語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

2010年01月01日
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カテゴリ: 渦巻く心もよう

輝かしい新年をみなさまどのように迎えられましたか。
私は思いがけず、生まれて初めて病院の一室での年越しでした。
安産を喜び、母たちの助けを借りながら自宅にて順調に育児に励んでいたつもりだったのですが、いよいよ年末になって、明日から実家に帰省しようかという夜に、いきなり高熱と腹痛に襲われ、退院したはずの病院に逆戻り。
しばらく安静と点滴が必要ということで三が日いっぱいまでは入院ということになってしまい…もうびっくりです!
母乳が必要な赤ん坊は一緒ですが、せっかくのお正月に家族離れ離れ。
寂しいカウントダウンでした。

産後、ちょっと調子に乗って動きすぎたかしら。母たちはいつも私を気遣い、寝てなさい寝てなさいって言ってたけど…久しぶりの赤ちゃんとの生活に興奮しつつ、大切な長男がちゃんとお兄ちゃんになれるか、元気に学校に行けるか気になって仕方なくて落ち着いて寝ていられなかった。
長男が楽しみにしていたクリスマスもちゃんとしてあげたかったし、サンタさんとの連絡も。

赤ちゃんの誕生を自分のことのように喜び祝ってくれる人たちの気持ちにもこたえたかったし、買い物にも行きたい、美容院にも…
年賀状はどうする?なんていろいろいろいろ想いは渦巻くばかり。

「ええかっこしい」というのだろうか、けっこういっぱいいっぱいのくせに、あくまで平静を装いたい自分がいる。無理して笑って自力でなんとかしようとして…確かにそれでなんとかなる場合も多いんだけどな、今回は計算狂ったな
結局は、余計に周りに迷惑をかけるハメになってしまい反省しきり。

ゆったりのんびり素直に人に甘えて感謝して…

入院してる産院は福岡では老舗の個人病院だけど、設備もきちんとしていて清潔で、ナースや助産師さんの数も多くて、みんな年末年始関係なく、笑顔でキビキビ気持ちよく働いていて頭が下がる。毎度の食事も充実していてうれしい。
元日のお昼には、ブリやかつお菜の入った、料亭もびっくりの上品なお出汁でよそった正統派の博多雑煮とお重のお節が出た。

大変だったけど、神様がくれた休日だと思ってのんびり誰にも気兼ねなく寝正月をって友人からのメール。
たしかに、たまにはこんなお正月もいいかな。
あとから忘れられない思い出話となることだろう。

こんな私ですが、今年もどうぞよろしくお願いします





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最終更新日  2013年05月05日 01時07分21秒
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