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今季限りで現役引退する阪神糸井嘉男外野手(41)が引退試合で打席に立ち、現役最後の打席で安打を放った。「いやもう、僕もうれしかったし、ホンマに甲子園で、最後の打席を迎えられて心の底からよかったです」と球団広報を通じコメントした。
5回の西純の打席に代わって「代打・糸井」が球場にアナウンスされると、球場からは割れんばかりの拍手に包まれた。
糸井コールで声援を浴び、フルカントから広島森下の147キロの直球を強振し、三遊間を破る左前打で出塁。球場はこの日最大の大歓声。代走は送られず、そのまま一走として残った。 続く中野の打席で三ゴロを二塁に送球され、フォースアウトに。ベンチに戻る際、ヘルメットを掲げてその声援に応えていた。6回には交代を告げられ、ファンからは「えーーっ」と惜しまれる声も漏れた。
打席に入る際の大きな歓声に「いや…、ホンマに感動したし…、これが最後ってなるとやっぱ寂しいですけど…。そんな中で、ね、ヒットを打てて本当に幸せです」と感無量な様子。糸井は二塁封殺でベンチへ帰ったが、チームはその後得点。「逆転する流れが来たと思うんで、はい…。勝つよ!」と仲間たちに期待を寄せた。
スタンドには「19年間ありがとう」「糸井嘉男、19年間楽しみをいっぱい与えてくれてありがとう」など虎党がボードを掲げ、声援を送っていた。
近大から投手としてプロの世界に足を踏み入れ日本ハムに入団。入団3年目で野手に転向し才能を発揮した。オリックス時代の14年に首位打者、16年は盗塁王に輝き、最高出塁率のタイトルも3度獲得、ゴールデングラブ賞にも7度輝いた超人。プロ19年、得通算1755安打など記録にも記憶にも残る名選手が最後までファンに応えた。
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