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ヘルシーカンパニーとは、宗像先生いわく「従来分断されていた経営管理と健康管理を統合的に捉えようとするアプローチ」のこと。もともとは、ロバート・ローゼンという人が提唱した考えで、このロバート・ローゼンの著書「ヘルシーカンパニー」を翻訳して、日本にその概念を紹介したのが宗像先生です。


ロバート・ローゼンは、「会社の業績向上と個人の健康増進を図ろうとするアプローチ。健康と人的資本への投資を高め、収益性を上げるアプローチである」と言っています。


先生の講演で非常に心に残った言葉を紹介します。


「社員個人のエネルギーを自己表現的に用いられるとき、どのようなストレスをともなおうとも、仕事のモラルや心身の健康増進、自己成長、業績向上をもたらし、不健康にはならない」


つづけて、
「それが自己抑圧的に用いられるとき、ストレス疲弊が起こり心身の不調が生まれる。社員個人のエネルギーを自己表現的に用いる自己報酬型労働を促す経営管理リーダーシップが必要である」とのこと。


自己報酬型労働とは、「楽しいな、充実しているな、成長しているな」などと、本人が感じられる働き方のことです。現在ほとんどのビジネスマンは、これに対し、他者報酬型労働をベースに働いています。つまり「周りからの敬意を得るため、収入を得るため、また人を守るため、たとえやりたくなくてもやらねばならない仕事をする、疲弊型ストレスを生む原因」を追求していくことをよしとする働き方です。


このブログでも、たびたび紹介していますが、多くの日本人は「自己抑制型のコミュニケーション」を行ないます。相手の顔色を伺い、本音を抑え相手に察しを求めるコミュニケーションですね。


昔は組織のリーダーは、上から目線で抑圧していれば社員は自己抑制して我慢するので、これでよかったのですが、最近では自分らしく生きたい、働きたい、という内的欲求が高まった結果、メンタルヘルスが悪化する方が非常に多くなってきました。


昔はそんなこと思わなかったので、心の病はあまりなかったのですね。


自分らしく生きたい、働きたい、と思いながら、私たちは感情のレベルでは自己表現型になっていないので、思考と感情のレベルで葛藤を起こし、悩むのだと思います。私自身も、自分らしき生きたい、でも人がこわい、という感情の葛藤がずーーーっとありました(笑)。


でも、自分らしく生きたい、働きたいからこそ悩むのです。


頭では分かっているのですが、感情レベルでまだ変化していないのです。
私たちはまだ変化の途中にいるのですね。


感情を自己表現するコミュニケーションが身についた人々が沢山出てきて、自分らしき生き働くこと。そういうリーダーがたくさん増えてくると、ヘルシーカンパニーは実現していくのではないでしょうか。







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Last updated  2010.11.11 07:47:44
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