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2023.06.05
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カテゴリ: ドラマ系の感想
内容
風間(木村拓哉)遠野(北村匠海)が刺された事件の
捜査本部を訪れた風間は、柳沢浩二(坂口憲二)から報告を受ける。
被疑者の十崎波琉(森山未來)は消息不明。
そのうえ、事件現場に出入りしていたバイク便の鳥羽暢照(濱田岳)と
連絡が取れていないという。
そこに隼田(新垣結衣)が現れ、専従捜査チームに志願したと風間に告げる。
すると風間は“他にやるべきことがあるのでは”と。。。。

そんななか、加茂田亮(金井勇太)という男が刺殺される事件が起きる。
臨場した風間。そこに所轄から風間道場入りを命じられた
中込兼児(染谷将太)がやってくる。
“どうして殺された”という風間の問いに、中込は、
3か月前に起きた通り島事件の犯人が動き始めたと答える。
すると風間は。。。。

敬称略


脚本、君塚良一さん

演出、西岡和宏さん


男刑事だというのに、“公私の私”をたくさん盛り込んだね(笑)


そこはともかく。

一応、今回は“風間道場”だね。

ただね。事件が。。。。もう、ほぼファンタジー。


当たり前のことだが。

“ドラマ”は、作り物なので、ある程度は、御都合主義なのだ。

だから、どれだけ、都合良く物語が動いても、

ある程度は、納得するし。納得せざるを得ないのだ。

が。

ここで問題があるのは“刑事モノ”“探偵モノ”等の“事件モノ”って。

リアルな描写があるからこそ、

視聴者は理解出来るし、それを楽しむことが出来る部分もあることなのだ。

そう。

度が過ぎた御都合主義は、ファンタジーと言って良いほど。

その作品の雰囲気も含めて、崩壊させかねないモノなのである。

もちろん、一部の刑事モノや一部の2サス、

高校生探偵や、体が子供で頭脳が大人なんていう探偵モノのように、

“そういう作品”も存在するのも事実。

しかし、それは、“そういう作品”だと割り切れるような描写だからこそ、

納得出来るのである。

タイトルは書かないけど、そういう作品は作品で、

ベタな刑事モノより、人気が出る作品さえあるのである。

じゃ、今作。

リアルな描写をしておきながら、ファンタジーで解決って言うのは、

以前のエピソードでも、あったけど。

それで、良いんですか?

ギャップというか、あまりに描写がチグハグで、

違和感しか無いのだが?????


そんな作品に面白みを感じるわけが無く。

これこそが、今作の致命的な欠点だと思います。


全否定はしません。

だからといって、

コレを認めてしまうと。

《教場》《教場Ⅱ》への考えも、改める必要があると思います。

ほんとは、ファンタジーだったと。



それにしても、

なぜ、奇を衒うような解決方法を、とろうとするかなぁ。

面白みを失わせているというのに。

凝っているつもりなんだろうけど。

さすがに、どうかと思うよ。


そもそも《倒叙モノ》って、犯人を先出しすれば良いってのでは無いのでは?

それに加えて、

犯行動機や、犯行。。。そして証拠なども含めて、

視聴者に提示しなければ、

ただ、犯人を登場させているだけでしかない。

こんな状態で、刑事が事件を解決したところで、

全てが後出しジャンケンでしかなく。

ほぼ。。。超能力である。

なぜ、普通に見える事件にしないかなぁ。。。。。

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Last updated  2023.06.05 22:04:28
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