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2024.10.07
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カテゴリ: ドラマ系の感想
内容
幼い頃から嘘が聞き分けられた浦部鹿乃子(松本穂香)。
そのせいで、村の人から忌み嫌われていた。
母フミ(若村麻由美)はかばってくれていたが、
ある日、鹿乃子は、これ以上迷惑をかけられないと、村を出ることを決意した。

村を出た鹿乃子は、九十九夜町にたどり着く。
だが行き交う人々の声は、嘘にまみれていた。
ようやく、あるカフェーにたどり着く。

一方、、探偵事務所を営む祝左右馬(鈴鹿央士)は、
友人で警官の端崎馨(味方良介)とともに、稲荷神社へ向かっていた。
人の生死がかかっているという左右馬だが。。。。

やがて神社にたどり着いたふたりは、怪しげな声を聞く。
声の場所へ向かうと、ひとりの女が、猫と目差しを巡り戦っていた。
しかし次の瞬間、。。。。その女。。。鹿乃子は倒れてしまう。

鹿乃子が目覚めると、倉田達造(大倉孝二)ヨシ江(磯山さやか)が営む
小料理屋にいた。

敬称略


原作は未読。

脚本、武石栞さん

演出、西谷弘さん



一応。。。時代劇らしいが。。。そこにミステリー要素を混ぜているようだ。

まぁ、

そもそも、NHK以外で時代劇を着くこと自体が少なくなっているから。

そういう意味でも、かなりの挑戦ですね。月9なのに。

楽しく感じるかどうか、面白く感じるかどうかは、人それぞれだし。

原作が。。。っていうのも、その系統だと思うし。

とりあえず、細かいことを気にせずに視聴する。

もしかしたら、それが、一番大切なことかもしれませんね(笑)

個人的には、

細かいことは気になるモノの、ある程度、無視しながら見ることが出来るので。

なんとなく。。。楽しめる部分を探しながら見ている。

頑張って、見ている。。。。。のだが。。。。。。

状況説明と、雰囲気作りが多すぎて、

“物語”らしい部分が、中盤になっても、全く無い。

初回だから、仕方ないとしておきますけどね。



とはいえ。

雰囲気を優先させるドラマを否定するつもりは、全くありませんが。

以前から書いていることだが。

そういう見せ方のドラマって、疲れるし、飽きるんだよね。

だって、引き延ばしの印象が強く。どこを見れば良いかが分からないから。

前作の《海のはじまり》も、そうだったけどね!!(苦笑)

これまた、以前から書いているが。

これ、1時間ドラマにするのじゃ無く。

30分で、キッチリ区切りをつけて、

前半を第1話、後半を第2話にする、少し特殊な構成にするほうが。

まだ、見ることが出来たのでは?

いわゆる“サザエさん方式”の手法だ。仮想で2本立てにするということ。

きっとね。そうすれば30分になる前に、

もっと惹き付けるような見せ方をするだろうし。

後半に期待を抱けたと思うのである。

ってか、回想を入れれば実質10分も無いものを、30分に引き延ばすな!!

そういうこと。

後半に入ってから、面白味が出てきているだけに。

前半が、ほんとにもったいない。



最後に。

いろいろと気になることは多いけど。

ある程度の方向性は見せているので、あとは好みの問題だろう。

ただし、かなり気になった点が1点。

これ、一応、ダブル主人公のようだけど。

。。。ちょっと描いているバランスが悪い気がする。

あくまでも“ミステリー”ならば、

キャスティングも含めダブル主人公というカタチは残しておくとしても。

もうちょっと、“ミステリー”を強調する見せ方をすべきなのでは?

左右馬およびミステリー部分よりも、

鹿乃子と超能力を強調しすぎているため、

“ミステリー”に見えないのだ。

原作があるのも分かっているけど。

かなり引っかかっています。


今作って、何をメインにしたいんだろう?って。

数字がアレだったとしても、

ドラマとして、可能性はありそう。。。。なんだけどね。



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Last updated  2024.10.07 22:09:59
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