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2008年03月07日
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カテゴリ: 日常の風景
これは一月の終わり頃の話なんですが、
またまた仕事の行きしなに妙なことがありました。


先日の 犬の話 の数日後のことです。
目的地は違ったのですけど、この日も、通った道はあの時と同じ道でした。

とある交差点で右折しようとしていたら、
そこに二羽の鳩の死骸がある事に気付いたのです。
一羽は既に車に轢かれたらしく、無残な姿をアスファルトの上に晒していました。
バイクに乗っていると、たまにこうして鳥や猫の死骸を見ます。

(猫の方が数は多い。大人の猫でも、車に轢かれて死んでいるのを見ると
とても悲しい気持ちになるが、生まれて間もない子猫がこうして死んでいる
姿を見ると、どうしようもないことなのは分かっているが、
さらに辛い、やるせない気持ちになる)


その時も、「ああ、またか。可哀相になぁ・・・。」と思いながら
その横を通り過ぎようとした時、
二羽のうちの一羽が、まだ微かに息がある事に気付きました。

私は一瞬迷いながらも、バイクを停め、その鳩を
せめて他の車に轢かれない所まで運んであげよう、と思いました。


この行為が、単なる私の「自己満足」であることは充分分かっています。
でも、やっぱり気付いてしまったら放っては置けなかったのです。
「いい人」とか、「優しい人」とかに見られたくてやったのではありません。
単に私が、「その鳩が車に轢かれて死ぬのを見たくなかったから」です。

触れてみて分かりました。
その鳩も既に虫の息で、こんな寒空の中(一月でしたからね)、
道路のところに放置しておいたら、遅かれ早かれ助からないだろう、と。

手を出すのならば、本来ならば最期まで徹底的に、
責任を持ってやらなければいけない、とは思ったのです。
病院に連れて行って治療してもらうとか。

しかし、私はその時仕事に向かう最中で、
しかも元々がギリギリに家を出てきたので、
こうして鳩に構っているだけで遅刻するかも、という状況でした。

だから、結局私に出来たことと言えば、鳩が轢かれないように
車の通らない場所にその鳩を移動させることくらいでした。


「こんなことくらいしか出来なくて、本当にごめんね。」
そう言って、私は鳩を置き去りにしました。


これは私の「エゴ」です。
自己満足以外の何者でもない。

だから、結局この時の仕事は少し遅刻してしまって怒られたりしたけれど、
それもこれもすべて「私のせい」です。
ま、それはしょうがない。


さて。
不思議だったのは、実はこの時の鳩の死因なのです。
車に轢かれている姿を見たから、てっきり二羽とも
それが原因なんだと思っていました。

しかし、まだ息があった方は、自力で動く力は残っていないようでしたが、
見たところ外傷はまったく無いようでした。
でも、車にぶつかって内臓破裂とか骨折とかして動けなくなっているのだろう、
と思っていました。

自分のバイクのところまで戻って来た時、その近くの歩道でもう一羽、
鳩が死んでいるのを見つけました。
「え?また鳩が死んでる!!」とちょっと驚きました。


その三羽目の遺体を見て、先程の疑問がより一層強くなりました。
その遺体にも目に見える外傷はなく、しかもこちらは
歩道の上で亡くなっているようでしたから、
車にぶつかって死んだとは考えにくいのです。

(車にぶつかって歩道まで飛ばされたのかもしれないけど)

が、とりあえず私の方の時間もないのであまり深く考えず、
その鳩の死骸も出来るだけ人目につかないように、
出来れば土に還れるように、
傍の植え込みの中にそっと移動させました。


私はこういうこと(鳥や猫の死骸を見つけて埋めたり、埋める余裕がないときは
土や植物のあるところに移動させること)を、子供の頃からよくやってます。
何故か見つけちゃうんですよね。

死骸を素手で触るのを嫌がる人もいるでしょうが、私は結構平気で触れます。
あんまり痛みが酷いと、そりゃ多少躊躇しますけど。
でも、過去には片目が飛び出た猫の死体にも触ったことあるし、
最悪腐ってなきゃ大丈夫♪

(そういう問題か?)


では急いで仕事に行かなくちゃ!!とバイクに乗り、走り出しました。
少し走ってまたびっくり!!
ほんの十数メートル先に、またもや鳩の死骸があったのです!
(こちらも既に車に轢かれてしまっていました)

「なんで一度に四羽も同じとこで死んでんの・・・?」
と不思議に思いました。


あれは一体何だったのでしょうか?
同じ場所で一度に四羽も鳩が死んでたなんて・・・。

(正確にはこの時は三羽だけど、後で見たら
私が移動させた鳩もやはり死んでいました)

死因もなんか謎だし。


この出来事の意味は、未だによく分かっていません。
何か、重要な意味があるような気はしてるんですけどね。









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最終更新日  2008年03月07日 05時13分14秒
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