とぶわにといっしょに かんこくとあそぼ!

とぶわにといっしょに かんこくとあそぼ!

January 6, 2005
XML
カテゴリ: 本や絵本とあそぼ
はじめはイソップ物語の「アリとキリギリス」かと思った。
小さな頃から、私は「アリ」じゃなくて「キリギリス」だな、と思っていた。
怠け者で、楽しい事が大好き。働く事より楽器を奏でたりする事が好き。「芸術」が好き。
だからなんかキリギリスが憎めなかったし、キリギリスに共感できた。

のねずみの「フレデリック」、他の兄弟たちが一生懸命冬の間の食物を集めているのに働かない。
「なんではたらかないの?」
という兄弟たちの問いにフレデリックは
「寒い冬のために、光と色と話を集めているんだ」
と言う。

ああ、アリとキリギリスみたいな教訓か・・・と思いきや、
寒い冬がやってきて、貯えた食料もだんだんなくなっていく。
おしゃべりなねずみたちも話したくなくなっていく。

あれ、違うぞ!アリの貯えは十分なはず。

ねずみの兄弟はフレデリックの言葉を思い出す。
「君の貯えたものはどこにあるの?」

「目をつぶってごらん」
フレデリックは立ち上がり、暖かい光と灰色の冬にはない「色」の話、そして「詩」を披露する。

兄弟たちは感動し、フレデリックに拍手を贈る。
「君って詩人だなあ」

私が感動したのはフレデリックもさる事ながら、兄弟たちの態度。
誰も働かないフレデリックを咎めたり、いじめたりしない。
そしてフレデリックの「詩」に感動の拍手を贈る事ができる。

個性は誰にでもあるものだけど、人の個性を認め、受け入れる事はなかなか難しいことではないのだろうか。

自分とは違うものに共感できる心。
そんな暖かい心を感じられる絵本。

韓国語版しか読んでいないけれど、谷川俊太郎さんの訳で読んでみたい。

韓国の教育は深刻だ。
最近韓国の小学生を対象に行った調査では、職業の選択基準の第一位は「お金」。

私の子供達はこれからどんな将来を描いていくのか。一人一人の夢や個性が羽をひろげてはばたけるように、感動を子供と分かち合える父母になりたいと思う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  January 6, 2005 12:59:41 PM
コメント(6) | コメントを書く
[本や絵本とあそぼ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: