続・ハラヘリビトノウタ

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Tommy-japan

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2006.01.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
1月8日午前4時44分。

こ、怖い・・・。

私は、友人ゆりぃの家に居た。
二人で一晩中騒ぐつもりが、気づいたらコタツの中で二人とも熟睡。

玄関のチャイムが何度も鳴る。
けれど私は、ゆりぃの携帯の音だと思って、目を覚まさなかった。
しかし今度は、部屋の窓という窓をゴンゴン叩く音が、どうもする。

・ ・・うち?

隣の部屋かと思ったが、どう考えても鳴ってるのはこの部屋の。。
しかもドアではなくて窓だ。
遮光カーテンがひいてあるので、人影は見えない。

「警察に・・電話・・する?」
私たちは二人とも、目ははっきり覚ましたものの、
怖さで半身しか起き上がれていない 笑

ドアのポストを開ける音もする。
コタツに潜り込みたいけど体が動かない!
男の人の声がする。

そしてしばらく物音がした後、静けさが戻った。

ゆりぃの部屋はアパートの一番奥で、人は入ってこないはずだ。
何かの間違い、いたずら??それとも・・・
本当、怖かった。
宅急便?と一瞬思ったがこんな明け方にはこないしねぇ。。

ゆりぃがふと時計を見たら「4:44」だったというので
爆笑してしまった。

**
朝、レッスンを終えてすることもなく、
山手線にのって、意味もなくずっと乗っていた。
下りるのも寒いし、まだお店もあいてないしなぁ~と思いながら
ぐるぐる2周目に入った。
「何やってるんすか、お姉さん」ゆりぃが呼んでくれた。
そのときは、まさかこんな事件が起こるとは思ってもみなかった。

**
ウィルソンの元気がない。
ブラジル人の友達はみんな休みに入って帰ってしまい
(大学は試験が終わってしまえば
もう長い春休み)自分しか日本に残っていない。
家族に会わずにもう3年たつ。
短期間でも帰りたいけど、そうしたら今日本でしているアルバイトは
首になってしまう。。

「じゃあ。また新しいお友達をつくろうよ!」と言っても、
その気力もなさそう。

元アナウンサーの雨宮さんもその著書の中で、仏生活3年目に
ふと生活に慣れてきて、
ものすごい孤独を感じたと言う。
ナンパされてほいほいついていきそうになったこともあると。

うん。でも。でも。
「ウィルソン言ってたじゃない。こないだ見せてくれたよね?
フィアンセだった人の写真。
ウィルソンは、こんなにもしたい事があって、
フィアンセとさよならすることも、家族に
数年会えない事も覚悟して、日本に来たんじゃん。頑張ろうよ。」

「でも・・・時々は、つらいね。」

うん・・・そうだよね・・・
無言になってしまった。
彼の寂しさが手に取るように分かる。

**
年齢を重ねれば重ねるほど、実家に帰ったときの、
都会との気持ちの落差が大きくなっている事に
気づく。
大人になっているはずなのに、どうしてだろう。
年末年始も、一日10時間くらい一度も目を覚まさずに寝ていたし、
東京に戻る時に、なんとなく精神を戦闘モードに戻すのにも力が要る。

ゆりぃの部屋で、なぜか「1リットルの涙」のビデオを見始め、二人で超号泣した。
本当に、涙がとまらなくて・・・。
終わってチャンネルを戻したらドラゴンボールで、異様に冷めながらコーヒーを飲み、
おもむろに模様替えを始めた。
とはいっても、パソコンの位置とMDデッキの位置を交換しただけなのだが。
テレビとパソコンの画面が並ぶ形になって、
「画面が二つ並んでるって微妙だね」
と言い合っていた。
その後ゆりぃが美味しいご飯を作ってくれた。
コーンご飯に、なすとツナの味噌炒め。
なぜか、コナンを見ながら。しかもかなり見入っていた。
ご飯は、本当に、本当に美味しかった。

コーヒーを飲むのに彼女が出してきてくれたマグカップ。
「あ!」
それは私が数年前に彼女の誕生日にプレゼントしたものだった。
ひとつが象の絵、もうひとつがしまうまの絵で、それぞれ、
鼻と首の部分が取っ手になってる。

その頃ゆりぃは、一緒に上京してきた幼馴染と住んでいた。
彼女は彼のことが好きだった。
一緒に使ってねと言う気持ちをこめた彼は今はもう居ない。
**

沢山の、沢山の時間が流れたことを思った。
出会った頃、お互いに一人暮らしを始めたばかりだった。
そして今も東京で暮らしながら色んな事と日々戦ってる。
多分、大人になればなるほど、いろんなことに対する選択肢は、
狭まるようで実際は、木の幹みたいに幾重にも広がってしまう。
選び取ることが、そのために思い惑うことが増えて、
きっとそれが、実家にいるときとの落差につながっている。

私も、社会人になって再び実家を出てからもうすぐ1年が経つ。

**
「ボーイフレンドが、ちょいちょい、とよく言うんですが。」
とキャロルが言う。
ちょいちょい?
スペルアウトしてもらっても、たしかに choi choi だ。

辞書を引いてみると、確かに載ってる。
「よく」の意味だ。
でも、たぶん現実には、「ちょくちょく」のほうが使われてるだろう。
「私はちょくちょく買い物に行きます。」みたいにね。
私は、ちょいちょいという言葉は初めて聞いたので驚いた。

こないだ、もう冬のバーゲンが始まってるねという話題になって、
「試着してもいいですか?」という台詞を教えた。
キャロルは週末にバーゲンに出かけたらしく、ブーツを試着したくて
店員さんにこの台詞を使い「いいですよ!」と答えてもらえたそうだ。

教えてて一番嬉しいのは、教えたことを生徒が生活で活かせた時だ。

それにしても、思う。
日本語は、難しい。
本当に、難しいと思う。





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Last updated  2006.01.12 11:11:08
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Milky5555 @ 神田川のほとり こんにちわ 私は子供の頃、神田川のほと…
Milky5555 @ 無の涙 「無の涙」それはきっと表現できない感情な…
Tomomi@ Re:友達っていいね(02/17) Milky5555さん >さり気なく傍に居てくれ…
Milky5555 @ 友達っていいね さり気なく傍に居てくれる事が 何よりも…

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