流行の法則

流行の法則

2006/05/10
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カテゴリ: 感想など・・・
昨日、たまたまテレビで“ガイアの夜明け”を見ました。
丁度、ファッション販売についての特集で商品企画から店頭に並べるまでの超スピードを題材にしていました。
3つの会社を取り上げていましたが、放送時間のほとんどの時間を国内の某企画直売小売店2店に絞って紹介していました。

私のこれまでのブティック講座を読まれた方だと、きっといろいろと思い当たる部分があって3倍楽しめた・・?と思います。私は、見ていて、突っ込みどころ満載でした。笑い

そして、自社の戦略を、(競馬でいうと第四コーナーを回ったところで馬券を買うようなものなので、当たる確率が高い)というように述べておられたのが、今のアパレル業界を象徴しているようで印象的でした。

丁度、次からの講座で説明してゆきますが、
売れるものがわかってからすぐに商品を供給すればよいという考え方が中心になる時代があります。いわゆるコピー屋さん(偽物という意味ではないのでご注意)の流行する時代ですが、企画から商品供給までの時間競争そして価格競争になります。
ただ、本当の意味での企画力が失われていきますので、デザイナーは、やがてより若いデザイナーやマーチャンダイザーに取って代わられる運命になります。

ま、でも経営者がお年寄りばかりで、若い人の意見を多数決で聞かなきゃいけない状況なら、まだまだ、大丈夫ですけどね・・・

ほかにも、緯度作戦と称して、南北に長い日本列島の南の端と北の端で売れた夏物、冬物を流行の兆しと捉えて、季節の時差を利用してそのほかのお店で大きく展開しようという戦略を紹介していました。
確かに頭の中では(理屈では)成立するのですが、流行が、それほど単純なことならもっと早くに気がついている人がいるように思うのですが、・・・なんだかナポレオンの時代か?と思ってしまいました。・・・ちなみに、売れ残った冬物はオーストラリアに輸出するというのも、同じような発想のように思いますが・・・。          うーん、社長賞!?・・・

辛口コメントでごめんなさい。本日は、ちょっと息抜きです。





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Last updated  2006/05/10 05:11:59 PM
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