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November 25, 2005
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カテゴリ: 読書


あらすじ

ボストンの市議会議員フィリップ・スチュアートが射殺される事件が起きた。ホームレス保護政策をはじめとして、医療・麻薬対策等に手腕を発揮し、ボストン市民から愛されていたスチュアート。いったい誰が、何のために殺害したのだろうか?ボストン・ポストの敏腕記者フランク・クローニンは、調査の過程で議員が<表の顔>とは裏腹に、数々の不正に手を染めていた事実をつかむ。この特ダネの報道に執念を燃やすクローニンだが、ボストン・ポストの上層部は、掲載に首を振る。どうやら、政界からの圧力がかかっているらしい。事件の全貌が明らかになるに連れて、意外な殺人犯の姿が浮かび上がってくる!!

うん、これは文句なく面白い話ですね。アンソニー賞最優秀処女長編賞にノミネートされただけのことはあると思います。そう、長編賞だけあってページ数も多いけど、一気に読み通せるだけの魅力あるストーリー展開になっていますね。

クローニンは、ピューリツァー賞を受賞したことがある腕っこきの新聞記者。諦めることを知らない粘り強さで、取材対象に迫っていく。そんなクローニンの協力者は、ボストン市警殺人課の刑事トマス・マコーマックと地方検事補スーザン・スローン。彼らの助けを借りながら、スチュアートがボストン市との事業契約の見返りとして、業者達に賄賂を要求していただけではなく、もっと大きな犯罪に加担していたことを暴いていく。

クローニンの生い立ちも交えながら、物語はスチュアートと関わりのあった人物たちの過去にも焦点を当てていく。その中で、この大物議員がとんでもないやつだったことが分かってくるのである。そして、最後に意外な人物が殺人犯だった!という衝撃のラストが待っている。

そう、ここまでは文句なく、OK。だけど、最後の最後が『ちょっと甘いのでは?』と思ってしまう。こういう終わり方が好きな人もいるのだろうけれど、私としては『こういうのってどうかな?』って思うのよね。それだけが、残念だな。

とはいうものの、一読に値すると思います。オススメですよ!
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Last updated  November 29, 2005 01:33:10 PM
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