最近の中国のニュースから

最近の中国のニュースから

2007年01月14日
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 中国人はサッカーが大好きだということはこれまでにもお伝えしたと思いますが、中国チームはなかなか強くなりません。アジア大会ではダントツでたくさんの金メダルを取りましたし、あれだけの人口ですから、中には才能のある選手も多いはずなのになぜなんでしょうね。

 私はスポーツにはほとんど関心がないのですが、中国のサッカーがなぜ強くなれないのかには、多少の関心を持ってみていますが、中国足球協会という行政組織にもかなり問題があるようです。テレビ放映権の収入分配などでサッカークラブと対立しています。

 サッカークラブは経営状態が悪いので、選手たちに給料が払えず、賭けや八百長が流行っているんだそうです。これでは駄目で、他のスポーツと同様、各選手個人にやる気を起させるインセンティブを大きくするしかないのではないでしょうか。



 それは長距離シュートの練習をしていた時のことで、ゴールから30メートルの地点から、無人のゴールに向けてシュートしたが、どういうわけかほとんど全ての選手がゴールを外し、20回余りのシュートでゴールに入ったのはわずか1回だけだった。これをみて韓国の高校生は笑い出し、頭を振りながら離れていった。

 これに刺激されたのであろう、その後の対抗試合ではナショナルチームの選手たちは正確さを取り戻し、キーパーがいても見事にシュートを決めた。

 総監督・朱広滬はさらに高度の対抗試合をやらせ、攻撃側も防御側も必ず両足でボールに触れ、ボールを渡した後は元の位置に戻るよう要求した。しかし、3グループに分けた選手たちは、いつも元の位置にまで戻れなかった。監督はどうしようもなく、顔をしかめるだけだった。

 選手たちには監督の不満が分らなかったのか、失敗の回数は多かった。監督はたまらずチームの中へ出て行き、できていない選手の腕や肩を強くたたいた。この生々しい場面を見て、ある記者は「監督がとうとう手を出した」と苦笑した。

 すぐに新年を迎えるので、ナショナルチームは31日には半日の訓練しかできず、午後は選手たちをフリーにした。選手たちはこの得がたい時間で街へ出かけてゆっくり遊んだ。監督は、元旦からは休みなしで、集中訓練をすると語った。





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最終更新日  2007年01月14日 07時37分33秒
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