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2024.10.28
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カテゴリ: ドラマ系の感想
内容
日本有数の五条グループの五条和彦(渋谷謙人)が、妻の亜佐美(佐津川愛美)
とともに、神波(趣里)を指名し、事務所にやって来る。
夫は無精子症。匿名で夫と同じ東大卒の“健太”から精子提供で妊娠。
しかし、経歴はでたらめだったという。
“健太”を訴えるのかと思いきや、弁護をしたいということ。
世間だけでなく、身内にも知られたくないという和彦。
同じ“健太”から提供を受けた女性が訴えがあり、男の弁護をして、
示談でまとめてほしいという。
弁護を了承した神波は、杉浦(ジェシー)にちょうど良いと、一任する。

調査をすると、“健太”は、斉藤文哉(佐藤寛太)と判明。
杉浦は、斉藤に接触し、原告の長岡茉由(吉本実憂)の案件を
示談にしたいことを伝える。しかし斎藤は拒否。
斉藤の話では、原告の長岡は、経歴詐称を知っていたという。
だが証拠はないらしい。それでも、示談はしたくないと。。。。

敬称略



脚本、橋部敦子さん

演出、樹下直美さん




なるほどね。

一度、杉浦に振っておくことで、神波の凄さを表現しているね。

そのうえ、前回と同じで、方向性なども表現しているし。

まぁ、ワケの分からない案件なのは、確かだけど。

それを、キッチリ見せて魅せるのが“ドラマ”だからね。

独特の面白味も盛り込んでいて、上手くやっていると思います。

。。。好みはあるけどね。好みは。


少し気になったのは、

俳優が俳優だから、妻が何かを隠していると。登場時から見えていること。

が。いつだったかの依頼人の素性を気にしすぎる主人公では無いが。

何か引っかかりを感じている主人公という描写が、弱いことだ。

結果的に、妻の自白。。。。いや、自爆にも見えるし。

こういうのは、主人公の能力なんだから、

あざとくても、もう少し強調してほしかったものだ。

強調しすぎは、ダメだけどね。


ちなみに、今回のエピソードで、

一番気になったのは、ひとつの案件のハズなのに。

気がつけば、ふたつに分離していることに関すること。

登場人物が多いので、ふたつに見えているのだが。

そこは、仕方ないのだ。

気になるのは、、、これ、どこまでが依頼人の仕事?ってこと。

で。思ったのだ。

これ、原告の弁護士(清水伸さん)を混ぜて、描くべきだったのでは?って。

そうすれば、もっと納得出来たような気がするのだが。。。。

そもそも。

場外でアレコレするのではなく。

法廷で、全てをやれば、もっともっと面白かったのでは?

場外が多すぎて、劇的なのに劇的に見えていない。



どうも、今作って。

物語自体は、そこそこ楽しいのに。

わずかに雑な部分があるために、すべてを壊している感じだね。

見せないのもダメだし、見せすぎてもダメ。

良い塩梅で見せることが出来ていない。



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Last updated  2024.10.28 22:55:31
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