"Have You Met Miss Jones"からライブを始めるあたりなど、さすが橋本裕さん、小粋です。裕さんの繰り出す粋な小技に東さんもニコニコ笑いながら応えていきます。そんな東さんをニコニコと見つめながら、いたずらぽい笑顔でありえないようなリハーモナイジングを繰り出していく裕さん。デュオならではの丁々発止のやりとり、実に楽しませていただきました。
3rdステージからは、東さんが最近ご一緒されておられるというピアノの太田和麻さんも加わり、さらに熱いステージに。太田さんのプレイは初めて聴かせていただきましたが、テクニック、グルーブ感、歌心、そして遊び心のいずれをとっても抜群の素晴らしいピアニストです。unechanも"You Don't Know What Love Is"をトリオでご一緒させていただきました。しっぽりとした曲での深みのある歌心、実にお見事でした。注目すべきミュージシャンの登場です。太田さんは裕さんとも初対面とおっしゃっておられましたが、裕さんの繰り出す小ネタ(?)へのレスポンスもばっちり、まるで事前にネタ合わせをしていたかのような一体感でした。演奏している側も、聴いている側も、声を上げて笑うシーンもしばしば。特に、最後の"My Little Suede Shoes"では皆さん大爆裂。これでもかこれでもかという「ネタ」の応酬には参りました。