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こんにちは!恒松です。
前回のブログでは、チームを「森」、スタッフを「木」に例え、
それぞれの「根っこ(バックグラウンドや価値観)」を知ることの大切さについてお話ししました 。
人財育成や組織開発を進める中で、最近特に深く考えていることがあります。
それは、
私たちの目の前で起きる出来事には、
必ず 「目に見える出来事」と「目に見えない本質」 がある、
ということです。
仕事をしていると、日々さまざまな問題に直面します。
たとえば、
予期せぬミスや事故、お客様からのクレームなど…… 。
これらが起きたとき、
私たちは「どう対処するか」「どう動くか」という目の前の対応に追われがちです。
もちろん、迅速で適切な初期対応は非常に重要です。
しかし、 目に見える「出来事」だけに 囚われて 表面的な対応だけで 終わらせてしまうと、
同じような問題が形を変えてまた繰り返されてしまいます。
これは、以前お話しした「木と森」の比喩と同じです。
目に見えている事故やクレームは、
木でいうところの 「枯れた葉っぱ」や「折れた枝」のようなもの です 。
どんなに表面の枝葉をきれいに剪定(せんてい)しても、
それを支えている土の中の「根っこ」や「栄養分」に問題があれば、
木が根本から改善されることはありません 。
目に見えない土の中にこそ、 問題の 「本質」 が隠れているのです。
「なぜ?」を繰り返して根っこへ辿り着く
では、 目に見えない「本質」を捉えるにはどうすればいいのでしょうか。
私がよく実践しているのは、
起きた出来事に対して 「なぜ?」 を愚直に繰り返してみることです。
たとえば、あるクレームが発生したとします。
・出来事:お客様が激しく怒っている。
・なぜ?:こちらの対応に対して、 不快な思いをさせてしまったから。
・なぜ不快にさせた?:お客様にとって、 こちらの対応が「自分本位(自己中心的な対応)」だと感じられた から。
・なぜ自分本位な対応になってしまった?:そのとき自分が忙しく、 自分のことで頭がいっぱい になっていたから。
・なぜ自分のことで頭がいっぱいだった?:根底にある 「目の前のお客様を一番に大切にする。喜んでいただく」 という 意識が薄れてしまっていた から。
このように「なぜ?」を深く掘り下げていくと、
目に見えていた「お客様が怒っている」という現象から、
「自分のプロとしての意識の薄さや、配慮の欠如」という 見えない本質(根っこ) に辿り着きます。
このように、
本質が見えると、対応が変わります。
単に「不手際があって申し訳ありませんでした」と表面的な事実だけを謝るのではなく、
「(自分の忙しさを理由に、)〇〇様への配慮を欠いた(自己中心的な)対応をしてしまいました。本当に申し訳ありません」
と、自分の姿勢そのものを省み、心からのお詫びを伝えることができるようになります。
これこそが、 相手の心に届く「本質的な対応」 なのだと思います。
表面的な出来事に一喜一憂せず、
その奥にある「本質は何だろう?」
と探る眼差しを、
これからも大切にしていきたいですね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(^O^)