おばあさんになるなんて
という本のタイトルを見つけて
ああ、老齢といってもいつのまにかで
考えたらおばあちゃんだけどなんだか昔思ったような実感がないというか
そういう気持ちだとかあるんだろうなという
いう状態が目に浮かぶような感じをはじめて想像したけれど。
最近自分自身ふと思うには
「 おばさん
になるなんて」。
しかし、おばさんってなってみると予想と違って
思ったより結構楽しい。面白い。
なにより変な恋愛感情で相手が近付いてこないのですごっく楽。
少し前に居酒屋とかで若い子におじさんが話しかけて楽しんでるのみて
ある意味懐かしさと、自分に声かけられないその状況差と
以前見た光景を別の角度(立場)で見てるような面白さを感じた。
同じシチュエーションの違う立ち位置で違う感情を抱く経験をするのは
子供のころに読んだ本を大人になって読見直して違うもののように感じたのと
同じような経験というか、そういう経験が生であって面白い。
おばさんになってから
ガソリンスタンドでアルバイトの半分くらいが愛想が悪くなったのも面白かった。
以前若くてきれい?だったころは若い男性の対応はみなかなり丁寧だったのに
今は昔おばさん相手対応してる時に見たような表情がこちらに向いているのを感じる。
自虐ネタとかはちょっと違って、まじめにその差を面白がって経験してる部分がある。
おばちゃん扱いしていた若いこの半分は会話を重ねるとまた態度が違ってくる、
思ったより会話が成立するからだろうがそれもまた楽しかったりする。
親の世代とか見てても、年よりって昔思っていたよりずっとずっと若い。
中身は子供のころの成長に比べるとかなり穏やかな成長だし
環境も変わらない状況だと本当に中身は20年前もこんな感じだったのだろうなと
そう思える人が少なくない。
人生あっという間。
実際11歳年下の弟が生まれて赤ちゃんだった頃がついこの間のようなのに
弟は今や3人の子持ち。ついこの間のような記憶からなんて長い時間が流れていることか・・。
もうあと30年とか生きてもきっと
何があってもなくてもあっという間で
じきに「おばあさんになるなんて・・」って思ってる未来がきそう。
年齢を受け入れられるってなんて楽な気持ちなのだろう。
子供のころとても受け入れられないと思ってたおばさんになるということが
こんなにも心穏やかなのは不思議といえば不思議。
周囲から見ればもう少し抵抗したら?って感じもあるだろうが(笑
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