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December 8, 2005
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カテゴリ: 旅行記
さて、宿に戻り、部屋の準備が整うまで談話室で過ごす。 山荘 無量塔(むらた) は、去年の9月に4つの離れを新しく作ったのだけれど、その際に談話室とお土産のショップ「蔵拙」も新設されています。ショップでは、客室で使用しているアメニティー・グッズを購入することが出来ます。談話室には、無料のコーヒー・紅茶・ほうじ茶が置いてあります。木立の向こうには、 「Tan's Bar」 が見えます。

談話室からTan's Barを望む
談話室からタンズバーを望む

Tan's Barから談話室を望む
タンズバーから談話室を望む

部屋の準備が整ったので、いよいよお部屋へ。案内のスタッフの方に

「新しい談話室や離れを作る前には、この辺りって何がありましたっけ?確かここら辺は雑木林だったような気がするのですが。」

と聞いたところ、

「以前に、先代が焼き物をやっていて工房があったところです。そこを取り壊して、新しい離れを作ったのです。」

と、教えていただきました。そうすると、私たちの部屋の真下には、窯があったのかもしれないな。

前回泊まった時は、古民家を移築した「新(しん)」という離れでしたが、今回は新しく出来た「汲(きゅう)」という離れ。今までの無量塔の離れとは全くコンセプトの違う、モダンな造りの離れです。

階段を上って右手が「汲」、左手が「暁(ぎょう)」への入り口。
暁と汲へのエントランス

チェックインは部屋で行います。リビングには、どっしりとした大きな総革張りのソファが置いてあります。うむ、小さなシングルベッドくらいの広さはあるぞ。そして、テーブルの上にはウェルカム・スイーツの草団子がのっています。

ウエルカム・スイーツの草団子

正面の壁には、SONYの薄型テレビが備え付けられており、DVDプレーヤーは三菱製でした。また、一段高くなった畳敷きのスペースもあり、和風の枕と上掛けが置いてあります。お昼寝スペースですね。

お昼寝スペース

窓が大きく取られているので、外の景色を一枚の絵として眺めることが出来ます。また、部屋の外には水を張った池があり、その向こうにテラスがあります。夜には、池の底からライトアップされ、水の揺らぎが壁や天井に映りとても幻想的です。

池とテラス

寝室は、フローリングの床にベッドです。洗面台は2ヶ所あり、それぞれにクローゼットがついているのがうれしいですね。

無量塔には大浴場がないので、各部屋に内風呂が備えられています。広々として、お湯もたっぷり。お湯は24時間途切れることなく湯船に注いでいます。ガラス戸を開けると、半露天風呂になり、心地よい風が吹いてきます。そして、外には和みスペースが。外の木々を見ながらしばしボーっとするのも気持ちがよいですね。

半露天のお風呂

お風呂の外の和みスペース

部屋でのんびりしていたら、ノックの音がするので出てみると、外には長い虫採り網をもった、男性スタッフの方が立っていました。

「蝶が迷い込んだのは、こちらのお部屋ですか?」

残念ながら(?)私たちの部屋ではなかったのですが、きっと都会から来た人で、窓を開けると蝶が入ってくるなんて思いもしなかったんでしょうね。私は、虫が回りにたくさんいる環境で育ったので、網戸にしないで窓を開けっぱなしにするなんて、信じられません!っていうか、単に虫嫌いなだけなんですけどね......。

夏の夕暮れらしく、外ではヒグラシが鳴いています。いよいよ、待望の夕食の時間がやってきました。そうそう、ヒグラシといえば、お料理を運んでくれた男性スタッフの方から面白い話を伺いました。お客様の中には、ヒグラシの鳴き声を聞いて「 鳥の鳴き声ですか? 」とおっしゃる方がいらしたそうです。蝉の鳴き声だとは思わなかったのですねぇ~。都会では、ヒグラシっていないのかな?

「汲」のお部屋の夕食は、部屋出しになります。どうセッティングするのかと見ていると、お昼寝スペースになっている一段高い畳の中央から座卓がせりあがってくるではありませんか!

畳の下から座卓が!

いよいよ、食卓の用意が整いました。今夜のお品書きは.....

先 附:夏 小鉢二題

旬八寸:夏蛸焼霜造里、関鯵八重造里 生山葵
御凌ぎ:鰻笹寿司
煮 物:地鶏鍋 柚子胡椒 鍋野菜
焼 物:鮎焼燻製
変り鉢:五葷諸味焼き

ご飯、止椀、水菓子


さすが元料亭だけあって、どれもとっても美味しいです。部屋食だけれど、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、言うことありません。地鶏鍋もぐつぐつと煮えた状態で運ばれてきました。というのも、「暁」と「汲」の間にパントリーがあるからです。

さて、地鶏鍋と五葷諸味焼きは、無量塔の定番料理。今年もこれを楽しみにしていました。地鶏はやや固いのですが、出汁に鶏のうま味がよく出ていて、ニラなどの野菜と一緒に熱々をいただくと顔がほころんでしまいます。柚子胡椒を添えていただくと、また格別です。

諸味焼きは、豊後牛のローストビーフに「五葷諸味味噌」を使ったオリジナル・ソースが添えられている。お肉はとっても柔らかくて、絶品の味!「牛」好きの二人は、思わずニコニコ顔♪ちなみに、五葷(ごくん)とは仏教用語で、ニンニクやニラ、ラッキョウなど、仏教徒には精がつきすぎるとして禁じられている野菜のこと。

今回、この二品以外にあまりの美味しさに驚いた料理は、鮎の燻製。ちょうど良い塩加減の鮎を一口食べると、燻製のいい香りが口中にふわ~っと広がる。鮎の塩焼きよりも燻製にした方が私の好みだな。ぜひ、また食べたいと思う。

お腹がいっぱいになったところで、 「Tan's Bar」 へ一杯ひっかけに行くとこにした。もちろん、お目当ては、「兼八」の原酒。ところで、無量塔では、室内では浴衣、それ以外では作務衣を着ることになっています。朝晩は涼しいので作務衣だけでは寒いかなと思い、上に羽織るものを持ってきてもらいました。羽織ではなく、フリース地のピーコート風でボタンで留めるようになっています。紺色でちょっとかわいいですよ。

「Tan's Bar」 には、WE社製の巨大スピーカーが備え付けられていて、静かなジャズが流れています。

WE社の巨大スピーカー

さっそく、だんなは「兼八」の原酒をオーダーしています。これは、美味しい!

麦焼酎[兼八原酒]40° 720ml
麦焼酎[兼八原酒]40° 720ml

スタッフの方から、珍しいお酒もいくつか紹介してもらいました。ボトルが面白いので、写真に撮りました。左が、ドイツのグレーンスピリッツ「ウル・コルン」。右が、四万十の栗焼酎「ダバダ・火振り」。

ウル・コルンとダバダ火振り

原料の小麦の風味豊かなドイツの特産酒ウルコルン
原料の小麦の風味豊かなドイツの特産酒ウルコルン

【送料無料】無手無冠 ダバダ火振り35°【古酒】陶器瓶 900ML
【送料無料】無手無冠 ダバダ火振り35°【古酒】陶器瓶 900ML

今日は、ちょっと飲みすぎのようです。酔っ払いの二人は、いい気分で部屋に戻りましたとさ♪
(その3へ続く)
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Last updated  December 15, 2005 11:56:08 AM
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