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梅雨の真っただ中・・・この時期の楽しみはアジサイ見物。県内のアジサイの名所には、愛犬とよく出かけた。矢田寺、久米寺、吉野山、北へ南へ東に西に(*^-^*)出かけたものです。曇りで涼しいのが一番なんだけど、なかなかそうはいかずに雨が降りアリスにとっては、最悪の日だったに違いない。これが原因で雨の日とシャンプーが大嫌いになったのかもしれません。壷阪寺のラベンダアーも気持ちのいい散策場所でした。明日香から、二上山の馬の背に落ちる夕日を撮りに何年も何回も通ったものでした。そこにはいつも愛犬アリスがいて、見守ってくれていたのを思い出します。
2016.06.25
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「おもいでのアルバム」増子とし作詞・本多鉄麿作曲いつのことだか 思(おも)いだしてごらんあんなことこんなこと あったでしょううれしかったこと おもしろかったこといつになっても わすれない春(はる)のことです 思いだしてごらんあんなことこんなこと あったでしょうぽかぽかおにわで なかよく遊(あそ)んだきれいな花も 咲(さ)いていた夏(なつ)のことです 思いだしてごらんあんなことこんなこと あったでしょうむぎわらぼうしで みんなはだかんぼおふねも見たよ 砂山(すなやま)も秋(あき)のことです 思いだしてごらんあんなことこんなこと あったでしょうどんぐり山の ハイキング ラララ赤(あか)い葉(は)っぱも とんでいた冬(ふゆ)のことです 思いだしてごらんあんなことこんなこと あったでしょうもみの木かざって メリークリスマスサンタのおじいさん 笑(わら)ってた冬のことです 思いだしてごらんあんなことこんなこと あったでしょう寒(さむ)い雪(ゆき)の日に あったかい部屋(へや)でたのしいはなし ききました一年じゅうを 思いだしてごらんあんなことこんなこと あったでしょう桃(もも)のお花も きれいに咲いてもうすぐみんなは 一年生(いちねんせい)アリスが虹の橋を渡って今年で5年目です。孫も3人出来て幸せな毎日を過ごしていますが、パソコンの壁紙、携帯電話の待ち受け、自動車のアクセサリー・・・まだアリスです。(*^-^*)アリスの事は夫婦の共通の話題で、何かあればアリスがあのときこうしたね!と、楽しい思い出ばかり出てきます。今日は、アリスの思い出で久しぶりの更新です。かたかごさん、ご無沙汰しています。アリスの一番の応援団長でした。寒い日、上ノ太子でお会いしたのが昨日の事のように思い出されます。なかなか更新せずにおります。また思い出をアップしていきます。(^◇^)
2016.06.21
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先日のローカルニュースで、十津川村二津野ダムでオシドリ復活!と伝えていました。紀伊半島大水害で、数が激減していたようですが、今年1月の調査では3300羽が確認されたようです。前よりも多い数のオシドリが帰ってきました。2000羽以上のオシドリが冬を過ごす日本有数の場所なんだそうです。地元奈良県人としては、今まで知らなかったのを恥じます。オシドリは、50cmほどの大きさで、オスはとてもきれいな鳥です。東北などで繁殖し、毎年11月ごろになると木の実などのエサを求めて暖かい西日本で冬を越すようです。奈良県では、ウワナベ丘陵、崇神天皇陵、橿原神宮の池等で見ることが出来ます。しかしオシドリは臆病で、木の陰に隠れてなかなか出てきてくれません。撮影は、ただただ出てくるのを待つ・・・。崇神天皇陵に出かけました。何とか撮影できました。オシドリに会えるのは来月中ごろまでです。
2015.02.22
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道明寺天満宮の初天神うそかえ祭うそ(悪いもの)をまこと(良いもの)に替える祭だそうです。午前11時と午後3時の2回催されます。午前も午後も参加すると、元通りになってしまうようです。注意! 注意!今年は、午前11時のうそかえ神事に参加しました。近年最高の2500人の参加者だったようで、40分近く、「うそ」の入った袋を替えていました。200回は替えたと思いますが、最後は疲れてしまって隅に立っていました。午後の部は3時からで、1425人の参加者だったようです。日曜と重なって多くなったのでしょう。一年の厄落としが出来ました。梅の花は数えられるほど少なかったですが、ロウバイはきれいに咲いていました。
2015.01.26
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昨日、奈良市の若草山の山焼きが行われました。この頃、夜で歩くのが億劫になり近くの標高300mほどの山から見ることにしました。しかしながら低くても山・・・。歩きつらいし、危ないし・・・これならすんなり出かけたほうが良かったと反省です。
2015.01.25
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モノトーンの真冬に彩りをみせる数少ない冬の花。新春一番に咲く、蝋梅(ロウバイ)。二上山で見ることができました。この花が咲くと、春にむけて花が咲きだします。アリスが好きだった「梅」も、もう少ししたら・・・。春が待ち遠しいこの季節です。
2015.01.04
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寒い年末年始でしたが、その寒さでこの時期にしか見ることが出来ないものを見に、山歩きしてきました。滝が凍ってしまいます。この寒さがもう少し続いたら完全に凍ってしまうのですが。谷筋から尾根へ上がり、急登を登るのは何度登ってもしんどいものです。今シーズンにあと何回か登る予定です。完全に凍りついた滝を見るまで・・・。
2015.01.03
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本年もよろしくお願いします。
2015.01.02
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間もなく2014年が暮れ、新しい年がやって来ます。更新もあまり出来ず何をやっていたのか・・・この1年。パソコンの買い替えの決断もまだ出来ていませんが何とか最後の最後で更新。タブレットではなかなか限界があります。早急に決断したいと思っています。2015年も、宜しくお願いいたします。良いお年をお迎えください。
2014.12.31
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千の風 あとに残された人へ -作者不詳-私の墓前で泣くのはやめてください。私はそこにいません。眠ってなんかいません。私は千の風となって大空を駆けています。私はダイアモンドのきらめきとなって雪に舞っています。私は陽の光になって熟した穀物にふりそそいでいます。私は優しい秋の雨となっているのです。朝の静けさの中、あなたが目覚めるときわき上がる風となって小鳥たちを輪を描いて舞わせます。私は夜に輝く静かな星となって、あなたを見守っています。だからどうか私の墓前で泣くのをやめてください。私はそこにいません。私は死んではいないのです。新しく生まれたのですから。愛犬アリスが亡くなって今日10月13日で丸3年経ちました。どこへ行くにも一緒で・・・。いろんな方とお話しする機会を与えてくれたこと、今でも感謝しています。ありがとう・・・ありがとう・・・アリス。
2014.10.13
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午後、二上山にオケラを見に出かけました。 オケラはキク科の多年草。 同じキク科で花が似るコウヤボウキと見間違える人も多い。 花期も咲く場所も重なるので、戸惑いますが、両者共花の少ない時期に咲くので、特別の親しみを感じます。 決して見栄えのする野草ではないのですが・・・。 オケラは日本では馴染み深い植物で、古くは万葉集にオケラ(万葉集では「宇家良(うけら)」と記載)を詠んだ歌が3首あるようです。 昔は「宇家良(うけら)」と言っていたが段々言葉が訛って「おけら」になったと言われています。 「恋しけば袖も振らむを武蔵野のうけらが花の色に出(づ)なゆめ」 (あなたが私を恋しく思われるならば、私は袖を振って合図しますから、うけらの花のように決して顔に出さないで下さい。人に知られてしまいます。) 目立たないのですが、好きな花なんです。
2014.10.12
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山も秋の花が咲きだしています。シュウメイギク秋に菊のような花を咲かせるので付いた名前ですが、キクの仲間ではなく、 ニリンソウなどのキンポウゲ科イチリンソウ(アネモネ)属。年代が不明なほど古い時代に中国より渡来したと言われています。日本各地に野生化したようです。八重咲きのシュウメイギク。八重咲きのものは園芸用に品種改良されたものが多いですが、シュウメイギクはこちらが原種に近いそうです。アキチョウジ花の付く様子が丁の字に見えることから、この名前が付いたようです。金剛山は、ムラサキの花が多いのですが「白花」を見ることができました。セトウチホトトギス瀬戸内海を囲む地域、近畿、中国、四国に分布しています。一見、ヤマジノホトトギスに似ていますが、ヤマジノホトトギスの蜜標は紫斑なのに対し、セトウチホトトギスの蜜標はオレンジ色です。珍しい品種です。コシオガマ日当たりのよい草原に多い。草丈30~60cm。半寄生の1年草。自らも葉緑素を持って光合成をするようですが、それだけでは生きられず、おもにイネ科の植物の根から養分を吸収して生きています。見ることが少なくなっています。山は秋の風が吹いています。20℃を下回るような山の気候になりました。山歩きは、最高の時期になりました。
2014.09.27
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今日、いつものように山を歩いていると珍しい白花を見ることが出来ました。ツリフネソウ特異な形をした花で、花の形が帆掛け舟を吊っているように見えます。あるいは、吊り船型の花器に似ている事でツリフネソウ(吊船草)と呼ばれるようです。シロツリフネアキギリ山地の林縁などに生える多年草です。シロバナアキギリアキギリは自然交雑がおきやすいようです。ツユクサ朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説があるようです。白花ツユクサ散歩中に見つけることもあります。少し珍しいものばかり一日で見れたことはラッキーでした。
2014.09.16
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昨日、山を歩いていてあまりにも酷い写真の撮り方をしていたカメラマンを見たので。山に行けば花も撮る・・・。しかし、カメラマンのマナーの悪さは何なのでしょう。目的の花の周りの植物はなぎ倒す、立ち入り禁止にしてある所にも平気で入っていく。被写体に集中するあまり他に注意が行かないという事もあるかも知れないけど、やはり最新の注意を払うようにして欲しい。そう言う私も知らずに若葉を踏みつけてたりしてるかも知れないし、実際、不可抗力でそうなることもあります。しかし、少なくともそうしないように写真撮ってる最中も注意を払っています。我々が写す写真のその殆どはその撮影者本人の自己満足の写真でしかありません。でも、野や山に咲いてる花はそこに存在するからこそ、そこを訪れる多くの人の目を楽しませることが出来るのです。山で、中高年のマナーの悪さが目につきます。撮りたいと思えば、どんなところにも入り込んでしまうカメラマンがいるから、撮影禁止にされている寺社仏閣が増えているとか・・・。良い写真を見ると、「マナーの良い人が撮ったのだ」との思う私であります。
2014.09.06
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キンミズヒキ(バラ科)夏から初秋にかけて、キンンミズヒキ(金水引)、ミズヒキ(水引)と呼ばれる、めでたい名前を持った花が野山を彩ります。キンミズヒキはバラ科、ミズヒキはタデ科で、全く別の種類の花です。名前の由来はミズヒキの方が基で、見ると赤、下から見ると白の花と、細長い花穂の形から、それを冠婚等の慶事で用いられる水引(みずひき)に例えて名付けられたようです。 キンミズヒキは、この花に花の付き方や花穂の全体像が似ていて黄金色の花を付ける事から金色のミズヒキ、つまりキンミズヒキ(金水引)となったと言われています。ミズヒキ(タデ科)キンミズヒキもミズヒキも晩夏から秋にかけて目立つ花であり、そのめでたい名前ゆえ覚えやすい花で、他の花の名前は忘れる事はあってもこれらの花の名前はすぐ出てきます。
2014.09.04
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ヌスビトハギ(盗人萩)マメ科ヌスビトハギ属の多年草。ひっつき虫のひとつです。和名は、果実が泥棒の足跡に似ているから。昔の泥棒は足音を立てないように、足裏の外側だけを地面に着けて歩いたとのことで、その時の足跡に似ているからだそうです。アキギリ(シソ科)晩夏から秋に咲き、花と大きな葉がキリに似ているのでこの名がついたようです。花言葉は尊敬。サルビアは、シソ科アキギリ属の花で、似ています。今日は今にも降り出しそうな空で(午後から雨が降りました)蒸し暑い一日でした。山歩きは中止して、読んでみたい花の本があったので、図書館へ出掛けました。いろいろ本を借りました。知識を頭に入れておいて、歩きながら観察したいからと思ってはいるのですが、歩くころにはすっかり忘れています。 山は秋支度です。黄昏ている時間はありません・・・。
2014.09.02
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長らく更新も滞っていて9月から再開します。ベニナギナタタケ炎のように見えます。このキノコの姿を見て食べようと思う人はあまりいないと思いますが、猛毒のキノコ「カエンタケ」とよく似ているので・・・。奥深い山地にある大木の株に生えるため、従来はほとんど人目に触れることがなかったそうです。ナラやシイなどが枯死する「ナラ枯れ」が広がるにつれて自生の範囲が拡大して、里山でもカエンタケが生える株が増えているようです。自然環境の変化がこのような状況を作っているようです・・・。タマゴタケタマゴタケは、キノコの命名のなかでも、なかなかどんぴしゃりの名づけ方 だと思います。タマゴタケは見た目は毒キノコのようですが、実は食べられる美味しい食用きのこです。しかし、外見の特徴が毒キノコのベニテングタケにやや似ている為、食べる場合には誤食への注意が特に必要です。キノコの判別は難しく、素人はあまり食べないほうがいいようですね・・・。
2014.09.01
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瓊花(けいか・チウンホア)スイカズラ科ガマズミ属中国の江蘇省、揚州市が原産で、鑑真和上没後1200年の昭和38年(1963)記念事業の一環として、唐招提寺に中国仏教協会から贈られてただそうです。随の時代の皇帝が、真っ白な花と甘い芳香を大層気にいられ「門外不出」にしたと云われている名花だそうです。一見、ガクアジサイによく似ています・・・。でも、アジサイよりも葉が小さくて、装飾花も少し違っています。花のつぼみを取り囲む白い装飾花は、きっちりと八つあります。ちなみに、ケイカは「スイカズラ科」の植物。ガクアジサイは「アジサイ科」あるいは「ユキノシタ科」の植物ですが、「スイカズラ科」の植物の中には、ガクアジサイとよく似た花を咲かせるものがたくさんいるのだそうです。「ケイカ」もそのひとつなのですね。瓊花の、花の香りを再現した「天平香」というお香もあるようです。清清しさを感じさせる、すっきりとした香りです。毎年、ゴールデンウイークに花が見頃となり同時に公開されるので訪ねています。春の終わりと夏の到来を告げるように、小さな白い花を咲かせます。
2014.05.21
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葛城山のツツジが満開という情報が入り出かけてきました。葛城山のツツジは、「一目百万本」といわれるのですが、ちょうど見頃で、山肌を紅く染め、それは華やかでした。むこうに見えるのは、金剛山(1,125m)で、奈良県と大阪府との境目にあります。沢山の観光客で、ロープウェイに乗るのに、待ち時間が2時間以上だったそうです・・・。それでも待ったかいがあったと話している人たちがおられました。葛城山は金剛生駒国定公園の南のポイントの標高959mの山ですが、山上はなだらかな高原になっていて、南にはどっしりと金剛山があり、北には生駒山系、東は大和盆地、西は大阪湾を隔てて六甲山・淡路島までという大パノラマ・・・。ちなみに葛城山の地名伝説では、神武天皇が大和の平定時にこの地で抵抗していた部族を鎮圧した時に使用していた道具が葛の蔓で作った網だった、そこから「葛城」の地名が生まれたとのこと。今年もこの目で見ることが出来て感謝。
2014.05.19
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「カタクリ(片栗)」の名前の由来には、いろんな説があるようです。 •古くは「カタカゴ(堅香子)」という開いた籠という意味だったため転じてカタクリになったという説・・・。•「カタコユリ(小さな百合)」の略からという説・・・。 •カタクリの実は、イガの中にある栗の実に似ているので「片栗」になったという説・・・。 •鹿の子模様の葉を1枚だけ出す「片葉」から「片葉鹿の子(カタハカノコ)」が転じて カタクリにという説・・・。たくさんの説があるんですね。「片栗」という漢字については、食用にする根の鱗片が、栗の片割れに似ていることが由来だとか・・・。 球根からは「片栗粉」が作られて「カタクリ製の片栗粉」は とても稀少なもので、本物の「片栗粉」は、滋養強壮の漢方薬として、薬局で売られています。現在、一般に市販されている「片栗粉」のほとんどはジャガイモから作られたものなんですよ。「白いカタクリの花」 の存在はアルビノ(突然変異の一つ)、先祖返り(帰先遺伝)人為的(外来種等を放置)など、いろんな説があるようですが、花弁に色素が形成されない(又は非常に少ない)ために白い花を咲かせる、白花変種(はっかへんしゅ)と思われます。つまり、「カタクリの白花型」って事です。自生するものは非常に稀で、数万本に一本と言われています。白いカタクリの花を見つけると幸せになれる!とか・・・さらに、そこにギフチョウが止まれば有頂天になれるとか。カタクリの花言葉は「さびしさに耐える」「初恋」自生地のカタクリ・・・山を愛する人たちが守っているところです。見頃をむかえたので今年も出かけました。アリスとよく行きました。
2014.04.20
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日本三大山車祭の一つである、長浜曳山祭に出かけてきました。京都の祇園祭、高山市の高山祭と並んで日本三大山車祭の一つとして有名です。前々から行きたかったのですがなかなか行けずにいました。長浜曳山まつりは、豊臣秀吉公が長浜を治めたときから始まりました。長浜八幡宮は、社伝によると1069年(延久元年)、源義家の要請により、後三条天皇が命じて石清水八幡宮を分祀勧請したといわれています。由来書によると、秀吉公が源義家の後三年の合戦の凱旋の様子をあらわした「太刀渡り」を町年寄十人衆に行わせたのが八幡宮の祭礼の始まりと記されています。その後、秀吉公が男子誕生の祝いに町人へ若干の砂金を贈り、これを原資に町人たちが曳山を造営し、八幡宮の祭礼に曳いたのが「長浜曳山まつり」の始まりといわれています。 長浜の発展に伴い、江戸中期から各山組では、競って曳山を改造し、装飾に豪華な毛織物を用いるなどの贅を尽くしました。現存する曳山の多くはそのころ作られた物で、幅約3m、奥行約7m、高さ約7mの入母屋造で、1階の舞台と楽屋、2階の亭(ちん)にわかれており、舞台付曳山12基の内から交替で曳き出される4基の曳山(出番山)と、形の異なる長刀山が巡行します。豪華絢爛な山車の魅力もさることながら、一番の見どころは5歳~12歳位の男が演じる子ども歌舞伎。その熱演ぶりは米国のクリントン大統領からもホワイトハウスへ招待を受けたほどです。舞台では、祭最大の呼び物「子ども歌舞伎」が演じられ、大人顔負けの熱演は見物客の拍手喝采を浴びていました。長浜の人々は、秀吉公のことを大公さんと呼ばず秀吉さんと親しみをこめて呼んでいたそうです。人々と秀吉公の関係の良さを知ることが出来ました。湖北の春を彩る曳山まつり。豪華絢爛な曳山で演じられる小さな役者の名演に感動して帰りました。
2014.04.15
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山野草好きな私は、自生しているところを自分で見るというのは特別の感激があります。特に最初の出逢いは、ときめいてしまいます。これは普段テレビでしかお目にかかれない有名人と出会った時もこんな感じではないでしょうか。いや、青春時代の恋心と同じかもしれません。 山歩きの途中で出会った山野草たちです。春虎の尾(ハルトラノオ) やや湿り気のある林の中などに生える。春早く虎の尾のような花穂を出すというのが名の由来。別名 いろは草(イロハソウ)花言葉:愛しい人との離別ショウジョウバカマ「猩々」というのは中国の伝説上の動物で、能楽に取り入れられている。紅色の花を能装束の赤い頭の毛に見立て、葉を袴と見立てたのが名の由来である。 花言葉: 希望愛犬アリスと山歩きの途中、私がショウジョウバカマの撮影をしていたら、寝てしまいました。アリス1歳と3か月の時です。シロバナネコノメソウ さく果の斜開が、猫の閉じた瞳孔に似ることに由来します。トウゴクサバノオ (東国鯖の尾)山地のやや湿ったところに生えるキンポウゲ科の多年草です。草丈10~20cm花径1 cm弱で、花弁のように見えるのは萼で、花弁はオレンジ色の部分で蜜線化しています。名前どおり、関東地方に多く、果実の形をサバの尾にたとえた名です。ユリワサビ(百合山葵)名前の由来は、ワサビの風味があり、ユリの球根を小さくした様な根茎があることから付いたそうです。花言葉は目覚め・うれし涙自然を愛し、自然との語らいを大切に好きな花の写真を撮って楽しんでいこうと思っています。
2014.04.13
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雪も溶けてこの暖かさと天気の良さで、カタクリの花が咲きだしました。「カタクリ」と聞いてまず思い浮かべるものは片栗粉です。カタクリはユリ科に属し、根はりん茎となり良質のでんぷんがとれます。現在の「片栗粉」はジャガイモのでんぷんで作られていますが、昔はその名の通りこのカタクリの根が使われていたと思われます。カタクリはもともと日本にあった野草のようで、万葉集の中に次のような大伴家持の歌がみられます。もののふの 八十をとめらが くみまがふ 寺井の上の 堅香子の花 清水を汲みに集まる乙女たちの笑い声とその乙女たちを象徴するように咲いているカタクリ、そんな華やいだ情景が目に浮かんでくるようです。 地上に姿を現す期間は4-5週間程度で、群落での開花期間は2週間程と短い・・・。このため「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)と呼ばれています。いよいよ山も春到来です。
2014.04.09
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せっかく顔を出したのにこんなに寒いと。。。
2014.04.07
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今朝は、寒いと思っていたら・・・山は雪が降っていました。今週はポカポカ陽気の春らしい天候で桜の花も咲き誇りこの土日は花見と考えていたのですが・・・。原因は、真冬並みの強い寒気が流れ込んだようです。寒かった・・・。アリスは寒いの大好きだったね!
2014.04.06
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私は、山に登るようになるまで、さほど花の名も知らなかったのですが、登るほどにきれいな花、かわいらしい花に出逢って名前を調べることも楽しくなりました。そして名を知っている花に出逢うとこれまた嬉しい・・・。結局、この繰り返しで徐々に花の名を覚えるようになったのでした。それでも、なかなか難しい花の見極め・・・。以下のものはほんの一部ですが・・・1、サンシュユ、ダンコウバイ、アブラチャン2、シロモジ、クロモジ、アオモジ3、タムシバ、コブシ4、チシマギキョウ、イワギキョウ本日は、1について・・・。「ダンコウバイ」か「アブラチャン」か?、春先に葉が出ないで咲くということでとても判別が難しいらしいことを知りました。「サンシュウ」含めた三種の見分け方を改めて調べ直してみました。【サンシュウ】花びらの先が米粒のように丸くなっているのが最大の特徴。ダンコウバイやアブラチャンの花びらはただ細長いだけなのでそこで見分けがつく。なお、漢字で書くと「山茱萸」。これを読むと「サンシュユ」というのが正しいようです。【ダンコウバイ】ダンコウバイの花には「花柄」がないのが特徴。つまりボンボンみたいな花が枝に直に付いている。これに対してアブラチャンは花柄があるので区別が付く。枝を折ると白檀のような芳香がするのも見分けの方法らしい。【アブラチャン】ダンコウバイと違って花と枝の間に花柄があることで区別できる。簡単に言うと「花に首がある。」また、花びらの色がダンコウバイよりやや黄緑がかっっているようです。下記サイトの写真がわかりやすい。その名の通り樹木に油分が多い。「サンシュユ」はミズキ科です、「ダンコウバイ」と「アブラチャン」は同じクスノキ科ということもあってかなり見分けにくいのが本当のところです。さらにこれらの樹木みな、雄花・雌花があるのだそうで、山でこれらの見分けが付くのはよほどの花博士くらいだろうと感じます。 山で、ああでもないこうでもないと家内とわいわい言っていたら、花に詳しい方がたまたま通られて、見分け方を教えてもらいました。ダンコウバイの花序の下には柄がないが、アブラチャンの花序には枝とのあいだに柄がある点で区別できる。というのが結論でした。ダンコウバイの花序下に柄がない。アブラチャンの花序と枝とのあいだに柄がある。とにかく花を見極めるのは難しいですね。
2014.04.02
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奈良地方気象台は1日、標本木のソメイヨシノが満開になったと発表しました。平年より4日早く、昨年より3日遅いということで、見頃の今ちょこちょっと花見をしてきました。古来から桜の花は人々に愛され、春に桜の木の下で宴を催す風習(花見)は現代でも盛んですが、かつては秀吉が「吉野の花見」や「醍醐の花見」を催したように、上流階級に限られた風習だったそうです。葛城古道「九品寺」葛城古道「九品寺」庶民に花見の習慣が広まったのは、江戸時代・第8代将軍吉宗の頃で、吉宗は庶民が桜を楽しめるようにと考え、隅田川(向島)・上野公園・飛鳥山・小金井堤・御殿山など江戸市内・市外の各地に度々桜の木を植た。当麻寺当麻寺明治時代の初めには、桜の木はそれまでの封建時代の象徴であるとされ、各地で伐採されてしまったので、その時に多くの品種が絶滅したそうです。その後軍国主義の高まる時代に移ると、桜の花は軍人とその精神の象徴としてとらえられ、各地の兵舎や小学校に多く植えられました・・・。香芝市「専称寺」香芝市「専称寺」香芝市「専称寺」最も一般的なサクラはソメイヨシノで、ほぼ日本中に分布しています。オオシマザクラの葉はやわらかく毛が少ないため、桜餅の葉として用いられています。その他、八重咲きの種類や、冬に花を咲かせる種類などさまざまなサクラがあり、品種の数は600種類以上といわれていて、日本を代表する花であります。
2014.04.01
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CDやラジオを聴いたり カラオケで歌ったりすると どうしても泣けてくる曲はありませんか?例えばその歌詞に自分を重ねたり・・・。 例えばその曲をよく聴いた時が蘇ったり・・・。 そんな時 ふいに涙がこぼれてしまう歌があります。 例え一曲全てじゃなくても、歌詞の中のあるフレーズに来るとダメだ というのもあります。 そうした歌は普段人には晒さない「素の自分」が泣いているのだと思います。深い深い井戸の底の水を汲み上げるように「素の心」を晒し波立たせる その水は戻すと少し清らかになる。私は我が家の庭の白木蓮が咲くとこの歌を口ずさんでそして涙します。今年もたくさんの花が咲きました。この暖かさで見ごろが短かったように感じます。この花が散る頃から、愛犬アリスの外出は注意していたのを思い出します。木蘭の涙 作詞:山田ひろし作曲:山田ひろし歌 Stardust Revue 逢いたくて 逢いたくてこの胸のささやきがあなたを探しているあなたを呼んでいるいとしさの花篭抱えては 微笑んだあなたを見つめてた遠い春の日々やさしさを紡いで織り上げた 恋の羽根緑の風が吹く丘によりそってやがて 時はゆき過ぎ幾度目かの春の日あなたは眠る様に空へと旅立ったいつまでも いつまでも側にいると 言ってたあなたは嘘つきだねわたしを 置き去りに木蘭のつぼみが開くのを見るたびにあふれだす涙は夢のあとさきにあなたが来たがってたこの丘にひとりきりさよならと言いかけて何度も振り返る逢いたくて 逢いたくてこの胸のささやきがあなたを探しているあなたを呼んでいるいつまでも いつまでも側にいると 言ってたあなたは嘘つきだねわたしを 置き去りに
2014.03.29
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啓蟄(けいちつ)は二十四節気のひとつで、「啓」は「開く、開放する」、「蟄」は「上の中で冬ごもりしている虫」という意味があるそうです。寒さが和らぎ、冬ごもりしていた虫やカエルが、巣穴からはい出てくるという時候を表した言葉で、例年なら春の気配が色濃くなるはずが、戻り寒波で寒い日になりました。特にこれと行った行事があるわけではないのですが、春の節気に春を満喫してみるのは、とても生活を豊かにしてくれると思います。啓蟄には、反対の意味を表す言葉もあるようです。冬ごもりを終えた虫達のことを表現したのが「啓蟄」ですが、逆に冬ごもりをする虫達のことを意味するのが「閉蟄(へいちつ)」というそうです。閉蟄は、二十四節気ではありませんが旧暦の10月上旬を表しているそうです。
2014.03.06
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吉野「金峯山寺」では、毎年2月3日に「節分会」という法要が行われます。吉野金峯山寺蔵王蔵の節分祭は少し変わっていて。「福は~内、鬼も~内」と福も鬼も内なのです。全国から追いやられて鬼たちを、この金峯山寺蔵王堂に招きいれるのです。異質なものや邪悪なものを、追い出すのでなく迎え入れるという修験道の心をこの行事のなかに見ることができます。蔵王堂に逃げ込んだ鬼は、堂内で調伏式を受け心身を清められる…と言うストーリーが参拝者の前で披露されます。その後、蔵王堂前で採燈大護摩供修法、続いて福豆まきが行われ、冬の吉野伝統行事は幕を閉じます。
2014.02.03
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道明寺天満宮での鷽替(うそかえ)神事、7年ぶりに出かけました。うそかえ祭は、みなさん笑顔で ・・・ たのしい祭事でした。以下、道明寺天満宮のHPより。 道真公が無実の罪で大宰府に左遷され、任地に到着された翌年1月7日、神事をされている時に、寒中なのに無数の蜂が襲来して参拝者を悩ましました。そこに一群のうそ鳥が飛来し、蜂を食い尽くして人々を救いました。 このことから、当宮では毎年1月25日の初天神の日に、身替災難除けとして「うそかえ祭」を行い、神職が1年がかりで奉製した手彫りの「うそ鳥」を授与しています。 うそかえ神事は午前11時・午後3時の2回執り行われ、参拝者は授与された「うそ鳥」を互いに交換しあいます。 交換の仕方は、「うそ鳥」の入った袋を持っている手を高く上げ、「かえましょう、かえましょう」と言いながら、交換しあいます。そして最後に合図の太鼓がなったら袋の中を見る、という神事です。 「うそ鳥」の底に「金」「銀」「木」と書かれてある方は、それぞれ純金、純銀、三寸の木製の「うそ鳥」と交換となり、その方はさらに幸運な方ということになります。書かれていなくても「うそ鳥」自体が開運身替りの御守となります。替えましょう~♪替えましょう♪罪や穢れを取り払い、嘘を真に替えましょう♪ドンドン太鼓の合図で終了です。中を開封します。まぁ、前回もハズレですから・・・。と言いながらも、「ひょっとして?」なんて思いながら開けました。やっぱりハズレ・・・。ハズレだった方は、お守りになる「木彫りの鷽」身代わり守りになるので、大変ありがたい物なんでっす。 神職の方達がこの日のために1年がかりで手作りでこしらえられているそうで、1回で2千人くらいも参加があるそうです。 他所の天満宮では、この鷽鳥が入った袋を受け取るのに千円で買って参加しなければいけないようです。大阪天満宮(南森町)では、袋の中は木彫りではなく紙製のしおりです。そう考えたらハズレであってもありがたい気持ちで頂いてかえります。ここの梅園は、早咲きなんですがまだもう少し先です。 蝋梅の香りがちょっと春の気配をさせてくれました。
2014.01.25
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「シモバシラ」といえば、地面で見られる霜柱が思い浮かびますが・・・・・・。植物の茎から氷が出ています。その様子は、まるで「氷の花」氷の花はしそ科の植物の根から吸い上げられた水分が、枯れた茎からしみだし、 冷たい外気に触れて凍っていくことで作られていきます。水が凍らなければいけないので、気温が氷点下であること。雨や雪が降っている日、風が強い日も氷の花はできません。12月の中旬頃から2月まで見ることはできますが、何度も氷結を繰り返すと茎が裂けてボロボロになり、小さいものしかできなくなります。 大きいものを見たいなら、1月上旬までくらいかな・・・。毎年、たくさんの方が「氷の花」を楽しみに来られます。 一つ一つ違った表情を見せる自然の芸術をカメラにおさめたいという人も多いはず。でも、 カメラを構えた足もとに、他の生き物たちがすんでいることを忘れないでください。 写真を撮るときは、道をはずれて踏み込まないように気をつけましょう。
2014.01.05
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あけましておめでとうございます。2014年の正月元旦も例年通りの過ごし方・・・。あまり変化の無いのが一番いいと、この頃感じるようになりました。初詣は、金剛山山頂にある「葛木神社」にお参りです。元旦は何故か常連の方々が少なく、一般の方が多いのが不思議です。この一年いい年でありますように・・・お願いしました。年末寒波で山頂は30センチの雪・・・。今年は「雪だるま」を作るのが流行っていてあちこちに雪だるまが並んでいます。今年の「おせち」の一品に挑戦しました。「二色卵」孫と娘の大好きな卵料理・・・。と言っても、ゆでたまごと砂糖だけで作れる二色卵。 超初心者でも作れる簡単料理ですが、出来上がりが鮮やかで、重箱の中が華やかになったので、私は嬉しくて・・・。(^^)二日に孫と娘夫婦が来るのが待ちどうしくて・・・。本年もよろしくお願いします。
2014.01.01
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いつも、元気付けてくれてありがとう!支えてくれてありがとう!
2013.12.25
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二十四節気は 1年を24に分けて季節の移り変わりをあらわしたものです。 春:立春 雨水 啓蟄 春分 清明 穀雨 夏:立夏 小満 芒種 夏至 小暑 大暑 秋:立秋 処暑 白露 秋分 寒露 霜降 冬:立冬 小雪 大雪 冬至 小寒 大寒24の季節の節(ふし)だから「二十四節季」と書くのかと間違いそうですが、「二十四節気」が正しいのそうです。冬至は、この日、北半球では太陽の高さが一年中で最も低くなり、昼が一年中で一番短く逆に夜が長くなります。この反対に昼が一番長く、夜が短いのは夏至です。昼と夜の長さが同じなのは春分と秋分ですね。冬至に、かぼちゃやを食べて柚子湯に入る習慣があります。冬至にかぼちゃを食べるのは、中風(脳卒中)や風邪を引かないとか金運を祈願する意味があるようです。「冬至にかぼちゃ」は現代的に解釈すると、緑黄色野菜の少ない冬にカロチンやビタミンの多く含まれるかぼちゃを食べ、風邪等への抵抗力をつけようとした先人の知恵だと言えます。寿命が長く病気にも強い「柚子の木」にならって、柚子風呂に入って無病息災を祈る風習になったと言われています。実際ゆず湯は風邪予防にも効果が高いようです。「悪運リセットの日」だそうです。 冬至は「一陽来復」の日でもあり、転じて悪いことばかり続いたあとでも、ようやく幸運に向う日とされます。南瓜を食べて幸運に向かいましょう。「冬至に天気がよければ翌年は豊作」「冬至に雷が鳴れば雨が多い」「冬至に南風がふけば地震・日照り・大雨」「冬至に雪が降れば豊作」という言い伝えも残っています。 豆腐を食べたり小豆粥を食べる地方もあるそうです。
2013.12.22
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NHKの大河ドラマ「八重の桜」の主人公・新島八重の夫で、同志社英学校(同志社大学の前身)を設立した新島襄(じょう)が脚光を浴びている。彼の生涯初めての奈良旅行をたどり、明治初期の奈良を垣間みてみよう。彼は天保14(1843)年、江戸の神田にあった上州(じょうしゅう)安中(あんなか)藩江戸屋敷で生まれた。本名は七五三太(しめた)という。元治元(1864)年、函館港から密航でアメリカに渡り、ボストンで洗礼を受けた。名門アマースト大学を卒業し、アメリカ訪問中の岩倉使節団に通訳として同行した後、明治7(1874)年11月、海外伝道組織アメリカン・ボードの宣教師となって帰国した。翌年1月、大阪・川口の外国人居留地にあった同じ派遣宣教師のゴードン邸に仮住まいし、日本にキリスト教主義の学校を設立する運動を開始した。来阪中で、岩倉使節団で親交があった木戸孝允を訪ね、大阪での学校設立への尽力を依頼した。しかしキリスト教嫌いの大阪府権(ごん)知事・渡辺昇の賛同を得られず、大阪での学校設立を断念。失望して頭痛と不眠に悩む新島に、ゴードンは気晴らしに奈良、京都への旅を勧めた。新島は明治8年4月1日、リュックとつえと傘を持って1人旅に出た。5日間の行程を英文日記「奈良、宇治、石山、京都行ノ記」に残している。1日目、暗越(くらがりごえ)奈良街道で奈良をめざした。午前8時大阪・川口のゴードン邸を出発し、徒歩で「フタツ神社(玉造稲荷(いなり)神社か)」へ。そこから人力車で暗峠登り口まで移動。徒歩で峠を越え、再び人力車で午後4時に奈良へ到着した。人力車は明治3年、東京で発明された。翌年、東京・日本橋で営業を開始すると全国に広まり、ピークの明治29年には全国で21万台に達したという。奈良公園での営業は明治5年に始まり、ピーク時の大正15年に397台となったが、自転車や自動車の普及で衰退した。当時の奈良は、慶応4(1868)年の神仏分離令の後で、興福寺が廃寺となるなど混乱の時期だった。日記にある新島の見聞を要約すると、以下の通りになる。興福寺を訪れて五重塔に登り、春日大社の本社と若宮に回る。本殿に4社があることに驚いて神職に聞くと、春日神は4神だとのこと。常夜灯の数は約2400もある。参道の両側に2、3の大きな囲いがあって、その中で神鹿を飼っている。ホテル「タバコヤ(所在地不明)」に宿泊する許可を得るために「屯所(たむろじょ)(交番か)」に行く。初めて五右衛門風呂に入る…。当時、東大寺大仏殿と回廊を会場に第1次奈良博覧会が開かれており、法隆寺や東大寺など各社寺の宝物類など千余点に加え、286件もの正倉院宝物が初めて一般に公開された。この博覧会は4月からの80日間に17万人が訪れ、大盛況だった。日記に東大寺訪問について直接の記述はないが、鎌倉時代に東大寺を復興した重源(ちょうげん)上人の笠などの博覧会出展品や、大仏の寸法のメモが残っているので、訪れたのは間違いない。奈良出発後は木津、宇治、石山、坂本、比叡山を経て、5日目に京都・三条大橋にたどり着く。新島は明治8年11月、京都で同志社英学校を設立したが、京都に足を踏み入れた第一歩がこの旅行だったことになる。ちなみに新島八重も後に奈良を訪れている。八重が55歳の明治33年10月27日、老舗旅館対山楼(たいざんろう)に宿泊したという記録が残る。現在、対山楼の跡地には、天平倶楽部という料理屋さんが建っている。明治時代の奈良をしのぶのも面白い。産経新聞「奈良再発見」より・・・。
2013.12.19
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山の辺の道は日本書紀には存在が確認されている「日本最古の官道」です。11月24日の日曜日に久し振りに南から北へ全部歩こうとチャレンジしてきました。10年以上前に北から南へ、南から北へと歩き回っていたのですが、今本当に歩けるのか?桜井から奈良まで歩き始めました。金屋の石仏~平等寺~大神神社~狭井神社~玄賓庵~檜原神社と、快調に歩きました。ここで少し休憩。箸墓古墳~景行天皇陵~長岳寺~念仏寺~夜都岐神社~内山永久寺跡~石上神宮到着。桜井駅から石上神宮まで4時間。まずまずのペースである。ここからが試練の山の辺の道北コースである。石上神宮~豊日神社~県道51号から菖蒲畑~石上大塚古墳~ウワナリ塚古墳~白河ダム到着いや~キツイ!! 本当にキツイ!白河ダム~弘仁寺~円照寺到着ただただ歩け歩け・・・こうなると歩く消化試合です。円照寺は通常公開されていません。入り口から写真を撮らせてもらいました。円照寺から崇道天皇陵まで来たとき時間は3時過ぎていて、残りの距離と体力と日が暮れるのが早い今・・・協議の結果ここで中止に・・・。天理を過ぎてからがペースダウンしてしまい予定通りの歩きができなかったけど、まだまだ大丈夫と自信を取り戻したのが良かったと感じます。山の辺の道(南コース・・・石上神宮→大神神社)が親しまれている理由がわかりました。●距離がちょうど良い。(ゆっくり歩いて1日で回れるコース)●随所に道案内があり地図,ガイドマップが無くても回れます。 案内板も豊富ガイドブック無しでも奈良観光旅行が楽しめます。●トイレが随分増えています(トレイル青垣ではシャワーも可)。●いつでもリタイアできる。1キロほど西に歩くと国道169号に出ます。路線バス(奈良交通) で天理または桜井駅まで行けて、駅からの日帰り可能。体力に自信の無い方でも安心してハ イキング楽しめます。次回は、奈良から歩こうと考えています。春日大社から高畑、白毫寺へと進み完成させたいと思っています。北コースも整備されて歩きやすくなっていますが、南コースに比べるとまだまだのような気がします。無理せずにゆっくり歩いて、みかんや柿の無人販売所で買い求め、それを食べながら歴史を感じるというのが一番いいと思います。
2013.11.27
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二上山は、奈良と大阪の境(奈良県葛城市,大阪府太子町 )にあり、「ふたかみやま」または「にじょうざん」と呼ばれています。約2000万年に大噴火を起こした火山で、サヌカイト、凝灰岩、金剛砂などを産出します。山頂には天武天皇の子で謀反の疑いをかけられ自害させられた大津皇子の墓があり、いろんな言い伝えがあります。大津皇子が亡くなって3年後,持統天皇の実子草壁皇子が急逝しました。次期天皇となるはずだった草壁皇子の突然の不幸は、母に大津皇子の祟りと恐れさせたのかもしれない・・・。そのため,大津皇子の再葬を行っている。693年,持統天皇は草壁皇子の子の軽皇子(かるのみこ)を文武天皇として即位させた。しかし,25歳の若さで崩御された。これも謀反の罪で自害させられた大津皇子の祟りと恐れられた。自然林が残っていて、紅葉がきれいな山です。
2013.11.22
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今日、虹を見ました。久し振りだったので、何かいいことがあるのかな?虹は虹を見て喜ぶ人の前に姿を現すといわれているようです。だから、虹を見たときは、おもいっきり喜んでいいんです。赤い鳥 「虹を歌おう」作詞:大川茂作曲:大村憲司虹を見たかい 南の窓に子供のころの 空をわたる夢虹を歌おう 雨上りに色のはじめを おもいだすままにあかとオレンジ きいろ みどりブルー それから あい むらさき虹を歌おう 雨上りに色のはじめを おもいだすままに
2013.11.20
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金剛山で19日朝、山頂付近がうっすらと雪化粧しました。昨年より5日遅い初冠雪です。約5センチの積雪がありました。お昼前には、シャーベット状態で足場が悪くもう少し雪がほしかった。風が強くそして冷たくて、霧氷がきれいに付いていました。いよいよ雪山シーズンの到来です。
2013.11.19
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二十四節季には「立冬」「立春」「立夏」「立秋」と、「立」の付く節気がありますが、「立」とはピークを表すそうで、季節の大きな節目になります。この日から立春の前日までが暦の冬となります。日暮れが早くなり朝・夕には空気の冷たさを感じ始める頃です。空気にも冬の訪れを感じられるこの時期、山の木々も日に日に色づきがよくなり、緑色のキャンバスに色とりどりの絵の具を散らした様は、日本に生まれてよかったと感じます・・・・。秋は「山粧う」、冬は「山眠る」・・・。深い眠りにつくまでの木々たちの精一杯の表現が紅葉でしょうか。。「山笑う」新緑の春まで、長い時間「山は眠る」・・・。
2013.11.07
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♪秋の夕日に 照る山もみじ-。ことしも、木々の葉が赤や黄色に色づく季節がやって来ました。一口に「こうよう」と言っても、葉が赤くなることを紅葉、黄色くなることを黄葉、と記すようです。赤色に変わる代表的な木は、イロハカエデなどのカエデ類。コナラやカシワ、ブドウも赤く色づきます。黄葉する木は、ブナやイチョウ。黄葉した葉から、みたらし団子のような甘いにおいを出すのはカツラです。いずれも冬に葉を落とす落葉樹です。1日の最低気温が10度以下になると色づき始め、8度以下で色づきが早まるといわれています。ブナ林の黄葉を追ってみました。10月12日の様子です。暑さがぶり返したりで、黄葉はなかなか進まなかったし・・・台風も接近しました。10月22日の様子です。少し黄色くなり始めたかな?10月27日。なんとなく色づいてきました。11月1日。朝夕めっきり冷たくなり黄葉が一気に進みました。11月6日。見ごろです。2日もすれば葉が散りだします。同じポイントで撮影してみました。毎年私たちを楽しませてくれる紅葉。気温が下がり始め、落葉樹が冬支度を始めるときに起こる現象が紅葉だそうで、冬も近づいているということのようです・・・。
2013.11.06
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11月は霜月(しもつき)といい、1年のうちで最も変化のある月です。初旬はまだ青空高く秋晴れの好天気が続きますが、立冬を過ぎると朝晩の気温が下がり寒さを感じるようになります。中旬には霜が降りはじめ、山野や街路樹の木々が華やかな黄葉や紅葉の色彩りを濃くしていきます。下旬は落葉が舞い、初雪の便りも聞かれ、寒い冬の到来を知らせます。今年もあと2ヶ月・・・一年って早いですね!
2013.11.01
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10月の異常な気候で山頂の紅葉も遅れていましたが、台風が過ぎてからやっと秋らしくなり、山頂売店前のもみじも色つきだしました。ここ数年の異常気候で、一度に真っ赤になることはなくなりました。一昔前は一度に真っ赤に染まったものですが・・・。山頂にブナ林が少しだけ残っています。北側に面したブナ林が色ついてきました。金剛山は、紅葉より黄葉がきれいな秋です。来週初めが見頃になると思います。
2013.10.31
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ツチアケビ(土木通) ・ラン科高さは20センチ~1メートル位です。北海道、本州、四国、九州に分布しています。葉緑素を持たない不腐植物です。山をウロウロしていると、これは何?という不思議な植物に出会うことがあります。ツチアケビもその一つで、暗い林内でウインナーソーセージのような赤い実がぶら下がっているこの姿に出会うと、思わず足が止まってしまいます。土の中から出てアケビに似ているからと「ツチアケビ」という名前が付いています。「キツネノトウガラシ」「山の神の錫杖(シャクジョウ)」の名もあります。実は、肉質で長さ6~10センチメートル。熟しても裂けません。一つの実に一万数千個の種が入っています。葉緑素をもたないので、光合成をして自分で養分をつくることができず、菌類からすべての養分を得て生活する腐生植物です。地中の根茎は太くて長く横に伸びていて、根の中にナラタケの菌糸束をとりこんでいます。だから山から抜いてきて、種をまいても育てることはできません。珍しくてもそっと見るだけにしましょう。花は7月に咲きます。葉はありませんが、2cmくらいある花が咲いています。なかなかきれいです。黄色い花を咲かせます。ツチアケビはランです。10月も終わりのこの時期に、赤いウインナーのような実をみることが出来ました。9月中頃に見るんですが初めての場所で見ました。しかしこの実は毒がありそうな色ですが、利尿、強壮の漢方薬になるそうです。不思議な植物です。
2013.10.30
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「心配するな。なんとかなる。」は、室町時代の一休禅師の名言である。これは、取り越し苦労を戒めています。哲学者中村天風も、取り越し苦労を一番いましめている。野原を歩いていたら虎が現れた。そこで木に登った。ところが木の下は底知れない谷。虎があきらめるまで待とうとしたら、頭の上から大きなヘビが口を開けて近寄ってくる。そこで困ってヒョイと足下を見ると谷底に蔦カズラがぶらさがっていた。これだと思ってその蔦カズラに飛び移った。そうしたらリスが蔦カズラの根をポリポリ食い始めた。みなさんなららこのあとどうします?答えは「落ちるまでは生きているので、そのまま安住を楽しむ」だそうです。切れて落ちたら落ちるまでのことであり、生きているいまを楽しむほかない。ときが来れば状況が変化し虎やヘビやリスがいなくなるかもしれないし、落ちた時は落ちてから考えればいい。これは、人間が住む現実をたとえたもので、われわれは、常に危険と隣り合わせに住んでいる。一寸先は闇を生きている。ただそれに気がつかないので安心しているだけ。だが気がついた時でも安心できるようでないと、本物の人間ではないという。恐怖心や心配性の克服法は、「さしあたる、その事のみをただおもえ」。先のことは心配したところで、なるようにしかならないという覚悟を持って生きるしかない。以上中村天風 心を鍛える言葉 岬龍一郎 より今と言う瞬間を精いっぱい生きる。すると運命も開けてくる。今を輝かせることのみ考えたくましく生きましょう。山も少し色づいてきました。秋はdぽうしても理屈っぽくなります・・・。(^^ゝ
2013.10.29
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二十四節気の一つ。太陽の黄経が210度にくる時で、旧暦九月戌(いぬ)の月の中気で、新暦の十月二十四日頃です。秋気がようやく去って、各地で朝霜を見る季節になります。この頃になると虫の音もかなり減り、秋も一段と深まり、寒冷を覚える頃となります。
2013.10.23
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今日は、愛犬アリスの3回忌でした。早いものでもう2年経ちました。今は、悲しみや寂しさも随分となくなり、アリスの笑顔が思い出されるようになりました。私たち家族にたくさんの笑顔といっぱいの幸せを与えてくれたアリス、ほんとうにありがとう。甘えん坊で寂しがり屋でいつも側にいてくれました。春夏秋冬、お花とアリスを撮るのが楽しみで何処へ行くのも一緒でした。たくさんの笑顔ありがとうね!?「虹の橋」天国のほんのわずか手前に「虹の橋」と呼ばれている場所があります。人間と愛し合っていた動物たちは、この世を去ると『虹の橋』へと向かうのです。そこには牧草地や丘があって、動物たちはみな仲良く一緒に走り回ったりして遊んでいます。食べる物も水も、太陽の光もそこには豊富にあって、温暖なところで誰もが快適に過ごしているのです。病を患っていた動物も、年老いていた動物も、皆がエネルギーを取り戻し、傷を負ったり、不自由な体をしていた動物も、元気いっぱいの元の体を取り戻すのです。まるで過ぎ去った日の夢のように。ここにいる誰もが幸せで、満ち足りた生活をしています。でも、たったひとつだけ、気がかりなことがあるのです。それは、自分にとって特別なあの人が近くにいない寂しさ。動物たちは、みな一緒に走り回って遊んでいます。ある時、その中の一匹が急に立ち止まり、遠くの方をじっと見つめます。その瞳はキラキラと輝き、身体は喜びで小刻みに震えています。すると、突然仲間から離れ、緑色の草の上を走って行きます。ものすごいスピードで。まるで空を飛んで行くかのように。あなたを見つけたのです。『虹の橋』での再会を喜び、二人はしっかりと抱き合います。そして、離れたりすることは、もう二度とありません。幸せに満ちたキスがあなたの顔に降りそそぎ、あなたは愛する友を両手で優しくなで、信頼にあふれた友の瞳を再びのぞき込みます。あなたの人生から長い間失われていたものの、心の中では一時たりとも消え失せることのなかった、その瞳を。そして『虹の橋』を渡っていくのです。二人一緒に、、、和訳:ペット愛(www.pet.ai)アリスが大好きだったリンゴを命日の今日贈っていただいたハハさんありがとう。いつも気にかけていただき本当に感謝です。書き込みやメールをいただいた皆様にお礼申し上げます。いい日になってアリスも喜んでくれていると思います。ありがとうございました。
2013.10.13
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10月6日は、九州から東海の最高気温は30度前後。夏が突然舞い戻ってきたかのような暑さでした。 全国トップは大阪で32度7分。大阪で10月に32度を超えたのは昭和36年以来52年ぶりだそうです。 およそ半世紀ぶりの記録的な暑さだったんですって!日本の南海上にある台風が暑い空気を運び込んで、鹿児島、高知、広島、名古屋は真夏日となり10月とは思えない暑さです。 山の黄葉(紅葉)も足踏みしています・・・。
2013.10.11
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近くで見ると模様のきれいさに見入ってしまいます。少し湿った谷沿いに咲く二年草です。 夜明けの星空を連想させるためこの名前が付いたようです。花言葉は「今日も元気で」
2013.10.09
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