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2022.03.04

内容
守屋（森田望智）から告白された上、キスまでされ動揺する圭介（堤真一）
が、それを見ていた万理華（毎田暖乃）から嫌みを言われてしまう。
そのうえ、連絡しても、応えてくれず。貴恵（石田ゆり子）の怒りを思い知る。

一方で、麻衣（蒔田彩珠）は、憧れていた蓮司（杉野遥亮）に
好きな人がいると知り、ショックを受けていた。

そんななか、友利（神木隆之介）から、一緒に実家に帰って欲しいと頼まれる。
母・礼子（由紀さおり）から帰ってきて欲しいと言われているという。
圭介は、一緒に行こうと万理華に提案するが、
親より先に死んでしまい、合わせる顔がないと拒まれてしまう。

悩んだ貴恵は、千嘉（吉田羊）に相談したところ。。。。

結局、友利に、圭介、麻衣そして親戚の子供として万理華も付き添うことに。
駅に到着すると、貴恵のいとこ・萌子（戸田菜穂）が迎えに来てくれて。。。

が、再会した母・礼子は、認知症を患っていて、
ハッキリと認識してもらえなかった。
そこに礼子の妹で、萌子の母・和子（鷲尾真知子）がやって来て。。。

敬称略

脚本、大島里美さん

演出、加藤尚樹さん

コレを言うと、アレなんだが。

強引だけど、一応、存在を認めたカタチになり、

話を紡ぎ始めている今作。

まさか。。。ここで、実家に帰るとはね！！

いやまぁ、“知っている人”という存在を考えると。

話としては、“アリ”だとは思います。

むしろ、。。。話を紡ぐには、コレしかない。。。かもしれないし。

ただね。

これ、確かに、カタチとしては面白いとは思うんだけど。

ただ、万理華が入っていく余地が無いため、

いなくてもいい。。。。とは言いませんが。

友利を絡めている部分なんて、

見せ方も含めて、もったいなさを感じてしまった。

“設定”があるんだから、

もう一工夫欲しかったところだ。

“そこ”に、貴恵がいるわけだし。

そもそも、今でも、貴恵の存在に、友利は、若干、疑問を抱いてるんだよね？

このあたりは、演出だけで無く。脚本の工夫も。

とはいえ。

騒動の始まりには、詰めの甘さを感じるが。

その後の、姉弟のやりとりなどは、見せ方も含め、悪くは無い。

あざとい部分はあるけど。

そこは、“ドラマ”だしね。言い出したらキリが無い。

むしろ、もっと、ファンタジックでも、良かったと思っている。

ってか。。。。

時間経過には、驚いてしまった。

いや、マスターの本業にも。。。。（笑）

最後に。

今作って、ファンタジーのつもりなのかな？

それとも、リアルなヒューマンドラマなのかな？

そのあたりが、中途半端で、振り切っていないから、

面白みはあっても、ちぐはぐな印象もあるのだ。

やり方次第で。

あざとい宣伝などしなくても、もっと盛り上がっただろうに。。。。

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