最近の中国のニュースから

最近の中国のニュースから

2024年07月25日
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​ 前回、大学卒業生の厳しい就職を取り上げたばかりですが、関連記事があったので補足します。以前から力を入れている西武開発に学生を派遣し、当面の就職難を少しでも先送りするようです。在来線だからウィグルまではずいぶん時間がかかります。​

首都の大学生が西部へ:祖国と人民が最も必要とする地方へ行く
 北京西駅で、「西部へ、基層へ、祖国と人民が最も必要とする地方へ行く!」との誓いの言葉が響いた。彼らは北京市の「西部計画」に応募した317人の大学生志願者で、西部で1-3年働く。



もう今年の大学合格者が発表されていますが、就職のよい大学を選ぶ人が増えています。

高得点の大学受験生が職業技術大学へ進学
 杭州の女子学生が入試で602点の高得点で文系も考えたが職業技術大学へ進学した。 浙江機電職業技術大学の就職率が98%で有名企業への就職が多いことに惹かれたという。

大学院生が水産物養殖で頑張っている例も奨励され、こうした起業を奨励しているようです。



 善意で人を助けたら、その相手に「突き飛ばされた」などと言いがかりをつけられ、金品を強請られる事件は昔からあり、私も2018年に書きましたが、そんな人はなくなりません。​​

犯人にされそうになった若者が無罪と分かり、見義勇為の表彰を受けたが、人々は納得しない
 5月14日夜、24歳の楊帆がバイクで走っていて、自転車の老人が転倒、負傷しているのを見て、老人を助け起こし、走っている車を整理し、二次被害に合わないようにした。だが老人の息子がやってくると、親子で楊帆が倒したと責めた。

 警察は調査の結果、老人は自分で転倒し、この若者は無罪だと明らかにした。その結果を受け、5月16日の夜、老人の家族は楊帆に感謝を示し、誤解したことを謝罪した。

 だが多くの人は「若者は、誤解ではなく、恐喝あるいは誣告を受けた」との感想を持ち、SNSに多くの人が、「謝罪だけでは不十分だ」と書き、老人と息子を無罪放免しようとしない。

 当事者同士は和解したのに、外部の人々は満足しないのは恐らく「彭宇」事件の影響から脱却できていないためだろう。

 2006年に南京で彭宇さんが転んだ老人を助け、病院へ送り、老人も感謝したが、後に老人一家が彭宇さんに突き飛ばされたと主張し、13万元の賠償を求めた。裁判所は「本当の正義なら、先ず転倒させた犯人を捕らえるはず」と推測し、彭宇さんを犯人と認定した。

 民法学者がこの裁判は妥当でなかったと分析、不当判決の可能性が高いと指摘したが、その後、こんな場合に自分だったら助けないという意見が大半になり、社会的に大きな影響を与えた。

次は運転手が言いがかりをつけられたのですが、今はスマホがあるのですぐ記録されます。

バスの運転手が酔っぱらって転倒した老人を親切に助けたのに、言いがかりをつけられた?
 最近、ネットに、上海バスの運転手が親切から老人を支えようとしたのに、逆に言いがかりをつけられたとのショートビデオが流された。

 5月26日21時半ごろ、バスが停留所についた時に、酔っ払った乗客(64歳)が下車し転倒、運転手が助け起こした。男は酔っていたが、運転手をつかんで離そうとしなかった。警察が来て、酔いが醒めるのを待って尋問し、事実関係を明らかにして、男に批判教育を行った。









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最終更新日  2024年07月25日 07時36分53秒
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