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2023.06.08

内容
みなとみらい署管内で強盗事件が発生。
被害者の海老沢修二の証言で、犯人は３人組。遺留物の皮膚片から。
３年前に窃盗で逮捕された井ノ口浩輔と、レンタカーを借りた大月博人が浮上。
仲井戸（桐谷健太）らにより、逮捕された。そして３人目・楢林圭一も逮捕。
闇バイトで集められた３人は“キング”という人物の指示で実行したと言うこと
多くの強盗事件の指示役だった。

そんななか海老沢のもとに５００万が宅配便で届けられる。
持ち込まれたコンビニの映像から、森野さやか（横田真悠）が特定。
盗まれた金額と同じ金額であることから、何かあると考え、事情を聞くことに。
すると、ニュースで見て、かわいそうだと思ったと証言する。
郵便法違反ではあるが、自身の金を送ることに、刑事責任を問えなかった。

周辺の聞き込みでも、悪く言う人間はおらず。
真面目で、つつましいという話ばかり。
それでも何かがあると感じ取った仲井戸たちは、
さやかが、阿久津守（佐野玲於）という人物と、連絡を取り合っていると分かる。
話を聞くと、婚約者らしいのだが、阿久津のことを怪しいと思っているよう。

だが、証拠が見つからず。阿久津は、さやかに疑いの目を向け始める。
そんななか、キングがバイトの募集を始め。。。。

敬称略

脚本、福田靖さん

演出、本橋圭太さん

別に、恋バナを描こうが、対立などを描こうが、

そんなの見せ方の違いだけであり、

“ドラマ”にとって些細なことでしか無いのだ。

そもそも。

刑事だろうが、検事だろうが、判事だろうが。

“ドラマ”では、描くコトは決まっているのだ。

本来、今作は、そこを描き、

“流れ”を作れば、良かっただけの話なのである。

が、今作は、

その描くべきコト。。。事件とその捜査などを、雑に描いてしまった。

おかげで、

根幹となる部分がブレまくっているので、

事件モノとしても、群像劇としても、ブレまくってしまった。

《１》のときは、ここまでブレていなかったのに。

まぁ、《１》は《１》で問題点はあったけどね。

せめて、今回くらいの事件と捜査を見せて、

刑事と検事の違いを、ハッキリ見せていれば。

今までだって、もう少し、楽しめただろうに。

後の祭りである。

ってか、なぜ、今回みたいなエピソードにしなかったかなぁ。。。。

もちろん、今回は、刑事がメインの場合だけどね。

後は、どの部分の時間を長くして、強調するか？

刑事が早く逮捕すれば、検事が。。。。ってことをメインに出来るし。

裁判をメインにすれば、検事、刑事は、

公判が進む途中で、使えば良いだけだ。

わざわざ、ワケの分からないコトをする必要なんて無いのである。

一応、今作は、それに近いかたちにはなっていたが。

事件自体を丁寧に描いていないので、

どのエピソードを見ても、刑事がメインのエピソード以外は、

雑にしか見えなかった。

刑事のドラマに比べれば、

検事のドラマ、判事のドラマは少ないからね。

きっと、微調整が出来なかった。。。ってのが、ホントのところだろう。

そもそも、３つを立てるなんて、絶対に無理なんだよね。

そこが、一番の原因でしょう。

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