今日、手づくり日和

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2011年05月01日
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とってもお久しぶり、の。

書きこみであります。

2月は、石垣島&西表島へ楽しく旅行に出かけ。

3月は、結婚して3年目に突入した私。

楽しいこと、いっぱい書こう!

ほのぼのと、思っていた矢先の出来事。

3月11日、金曜日。

私、金融機関で働いております。

千葉と東京の県境にて。

その時、たまたまお客さんは店内にはおらず。

もうすぐ3時。

3時になれば、窓口が締まり。

片付けが終われば、今週の仕事は、もう、終わり!

気持ちが、週末モードに切り替わりつつある時に。それは起こりました。

下から、突き上げられるような衝撃。

一瞬にして感じた、何か、ただごとでない事がこれから起きようとしていること。

揺れが始まり。

私の席の前に座っている上司と目を合わせ。

これは・・・まずい。

揺れは増し。

ビル全体が、揺さぶられる感覚。

それは長く。

机の下に潜れ!!!!!

聞こえた、怒鳴り声。

慌てて潜りこむ人もいれば。

倒れかかった棚を必死に押さえる人。

私は、足元が危ういながらも、

非常階段のドアを開け。

陶器が、割れて砕ける音。

急いで食器棚の開き戸に、ガムテープを貼り。

ああ、お客さんがいなくて本当によかった・・・

揺れがおさまった後のオフィスは。

ぐちゃぐちゃになった机の上。

金庫の中は、書類がすべて棚から落ち、散乱・・・

割れてしまったコーヒーカップやお茶碗・・・

外勤の営業マンの、安否確認。

30分程度で、全員と連絡が取れ、無事であることを確認。

次に、それぞれの家族への連絡。

みんな、電話やメールで連絡が取れたというのに。

私だけ、家族と連絡がなかなか取れなくて・・・

都内の高層ビル内で勤務している旦那さま。

千葉の埋立地にある、私の実家。

なにかあったのだろうか、という不安と。

何度も続く、余震の恐怖。

現物処理や、本部への報告業務、勘定合わせをしながらも。

心の中では、どうしよう、どうしよう・・・

最初に、連絡がついたのは、私の父親でした。

母親も無事だと聞いて、安心したものの。

いつものように おっとりとした口調の、父親から聞いたことは。

埋立地である実家の周辺は・・・

液状化。

こんなことは、長年住んでいるけど初めてのこと。

泥水が噴き出し。

電信柱は傾き。

近所には、半壊した家もあるとのこと・・・

しばらくしてから、旦那さまとも連絡がようやくつき、安堵。

職場の柱に、大きなヒビが入ってしまったとのことでした。

私が家に着いたのは、深夜のこと。

夜中に電車が復旧し動きはじめ、旦那さまと一緒に帰宅しました。

家の中も、あらゆるものが倒れてびっくりしましたが。

そんなことは、どうでもよくなってしまうくらいの。

地震の惨状。

テレビにうつるその映像は・・・

巨大な津波に飲み込まれ、押し流される、車、家・・・

あまりの衝撃な映像に、絶句・・・

私は、宮城県と福島県が大好きで。

旅行で何回も訪れた場所。

女川町の、海のすぐそばの旅館。

朝日を浴びながら、海を目の前に温泉に入った思い出。

松島を眺めた遊覧船。

地ビールを飲みながら、

日本ってやっぱ最高だなあーなんていっぱい感じた思い出。

相馬市の、海のそばの旅館。

夏の終わりで、ちょっと冷たかったけど、海にも入りました。

その旅館の夕飯は、相馬牛。

それが本当に美味しくて、

あまりにも美味しすぎて、食べ過ぎて・・・ ^^;

デザートのメロンを食べられずに、お部屋に戻ったら。

「せっかくですから~」と、

旅館の人が、わざわざメロンをお部屋に持ってきてくれた、思い出。

あの美しい場所や。

温かい人たちがいる場所が。

流されていく・・・

愛する家族を失った方々。

大事な人の安否を確認できない方々。

家を失ってしまった方々。

会社や工場を流されてしまった方々。

地震が起こった日の夜中、

いろんなことを思い、泣きました。

この地震は。

ただごと、ではなく。

ひとごと、でもない。

私にできることを、少しでもしたい。

強く、思った、夜。

そして、ただ、生きているだけで、幸せだということ。

しみじみ、実感した夜でも、ありました。






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最終更新日  2011年05月01日 13時26分31秒
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