世を良くしようと、頼長(山本耕史)らに訴えても、どうにもならず。
絶望を感じ出家したと言う事だった。


そんななか、清盛や、息子たちを慰めようと
明子の琵琶の弟子・時子(深田恭子)が清盛の屋敷を訪れるようになっていた。
“琵琶を弾くな”と冷たくあしらう清盛であったが、
あるとき時子の弟・平時忠(森田剛)が、やってきたことで、
清盛は、その真意を時子に告げるのだった。
耳に残る明子の琵琶の音を消されたくないと。。。。


1145年。出家した璋子(檀れい)が重い病となり
鳥羽法皇は、水仙を探すようにと命じる。
バカバカしいと命令を無視しようとした清盛であったが、
思わず弟・家盛の苦悩を知る事になり、季節外れの水仙を探すことに。。。

探し回っても見つからない水仙。
すると目の前に東国修行に行ったはずの義朝(玉木宏)が水仙を持ち現れる。

敬称略



もう書かないと思っていたことを、まず最初に書いておきます。

忠盛が番組に復帰した途端、
ドラマが、平氏を中心とした物語であることが、明確になりましたね。

朝廷、平氏、源氏等々。。。バランスが良くなった印象です。

正確には、《主人公は平清盛》であるということだ。


おそるべし、大人の事情。


この期の及んで宮廷絵巻をダラダラ描かれたら、
清盛どころか、見ているこっちが絶望にうちひしがれていたところである。



さて今回は、

一応、、、鳥羽法皇と清盛を重ねつつ、

番組を混乱させてきたキャラの1人・璋子の退場劇である。


ほんと、
大人の事情のため、なんとか盛り上げようとしてきた宮廷絵巻。

その盛り上げに一役を買った立役者のひとりですからね。

実際、鳥羽法皇と璋子の関係を、かなり時間を割いて描いてきているので

主人公の妻の退場劇よりも、長い、、、長い(苦笑)


気がつけば、清盛の絶望感よりも、鳥羽法皇の絶望感の方が

妙に感じるモノがあるという、、、、超違和感!!


こういうことだよね。ホントはドラマって。

誰かを退場させたいなら、その背景や、人間関係を描かなきゃ!

それがあるから、感じるモノがあると言う事。

いきなり登場して死ねば感動モノだろってのは、間違っている。
たとえ、感動的に描いているつもりでも、
視聴者をバカにしていると言っても過言では無い。

まあ、、、どこぞの朝ドラも、あざとくやってますけどね。



とりあえず、義朝も戻ってきたことだし。

最重要の忠盛も帰ってきたし。

これから、良い物語になっていくことを期待したいモノだ。

やっと次回から楽しくなりそうだしね。


そういや、どうでもいいことを

BSプレミアムでは、《陽炎の辻》が再放送されていますが、

本日は、、ダブルで退場!!

なんか、すごいですね。


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Last updated  2012.03.25 18:46:29


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