福岡市個別指導学習塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

福岡市個別指導学習塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

2014.10.15
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カテゴリ: 日常
最近、ふと思ったことがあります。
何かを「中途半端にやること」って、実はすごく疲れるんだな、と。

「今日はこの辺でいいかな」と手を抜いた日ほど、
なぜか心がざわついたり、どこか気持ちが重くなったりする。
逆に、「今日はとことんやり切った!」という日は、
どんなに体が疲れていても、どこか爽快感があるんです。

これは、学生にも、社会人にも、
そして子育てに奮闘する親御さんたちにも当てはまる気がします。

むしろ、子どもたちに「もっと頑張れ」と声をかけている大人が、
実は自分自身に対しては、手を抜いていたりする。
——そういう場面を、少なからず見かけます。

でも、目の前の人って、自分の鏡でもあると思うんです。
子どもは大人を見て育つし、部下は上司を見て育つ。
言葉よりも、行動の方が、ずっと雄弁に語ることがあります。

だからこそ、自分自身が「やるべきこと」に
正面から向き合っていくこと。
それが結局、自分の周囲にある空気や人間関係を
豊かにするのだと思います。

高校生が見せてくれた“本気”の姿
そんな想いをさらに強くさせてくれたのが、
私たちの塾に通う高校1年生の生徒のエピソードでした。

1学期の頃は、成績は中くらい。
頑張ってはいたけれど、課題の量にも、授業のスピードにも
ついていくのがやっと。
部活も両立しながら、彼女なりに一生懸命やっていました。
でも、次第に疲れの色が見えるようになってきたんです。

私たちがアドバイスしたのは、
「本当にやるべきことを見極めて、やりやすい形に整える」こと。
決して、量を増やすのではなく、“質”を変えていく。
それが2学期に入り、彼女の姿がどんどん変わっていきました。

たとえば、授業のノートをほとんど取らないという選択。
これは多くの高校生にとって、とても勇気のいる決断です。
ノートを丁寧に取ることが“ちゃんと勉強している証拠”だと
思っている子も少なくないからです。

でも彼女は、ノートを「まとめるため」ではなく、
「補足するため」に使うようになった。
「教科書にあることは、教科書に書き込めばいい」
——その気づきが、学びのスタイルをガラッと変えたのです。

結果として、彼女は数学のテストで学年1位を獲得。
けれど、私たちが一番感動したのは、成績以上に
“自分のスタイル”を確立していく過程でした。

自分らしいやり方を見つけるということ
勉強に限らず、仕事でも、趣味でも、
何かに本気で向き合っていると、自然と
「自分に合ったやり方」が見えてきます。

最初は人の真似でいいんです。
「あ、これいいな」と思ったら、ちょっと真似してみて、
自分にフィットすれば取り入れる。
合わなければ、また別のやり方を試す。
その繰り返しの中で、徐々に“自分だけのスタイル”が形になっていく。

そして、スタイルをつかんだら、次は「リズム」を整える。
リズムができてくると、それがやがて
“無意識のルーティン”へと進化していくのです。

何も考えずに自然にできるようになったとき、
人は本当の意味で、その分野のプロになっていくのかもしれません。

本気の先にあるもの
「本気でやる」と聞くと、
ストイックで、厳しくて、余裕のない世界を想像する人もいるかもしれません。
でも、本気でやるからこそ、楽しさがわかるし、
工夫の余地が見える。
そしてなにより、「成長する自分」を実感できるのです。

だから私は、これからも「中途半端」に流されずに、
その瞬間ごとに、本気を尽くしていきたいと思います。
疲れたら、立ち止まってもいい。
でも、やると決めたことには、正面から向き合っていきたい。

目の前の子どもたちに、背中で伝えられるように。
そして、自分自身の人生に、誇りを持てるように。

今日もまた、そんな覚悟を胸に、教室のドアを開けます。





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Last updated  2025.05.08 16:33:07
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