幕末の名石工である丹波の佐吉(村上照信)は、各地に石仏や狛犬、灯籠を彫りました。
佐吉の作品を探して各地の寺社を巡りましたが、『旅の石工』と言う本で、菟田野の安楽寺にも佐吉の作品と言えそうな石造物があると書いてあり、それが気になっていました。小さなお寺に入ってすぐに建っていた「大乗妙典塔」。一目台座を見た瞬間、宇太水分神社の灯籠(これも佐吉が彫ったとの伝承がある)に似ているように思えました。
名前はありませんが、猫足の台座、細い枠取りの線と言う佐吉らしさがあります。
訪れたのが夕方だったので書かれている文字は読めませんでしたが、本によれば「嘉永七年」とのことで佐吉が活躍していた年代です。
