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2021.09.06
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カテゴリ: ドラマ系の感想
内容
あさひ海浜病院に、美月(波瑠)もよく知る
救急隊員の星崎(泉澤祐希)から、患者の受け入れ要請が入る。
発症から2時間以上経過、受け入れ先が見つからない状態だという。
状態を聞いた本郷(沢村一樹)は、受け入れを断るよう美月に告げる。
本郷が言うように、要請を受け入れても、搬送中に死亡する可能性が高かった。
“どんな患者も受け入れる”という理念が崩れることもあり、
納得出来ない気持ちもあったが、美月は本郷の判断に従い、要請を断るのだった。

その直後、高所から転落した女性の受け入れ要請が入る。
本郷は、15分以内に搬送出来るかどうか救急隊員に尋ねさせた上で、
可能と分かると、受け入れを許可する。

だが、搬送時間を数分過ぎて、到着し。かなり厳しい状態。
本郷は、救急隊員に怒鳴りつける中、美月、成瀬(田中圭)たちが処置に当たる。
本郷も加わり、処置が続けられるのだが。。。。女性は死亡する。

数日後。。。。病院付近で停電が発生し。。。

敬称略



脚本、大北はるかさん

演出、澤田鎌作さん




一般的に、救急には、いろいろな人が搬送されてくるわけだが。

その状態や、生死については、別として。

今作って、その描写に、緊張感が無かったからね。

今回のエピソードは、その成否はともかくとして。

今作始まって以来の緊張感が描かれたような気がする。

それと同時に、主人公たちが、救命医であることも描かれたような感じだ。

まぁ、いままでも、描いていないわけでは無いが。

御都合主義過ぎたり、中途半端だったり。

それだけなら、ただ時間が足りないだけだろうが。

今作は、

患者の問題を描いて、主人公との関わりを描くまでは良いけれど。

主人公が救命医であることを描くエピソードには、なっておらず。

“群像劇”としては、正しいが。

“医療モノ”としては、雑でしか無かったのだ。

このあたり、

“ナイト・ドクター”か、どうかのテーマ以前の、

“ドラマ”としての問題だったのだ。

だから、いつだったかも書いたが。

別に医者で無くても良いんじゃ?って(笑)

例えば、前回のエピソードなんて、まさに、それ。


今回のエピソードは、ようやく。。。医師であることが描かれた感じ。

某局の“医療モノ”のように、

現場に首を突っ込んで、かっこ良く解決。。。なんてのも、悪くは無い。

たとえ、御都合主義であっても、“医療モノ”として描いているからだ。

今作のように、“医療モノ”部分が中途半端で、

“群像劇”が優先されすぎてしまうと。。。ただの“アオハル”でしかない。

だから、“医者で無くても”なんていう気持ちが生まれるのである。


ってか、この終盤で。。。。。?

そもそも、おかしいんだよね。

“誰でも”は、分かるが。

本来、受け入れるかどうかは、今回のエピソードのように

毎回、本郷が判断すべき役割のハズ。

“どうするかは、お前たちで決めろ”ってのは、

こういう終盤だからこそのセリフ。

今作は、こういう役割分担も、雑だったからね。

だから、“医療モノ”には見えず“アオハル”になってしまっていたのだ。

イマサラ。。。もう手遅れだけどね。



それにしても、停電?

。。。緊張感の無い描写だよなぁ(笑)

そのうえ、医者がひとり増えたからと言って、

ベッドが増えるわけでも無いだろうに。病院のスペースだって無限じゃ無いし。

いや、そもそも、それだけの使われない設備などがあったってこと?

意味不明すぎる。。。


最後に。

いまさら。。。本郷が。。。“ナイト・ドクター”を語るなんて。。。

だったら、そういう風に描けば良かっただろうに。

“アオハル”は、そこそこにして。

今回みたいに。


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Last updated  2021.09.06 21:54:09


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