アルゼンチン対コートジボアール

アルゼンチンはかなり守備的な戦い方をしていました。
良い意味でアメリカ大会のブラジルを思い出しました。
あのときもイタリア大会で結果が出せず、アメリカで勝ちに行った布陣でしたね。
相手のキーマン、ドログバにハインツェをマンツーマンでつけて、アジャラがスイーパーぎみに。
カンビアッソ、マスケラーノは中央のポジションからむやみに離れることなくバランスを取っていました。

注目のリケルメは古典的なゲームメーカーと言われていますが、
あれほどまでのキープ力があるからこそ、現代でもその役割が出来るんですね。
謎が一つ解けました。
久しぶりに数多くのきれいなスルーパスを見ることができました。きもちよかった！！

コートジボアールは前評判通りドログバを中心とした訓練されたチームでしたが
残念ながらこの試合はアルゼンチンの経験にうまくやられてしまいました。

けっして身長のないアルゼンチンのディフェンスが長身ぞろいのコートジボアールを押さえてしまう方法は
日本代表にもかなり参考になったのではないでしょうか？
１トップが予想されるオーストラリア戦には日本も出来ることなら４バックでいきたいですよね。
本格的なサイドバックがいればの話ですが・・・・・

にしても、ペケルマン氏は試合によっていろんなシステム、いろんな選手を使うつもりでしょうか？
選手全員の個性を把握しながら、ゲームプラン通りの選手を配置しているイメージを受けました。
そうだとしたら今回のアルゼンチンの完成度はかなり高いのかも、今後が楽しみです。

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