心の健康

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2008年09月29日
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生き方の哲学ー20 ulalan@ 浦蘭 嶋多朗「みおつくし」10月号より

色々な人間関係や様々な社会組織の元をたどってみると、最小組織の家族に行き着くわけですが、その家族もさかのぼると男と女に行き着きます。
いくら女系家族でも、女だけで家族は成り立たないわけです。
男と女の関係が思うようにいかなかったり、喧嘩が多く、仲の悪い関係であれば、男も女も、身近な周辺にいろいろな形でマイナスの影響を与えるでしょう。
そして、最初は小さな二人の関係でも、連鎖して、男同士、女同士も含めて、どんどん広がって行く可能性は十分あるわけです。
職場での人間関係が円滑にいかない、とか、能力が十分発揮できずに仕事が思い通りに運ばなかったり、ストレスが溜まって他人にイライラをぶつけてしまう、など、社会に悪影響を及ぼします。

言葉や態度、行動以外で、単純に表面的に現れるものでも、大きな違いがでてきます。
穏やかな表情や物腰、和める態度や振る舞い、優しい言葉と笑顔など、表面的に出せる演出によって、喧嘩やトラブルの多くが避けられることは間違いありません。
厳つい顔で、表情が恐い人でも、作り笑顔で優しい言葉がその人の口から発せられれば、その恐い人のイメージは優しい人に変化します。
反面、優しく、温厚で穏やかな顔つきの人でも、恐怖や嫌悪感を感じさせる言葉を発したりすると、イメージが恐くなります。

話しを戻して、男と女の関係とは、どんなものなのでしょう。
女性は、いつも常に愛されているという実感を求めますが、男性は煩わしい社会で生き延びるために大方のエネルギーを向けてしまって、一般的には女性への配慮が疎かになります。
こんなところでも摩擦が起き、お互いの感情にズレが生じます。
男は基本的には外で仕事をし、女が家庭を維持する。
最近は女性も外へ出て仕事をし、子供は保育園などへ預けられるパターンが一般的のようですが、やはり家長としての位置は男性側にあり、家を守る、家族を守るという責任は、男性側に強く現れるでしょう。
いずれにしても、男性は仕事をして家族を養うための経済的な面にエネルギーの多くを使います。
女性も外で仕事もしますが、現実的には家事や育児にエネルギーが注がれます。
それらの、お互いのエネルギー消費がピークに達すると、余剰エネルギーが足りなくなり、優しさや愛情、思いやりの気持ちが不足するのでしょう。

女性は、いつも常に愛されている実感を要求するので、男性側が少しでも手を抜いたり、他の何かに気持ちや愛情を向けると、女性は即座に不安になり、イライラしたり、情緒不安に陥り、ノイローゼや自律神経失調症、うつ病的になってしまう場合もあり、まして、生理や更年期が重なると、手がつけられなくなります。
果たして、心療内科や精神科に通ったり、買い物依存症やパチンコ中毒になったりもする。
これらの事柄に対して、全て男性側に理解を要望しても無理な話ですが、少なくとも上辺だけの態度や言葉によって解消され、緩和されるのならば、男性側は多少の配慮は必要でしょう。
わずかな努力によって、家庭円満、家族関係が順調にいけば、男性側も安心して仕事に集中できるし、それらに付随した付き合いもできるわけです。
芸術家における男女の差は、創造的(攻撃的=発明的)と想像的(受身的=発見的)の違いがあるように、根本的な何かが、男と女では、大きな差があるということなのでしょう。







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最終更新日  2008年09月29日 23時01分33秒
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