金曜に竹芝で行われたリースリングリングという業者向けの試飲会に行ってきました。
この試飲会はリースリングの素晴らしさを広めるという主旨で開催がされ、まずは業者向けということで第一回が開催されました。ブースは18で20以上の輸入業者が参加していて200種類以上が試飲できたみたいです。その名のとおり試飲できるワインの葡萄品種は全てがリースリングです。ひとつの葡萄品種だけでのこれだけの規模の試飲会ってそうはないのではないのでしょうか。
ここでは個々のワインの感想ではなく全体的な感想を書きたいと思います。個々の評価をしているときりがないのと比較しながら相対的にというのは難しいので。
まあ個々のワインの印象をあまり覚えてないというのもありますが。久しぶりに酒で潰れました・。そりゃあ3時間飲み続けてたらそうなりますわ、と後で反省しました。
さて、まずは判断が鈍くなる前にと思いドイツワインから飲み始めました。
甘口のは少なかったです。カビネットあたりのやや甘口の飲み口のはけっこうあったのですがそれ以上のがかなり少なかったです。あるにはあったのですがリースリングを代表する甘口ワインとしては物足りないものばかりでした。
プリュムやエゴンミュラーもありましたが若いワインだったので、現段階で評価をしたらたいしたことがないと思われてしまう状態で、これらの生産者の造るワインの偉大さを知らないで今回他のワインと比較しながら飲んでいたらたいした評価にはならない、と思うと悲しかったです。そういうところはもう少しインポーターも考えてほしかったです。ドイツのトップクラスでこんなのかと思った人も少なからずいたと思いますから。
僕が一番よいと感じたのはデンホフのQbA(トロッケンではないもの)でした。これはそんなに値段は高くありませんがすばらしい品質だと思いました。気品がありQbAながらも単調でない味わいがさすがトップクラスの生産者というかんじでした。リースリングをお披露目するという意図のこの試飲会においてドイツを代表するワインがこのワインだったと僕は思いました。甘みは強くはないのでふだんドイツワインを飲まない人でも気にならない甘さなので万人に(といってもワインに通じている人で)受け入れられると思いました。
ドイツワインに絞っていてもかなりの種類を飲んだのですが、その後はオーストリアとアルザスの物を飲んでいきました。
オーストリアは、リースリングだけを飲んでいくとオーストリアはグリューナーフュルトリーナーだなと感じてしまったのでした。何か物足りない感じがしたのです。
リースリングだとドイツの素晴らしい辛口ワインには劣るかなと。グリューナーだと日本での売価3,4000円ぐらいまででもすばらしいワインがいっぱいあることを考えるとそう感じたのでした。
トップの生産者のグランクリュの畑のワインだったら別格別基準だとは思いますが。
ただ、僕が好みそうなワインを造る生産者をいくつか発見したのは今回の収穫でした。その醸造所たちの違う葡萄品種のワインを飲んでみたいと思っています。
アルザスは、よい生産者のは良い、といったかんじでした。あたりまえのことなのですが・。
どういうことかというと、並、平均的にはドイツのリースリングのほうが質は高い、しかし生産者や畑(そこから造られる高品質の高いワインを指す)によってはドイツでは表現できないような味わいになり独特のすばらしい高貴なワインになるということです。
特にアルザスの場合は生産者や畑を選ばないと良いワインに出会えないなと感じました。
でも僕は今までアルザスの素晴らしいワインに出会ったことはなかったのでその印象を変えられたことはとてもよかったです。
ただそのワインたちはすべて売価が5千円以上するものなので自腹で買うことになる機会はけして訪れないとは思いますが。
というところで時間も終了になってしまいオーストラリアやニュージーランドのワインは一種類すら飲めませんでした。
そのことよりは後でリストを見たら逃しているアルザスやオーストリアの高めのワインがあったことのほうが悔いは残っていますが。
ということで総論ですが、やはりリースリングはドイツだなと思いました。
ドイツのリースリングは別格だなと。今回の出品ではドイツのリースリングのポテンシャルを垣間見るのは難しいかんじでしたが、それでもドイツの幅の広さをわかってもらえるには充分だったと思います。
他の国のリースリングは、そればかり(リースリング)を飲んでいると物足りなく感じてしまうのです。他の品種もあるうちの中のリースリングだと輝く可能性はあるのだけれど、この一本で勝負、となると弱い気がしました。
リースリングという品種は素晴らしい品種だけれど、テロワールに敏感で影響を受けやすい品種である、ということを実感させてくれました。他の品種でもそれは同じことですが特にリースリングは、ドイツでないと本領を発揮できないということがよくわかりました。
上でも書きましたが例外もあって、限られた素晴らしい土地で良い生産者がいればドイツ以外でも質の良いリースリングワインは存在している、ということも付け加えておく必要はありますが。
ということでRieslingイコールドイツ、ドイツの品種といえばリースリングという僕の考えは変わりませんでした。
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