最近の中国のニュースから

最近の中国のニュースから

2007年01月22日
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 中国は最近も軍事力強化を精力的に進めており、西側が警戒していることはよく知られています。その装備をになう国防科学技術工業を主管する国務院の部門が国防科学技術工業委員会です。

 管轄の範囲は、宇宙、航空、原子力、船舶、兵器など広い範囲に渡り、宇宙では有人宇宙飛行を実現、最近は人工衛星破壊実験をしたように、ロケットの信頼性も高く、相当なレベルにあります。航空機でも、最近、「殲-10」戦闘機が公開されました。これについては改めてご紹介しましょう。

 性質上、それほど詳しい情報が発表されることはありませんが、軍事は国民の愛国心に関係があるせいでしょうか、中国では色々な軍事雑誌や新聞が普通に売られ、一般紙にも記事がのります。

 何年か前に、国防関係の企業が金もうけに走るのはいかがなものか、というわけで商売はやめさせられたというニュースを見たように思いますが、この記事を見ると、国防企業もやはり企業で、利益を上げることが大事なようです。

 なお、航空母艦については、インドの航空母艦に関する記事がたくさん出ました。インドは退役した古い空母を買い漁り、また金がないのでずっと港で待機しているばかりだと冷やかしのような記事もありましたが、彼らは新鋭艦を自主建造中で、中国も早く持つべきだというニュアンスでした。



我国の軍事技術の状況 航空母艦建造能力はすでにある
 スポークスマンは、今年、ハイテク武器装備の研究開発、生産の任務を完遂し、さらに軍民両用技術を全力で発展させると述べた。重点は、情報安全、新型エネルギー、反テロ装備、海洋技術、光機電一体化、衛星応用などの領域でブレークスルーを図り、産業化を実現することである。

 記者の質問に「中国は航空母艦を建造する能力をすでに備えているが、具体的にいつ建造するかは目下のところ、未定である」と答えた。インターネットでは、その空母の艦載機として、SU-33か、ミグ-29Kか、それとも国産の殲-10改造型か、どれを選ぶかについて議論が戦わされている。

大型航空機プロジェクトの論証開始
 第11次五ヶ年計画期間(2006-2010年)に大型航空機の研究開発プロジェクトをスタートする予定である。これに対し、海外の大型航空機メーカは警戒しているが、目下、積極的に論証中である。

 スポークスマンは、大型航空機は国家競争において制すべき高地であり、国家の総合競争力を表現するものである、だが中国が大型航空機プロジェクトを完成するにはなお二、三の五ヶ年計画期間が必要だと述べた。





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最終更新日  2007年01月22日 07時24分55秒
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