最近の中国のニュースから

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2024年08月22日
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 もう早入学の話題です。多くの新入生は親元を離れ、新たに学習や生活用品がたくさん必要で金がかかり、親は大変です。卒業後の就職が不透明な時代だから、複雑な心境でしょう。

入学に必要な用品を揃えるのに数万元、親は負担しきれない
 6000元のタブレット、8000元のスマホ、1000元のヘッドフォン、1万元を超えるパソコン・・・、新学年の始まりはまだ先だが、新入生が準備する機器は消費のブームを起こしている。

 だが店が宣伝する新学期に向けた電子機器、文房具、生活用品、寝具などの値段には多くの親に耐えがたく、親の財布は空っぽになる。

 週末に余さんは大学に合格した息子を連れて北京撮影器材城へ行った。「入試の後で、息子にどんなプレゼントが欲しいかと聞くと、新しいカメラが欲しいと言われたからだ」

 息子はこれまで家のミラーレスカメラを使っていたが、古くて、各種性能が十分でないと言い出した。撮影が好きで、入学後は写真部に入りたいというので買ってやることにしたのだった。

 余さんは写真に詳しい友人に話を聞き、フルフレームのミラーレスカメラを買うことにした。

 北京撮影器材城で探すと、息子が気に入ったものが見つかった。値段を聞くと11500元だった。父親がスマホで支払いをしようとした時、息子はまた新しいものを欲しがった。

 息子は店員に写真の効果を出す方法を尋ね、本体にレンズを追加する必要があると知った。息子の欲しそうな顔を見て、父親は4000元以上もするレンズを追加するしかなかった。

 息子は満足したが、余さんは1ヶ月分の給料をつぎ込んだ。「息子にはお金の概念がない。今後まだスマホやパソコンなど大物が待っていて、息子の要求通りに買ってやるのは耐え難くなる」

今の子供は一人っ子が多く、甘やかされて育ったので、経済観念が余りありません。

「211」大学は中国の重点大学で112校あります。非常に多く見えますが、大学と名の付く学校は3000以上あり、上位の大学ですから、合格すればとても喜ぶでしょう。

 陳さんは、息子が「211」大学に合格した喜びが過ぎる前に、早くも息子と入学に必要な用品で対立が起きた。導火線は息子が入学用品を一式揃えたいと言い始めたからだった。

 「息子が合格した時は一家でとても喜んだが、息子から渡された「入学用品」リストを見て、不愉快になった」、陳さんと夫は共に出稼ぎ族で、月収は合わせて1万元ちょっと、それに親の扶養もあり、全く余裕がない。

 「息子が中学に入った時は歯を食いしばって有名ブランドのタブレットを買ってやりました。今度は同じブランドのスマホ、ノートパソコン、ヘッドフォンがいると言うのです」

 ブランドを揃えると便利だが高くなる。リスト全部では1万5000元以上、さらに学費、生活費、生活用品もいる。しかも息子のスマホは去年買ったばかり、無駄遣いとしか思えない。

入学式がすごく早いように見えますが、授業が始まる前に軍事訓練があるのです。また中国は英才教育に熱心ですから、超有名大学に14歳という日本では考えられない新入生がいます。

清華大学で入学式を挙行:校長は「厚徳」をキーワードとして新入生に挨拶
 清華大学は8月15日に入学式を行い、3800余人が参加した。校長は校訓の「厚徳」をキーワードに、新入生に高潔な品格を養い、時代の重任を引受け、誠実で謙遜の心を保つよう激励した。

 新入生は大学入試、基礎強化計画、自強計画など10余種類の入学方法で選ばれた。その中には数学、物理で突出した能力を持つ人を190人受け入れたが、年齢わずか14歳の人がいた。

 その14歳の学生張芸瑄は望遠鏡を持って講演台を見た。彼は先天性白皮症で視力が非常に悪く、日常の学習で望遠鏡で板書の文字を読む。それでこの入学式にも望遠鏡を持って来た。

 「私の父母も分会場でこの式典を見ています。彼らは私の成長に非常な努力をしてくれました。私も大学生活に非常に期待しています」





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最終更新日  2024年08月22日 07時56分22秒
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